buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

W曲線

2010年12月11日 | おもちゃ箱




私の学生たち(留学生)が口を揃えて主張するのは
「3ヶ月目と6ヶ月目、3年目の危機」についてです。
どうも留学生たちは、周期的にちょうどそのころ、ホームシックにかかるようなのです。
日本に来たばかりのときはもっとも気持ちが高揚しているときです。
新しい環境にみんな浮き浮きとした気分です。
ところが、日本の生活にじょじょに違和感を感じてくる3ヶ月目、
最初の寂しさが襲ってくるのだそうです。
その後、異文化に適応するに従って立ち直り、また落ち込み、、、


これを異文化適応のW曲線、というのだそうですが、、、、
(現在はこれがスパイラル状だという話です)

実は上海留学中の我が家の長男もどうやらホームシックみたいで
このW曲線にはまったようです。

落ち込んでいるときに、何か声をかけてあげる、
話を聞いてあげる、、、などのちょっとした気遣いで
留学生はかなり回復するようなのですが、、、。


これは普通の人たちが困難に突き当たったときと同じかもしれませんね。





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友人の就職

2010年12月11日 | お仕事いろいろ



2歳の子どもあり。
外国人。
ただし、有名大学大学院卒。仕事の経験あり。
東京在住。

彼女の就職が決まりました。
外国向けの雑誌を編集する会社にです。
仕事は日本語を中国語に翻訳。

150人以上の応募に2人の採用。
たいしたものです。
お給料も悪くありません。

ただ、
親子にとってはこれからはまた大変な日々です。
朝早く保育園に子どもを連れて行き、
夜7時過ぎにピックアップ。

一方で彼女の前には明るい未来が広がっているように思います。
『子ども手当も7000円アップするみたいだし、
運がいいのかな~。』と嬉しそうに言っていました。

ほんとうによかったね~。

あ、、、でも。
彼女は私の中国語の先生です、、、。
だから、結果的に私はとっても素敵な先生を失うことになってしまいました、、、、。







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クラシックとジャズ~FOURPLAY with New Japan Philharmonic

2010年12月10日 | 本・映画・音楽・美術のページ



『FOURPLAY』は91年にデビューして以来、ヒュージョン~コンテンポラリージャズを
代表するグループです。
メンバーはキーボードのボブ・ジェームス、ベーシストでボーカルのネーザン・イースト
ドラマーのハービー・メイソン、そして親友のギタリストチャック・ローブ。

今日はすみだトリフォニーホールでこの『FOURPLAY』が新日本フィルハーモニーとコラボしました。

これまでもジャズとロック
ブラジリアンとジャズが融合して、音楽に新しい分野を創り出してきました。
今回はフュージョンとクラシック。
まさに『融合』ですね、、、。

場所もオーケストラがメインに使用する音響設備の整った大ホール。
聴衆はほとんどが「FOURPLAY』のファンです。
新日本フィルにとっては、今回が2回目のヒュージョングループとのコラボだということです。
まれな組み合わせ。
そこから生まれる、ちょっと独特なサウンド。
演奏途中での拍手。
最後のスタンディングオベーション。
ビックバンドの指揮者のようなオーケストラのノリのよいコンダクター
今日のコンサートは聴いている人を十分楽しませてくれたと思います。


ユニークなコラボ。
私の身の回りにも、今日のコンサートのようなおもしろいコラボがありそうです。

今日も夫と一緒に出かけました。
夫は25年ほどバンド活動を続けています。
隣でリズムにノリノリでしたが、、、
私の方は3曲目から第1部の最後まで熟睡。
『今日もけっこう早く寝てたね。』と言われてしまいました。








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晩秋の浜離宮恩賜公園

2010年12月08日 | 授業




学生と一緒に浜離宮恩賜公園に行きました。
場所は汐留駅から徒歩5、6分。
都会の中の静かな公園です。









この公園は大名庭園で特別名勝として登録されています。
海水を引き入れた汐入の池や2つのかも場、そして300年の松が見事です。









すでに晩秋。
でも、まだまだ紅葉が残っていました。






ちょっとだけ残念なのは汐留の再開発地域。
公園の周りはぐるっと高層ビルが建ち並んでいます。







でも、ちょっといいお散歩ができました。









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自分より若いとちょっと、、と感じるとき

2010年12月05日 | お仕事いろいろ

以前、病院に入院して簡単な手術を受けたことがあります。
その時の担当の先生は医長でしたが、
実際に手術をしたのはとっても若い研修中かと思われるお医者様でした。

、、、だいじょうぶかな~、、、
その人のキャリアを考えて、心配になりました。


私の英語の先生は20代。ネイティブです。
よくトレーニングされた先生だと思います。
年齢が若くても、安心できます。
やはり語学のプロなのですから。
(それに命や健康には直接関係ありません)

ただし、小、中、高校の教員はどうでしょうか?
一概に自分より若いから×、、、とも言えません。


料理人。
若くても天才的なセンスの持ち主がいます。
実力の世界なので、おいしくなければお客さんはつきません。
年齢よりもスキルが必要かも。

デザイナーも同じ、、、。
(靴)職人。
これはドイツのマイスター(親方、熟練者)ゲゼレ(職人)の制度を参考にすると
ある程度のキャリアが必要だとわかります。ゲゼレは20代から
マイスターになるには10年以上のキャリアと技術、専門知識の試験に合格することが
必要です。


カウンセラー(時に命にかかわる)
人のこころを扱う人にはやはり注意が必要です。
子育てをしていない人に『子どものこと』を相談する気にはちょっとなれません。
やはり経験、というものは大切だと思うのです。

別のブログで20代のキャリアコンサルタントに40代の転職希望者が相談できるか、
という記事を見ました。

http://news.livedoor.com/article/detail/5186022/

確かに、、、。
大学を出てから数年の人に20年以上の仕事のキャリアを持つ人は相談しにくいでしょう。
ただし、情報などを得る場合などは大丈夫かもしれません。


命や精神的な安定に関わる場合
私はやっぱり自分よりかなり若い人だと、ちょっと心配です。









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ボランティアカウンセラー

2010年12月04日 | ボランティア



ボランティアで始めた中国語関係の相談の相手があれよあれよという間に、3法人になりました。
スカイプを活用、ということもあり
現在、関東のある県と東北、関西圏の3つの場所から相談を受けています。

先日、わざわざ東北地方のある法人の役員が私の仕事場まで訪ねて来てくださいました。
ここは中国語を母語とする社員を数名抱えているのです。
日本人社員に対してはキャリアコンサルタントなどの活用のシステムがあるようですが、
外国人社員がいつでも母語で自由に相談できるように、
外国語での相談を委託したいということでした。

その役員の方のお話によると、まだまだ、外国人労働者のための相談システムというのは
確立されてなく、
東北でコンサルタントを捜したが、見つからず、結局東京で探すことになった、
とのことでした。
実際には外国人のみならず、その上司の日本人の相談も受けることになります。

長い間、中国と関わってきましたが、こんな形で中国人留学生、ビジネスマンのために
何かできるとは、、この年齢になって嬉しい限りです。







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この音楽がすごい

2010年12月03日 | 本・映画・音楽・美術のページ
麹町の紀尾井ホールで行われたジュリアーノ・カルミニョーラとヴェニスバロック
オーケストラの古楽器コンサートに行ってきました。

このコンサートは、夫が今年の4月に売り出された直後に申し込んだものです。
席は1列の中央16番と17番。
繊細で澄んだ音の古楽器のコンサートをまじかで楽しむには絶好の席です。

久しぶりに感動してこころから拍手をしたコンサートでした。
今回はほとんどがヴィバルディの楽曲でしたが、その演奏は
挑戦的で,ある意味過激、、、前向きな音に魅了される2時間15分でした。
古楽器のコンサートでここまで心を動かされたことって、かつてなかったように思います。

私にとってクラシックのコンサートは数分で睡魔に襲われる
(ほとんどが仕事のあとなので)心地よい空間と時間だったのですが、、、。

カルミニョーラと共演したヴェニスバロックオーケストラは
古楽器オーケストラとしては超一流の実力を誇っているのだそうです。
リュートとチェンバロ、チェロの奏者がとっても目立っていました。
例えば、ヴィバルディの『四季』を古楽器で演奏する場合、
リュートがとても大切な音を担っていることを、初めて今回のコンサートを『見て』
知りました。


夫は以前から古楽器コンサートのファン。
今年初めには、(クラシックはあまり好きではない)子ども二人を連れて古楽器コンサートに行っています。

コンサートでは必ず一枚CDを購入、しっかりサインをもらい、演奏者にひと言質問したり
感想を述べたりしています。
いつも、それはすごいな~、と思うのです。

子どもの手が離れ、今年は二人でコンサートに行く機会が増えたように思います。
でも私が睡魔に打ち勝ったクラシックコンサートは今年初めて。
通算1勝5敗です。

それだけカルミニョーラの演奏が「ものすごかった!」ということを
(変な話ですが)私は確信しているのです。






写真は紀尾井ホールとホールの中のクリスマスツリー




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