buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

この音楽がすごい

2010年12月03日 | 本・映画・音楽・美術のページ
麹町の紀尾井ホールで行われたジュリアーノ・カルミニョーラとヴェニスバロック
オーケストラの古楽器コンサートに行ってきました。

このコンサートは、夫が今年の4月に売り出された直後に申し込んだものです。
席は1列の中央16番と17番。
繊細で澄んだ音の古楽器のコンサートをまじかで楽しむには絶好の席です。

久しぶりに感動してこころから拍手をしたコンサートでした。
今回はほとんどがヴィバルディの楽曲でしたが、その演奏は
挑戦的で,ある意味過激、、、前向きな音に魅了される2時間15分でした。
古楽器のコンサートでここまで心を動かされたことって、かつてなかったように思います。

私にとってクラシックのコンサートは数分で睡魔に襲われる
(ほとんどが仕事のあとなので)心地よい空間と時間だったのですが、、、。

カルミニョーラと共演したヴェニスバロックオーケストラは
古楽器オーケストラとしては超一流の実力を誇っているのだそうです。
リュートとチェンバロ、チェロの奏者がとっても目立っていました。
例えば、ヴィバルディの『四季』を古楽器で演奏する場合、
リュートがとても大切な音を担っていることを、初めて今回のコンサートを『見て』
知りました。


夫は以前から古楽器コンサートのファン。
今年初めには、(クラシックはあまり好きではない)子ども二人を連れて古楽器コンサートに行っています。

コンサートでは必ず一枚CDを購入、しっかりサインをもらい、演奏者にひと言質問したり
感想を述べたりしています。
いつも、それはすごいな~、と思うのです。

子どもの手が離れ、今年は二人でコンサートに行く機会が増えたように思います。
でも私が睡魔に打ち勝ったクラシックコンサートは今年初めて。
通算1勝5敗です。

それだけカルミニョーラの演奏が「ものすごかった!」ということを
(変な話ですが)私は確信しているのです。






写真は紀尾井ホールとホールの中のクリスマスツリー




にほんブログ村 子育てブログ 高校生以上の子へblogram投票ボタン