buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

通訳お疲れ物語@私の進む道

2008年12月30日 | お仕事いろいろ
先日、クリスマスディナーをごちそうになったA弁護士から緊急連絡
この年末に!と思うのですが、高い夕食をごちそうになってしまっているので、行かないわけにはいきません
朝9時、家族に家の大掃除を任せて、大手町の事務所に向かいました

ちょっとした通訳と中国語の書類のチェック。年末だから人を頼めなかったようです
2時間ほどで終わりました

A弁護士は4代目の華僑、でも中国語は話せません
日本の学校に通い、T大在学中に司法試験に合格、途中アメリカに留学していた、、つまりエリートです
ほぼ同年代(ちょっぴりお腹の出て来るそら豆の年代です)
ふだん、刑事事件を扱わないのですが、『中国語は話せなくても中国人の血が流れている』からと
ボランティア(ライフワーク)のように中国人の事件を引き受けたりします

司法通訳をしていた時に知り合い、何か気があって
いくつかの事件(中国人が関係した強盗傷害、殺人)を一緒に担当し、
(私にとっては)危ない橋も渡りました

ちょうど30代後半から40代前半、すごい経験をさせてもらいました
またこのときの経験が、今の私の仕事にも本当に役に立っている、そう感じます
厳しい人ですが、人間的な魅力にあふれる弁護士さんです

仕事が終わってお茶をすすりながら
『また、来年から仕事手伝ってもらえないかな、、』と控え目のお願いがありましたが、、、

もう前のような体力と気力がないのが今の私
『緊急のときなら、いつでも手伝いますから』と申し訳ない気持ちでいっぱいになりながらも
お断りしました

さて、今私は教師です。
私が教えている学生たちの誰かが、司法通訳の道に進んでくれるといいと思っています
A弁護士のお手伝いができる、若い元気な通訳者を育てることが
私の今進む道だと思います











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サンドラさんのおばあさんのスパゲティ

2008年12月30日 | おもちゃ箱
以前の学生、イタリア人のサンドラさんが
6年ぶりに日本にやってきました

美人で料理がプロ級
実は彼女に出資してもいい、イタリア料理のレストランを開いてごらん
と言ってくださった人までいたのほどです

イタリアに戻ってから、語学力を使って日本の旅行会社J社に勤めていたとのことです
メールの文面から察するところ、彼女の日本語力は全く衰えていないようです

今日はお昼ご飯の時に
サンドラさんに教えてもらった『トマトとバジルの冷製スパゲティー』を作りました
このレシピは実はサンドラさんのおばあさんのもののようです
東京新宿3丁目のイタリアレストラン『イルピッチョーネ』(http://www.il-piccione.com/index.html)で、
以前味わうことができました
シェフが変わってしまったということなので、今はどうなっているでしょうか?

新年、サンドラさんと会うことができそうです
イルピッチョーネに行って、会えなかった6年間の積もり積もる話をしたいな~、と思っています




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