Pa'Lante!(パランテ!)

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iTMSでの購入、ロボットが100曲を突破。

2006-05-04 11:45:10 | Soul / Funk / Dance
iTunes Music Storeでの購入が100曲を突破シマシタ。

パッケージ商品の値段だったら買わなかったと思われる、ビミョーな線上にあるモンが、iTMSで購入したモンの中心ですね、やっぱり。

で、記念すべき(でもないが)100曲目突破はコヤツだ。

ダフト・パンク(Daft Punk)
「Human After All」(2005)

まさか、おフランスのテクノを買うとはiTMSがオープンした時にはま~ったく思っていなかったデスね。最初に買ったのはラブ・アンリミテッド・オーケストラの「愛のテーマ」と寺尾サンの「ルビーの指環」だったし。

で、先日やはりiTMSで購入した「Discovery」(2001)はあまりにポップで、ワタシ的には最高なアルバムだったんで、逆に少し「?」だったんですが、この「Human After All」は、無機的な感覚が強烈になっていて、非常にスバラシイ。
(あ、「Discovery」でポップと言ってもELOのじゃなくて、ダフトパンクのね。)

しっかし、このカッコ良さは、何だかメタルに近い感覚があるンですが、どうなんでしょうね。音的にはま~ったく違うのにね~。ムチャな表現をすると、中期YMOとジューダス・プリースト(メタルゴッド!!!)がごちゃ混ぜになって、アレして、コレしてって感じです。
イヤ、感覚のハナシです。音は違います。

んで、先ほど無機的と書きましたが、単に機械的という感じではなくって、「無機的な肉体が躍動スル」って感じの「無機的」のように思いマス。何ノ事ヤラ、な表現で恐縮でスが、ロウトルなアタクシが聴けるのは、テクノと言えど、肉体的な音楽になっているからなんでしょう。

音楽的な特徴としてスグ気が付くのは、曲の進行の中で「変化」はあってもほとんど「展開」はしないという事すかね。ドラマティックな展開を排除したって感じ。(ドラマティックどころの話じゃなくって、ほとんどループです)
あとはキャッチーなメロディとかもほとんど無しですね。
こういうクールなトコが「Discovery」よりもハードでソリッドに聴こえるトコロなんでしょうね。
とにかくコレはカッコエエです!

特に「Robot Rock」は破壊力抜群。
新しい音楽快楽を探している、ワタシと同じような「古典的音楽」愛好家にはゼヒお勧めしたいと思いますデス。

そして、アナタの経済も、ワタシの財布とイッショに抜群に破壊されまショウ・・・。

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