アーシャ・ボースレー(Asha Bhosle)
『Evergreen Hits Of Asha Bhosle』
インドと言えば音楽映画。
強烈な色と匂いをぶは~っと放つ、インドのポップ・ミュージックを聴きたくなり、映画の中で、歌を吹き替えるプレイバックシンガーの中でも、最も高名な一人、アーシャ・ボースレー(Asha Bhosle)のCDを買ってみました。
ちなみに、もう一人、高名なヒトと言えば、その姉のラタ・マンゲーシュカル(Lata Mangeshkar)ですが、一時のインド映画は、この二人が8割の主題歌を歌っていたとか。(そもそもインドの映画の製作数って、メチャクチャ多い筈ですが、その8割って、マトモじゃないですね。WINDOWS並みの寡占姉妹。恐るべし。)
このCDは1956年~1999年のベスト盤。
56年から99年って、ほとんど半世紀。
当然、二枚組。
収録曲数24曲。
ほとんどが、60年代と70年代の作品。
で、聴いた感想は、「やっぱ、インドはスゲェな~」ですね。
音楽的には、西洋音楽で土台を作り、そこにインドのエッセンスがタップリ混ぜ込まれると言う、往年のニッポン歌謡曲とも共通する作り。基本が西洋音楽の上に成り立っている音楽ですから、普段、ニッポンのポップスや、英語圏のロックなどしか聴かない人でも、コレは全然問題なく理解可能。(好きになるかは別問題。)
インドならではのエッセンスとしてブチ込まれているのは、タブラ(インドのパーカッション)とか、非西洋的な音階とか、あとは、強烈なストリングスとか、そして、何よりも、ナショナルキッドの20倍の高さを揺るぎもせずに飛んで行く、高音ボーカル。うん、こういうのを聴きたかったんだな。
あくまでも、このCDで聴く限りですが、60年代モノまでは、割とアコースティックなサウンド。(アコースティック、と言っても、強烈ですが。)
70年代に入り、エレクトリック楽器が強力に入って来ます。打楽器も、インドならではのモノだけではなくなり、ドラム+コンガ、とか、割とフツーにファンキー。
しかし、そのファンキーなサウンドにプラスされる、エッセンスが凄い。
キメの強烈なパターンとか、電気マイルスから学んだかのようなキース的オルガンとか、凶暴なワウ系ギターとか、歪むほどに咆哮するブラスとか。
これらのエッセンスは、インド特有のイディオムばかりで演奏されている訳ではないんですが、その盛り加減が、コレでもかコノヤロー的な過剰さがあって、その過剰さが多分インド。
今のワタシには、ファンキーさと、このブッ飛びの過剰さがツボ。
ハッキリ申しまして、インドのポップ・ミュージックにはハマりそうです。
ちなみに、ワタシが買った盤は、UK盤とかではなく、正しくもインド盤ですが、当然の如く擦りキズだらけ。レーベルの印刷も少しハゲてるし、ジャケもシワが寄っておりました。
やはり未知の感覚がありますね。
次はダレール・メヘンディだ!
ポチっとよろしくね
『Evergreen Hits Of Asha Bhosle』
インドと言えば音楽映画。
強烈な色と匂いをぶは~っと放つ、インドのポップ・ミュージックを聴きたくなり、映画の中で、歌を吹き替えるプレイバックシンガーの中でも、最も高名な一人、アーシャ・ボースレー(Asha Bhosle)のCDを買ってみました。
ちなみに、もう一人、高名なヒトと言えば、その姉のラタ・マンゲーシュカル(Lata Mangeshkar)ですが、一時のインド映画は、この二人が8割の主題歌を歌っていたとか。(そもそもインドの映画の製作数って、メチャクチャ多い筈ですが、その8割って、マトモじゃないですね。WINDOWS並みの寡占姉妹。恐るべし。)
このCDは1956年~1999年のベスト盤。
56年から99年って、ほとんど半世紀。
当然、二枚組。
収録曲数24曲。
ほとんどが、60年代と70年代の作品。
で、聴いた感想は、「やっぱ、インドはスゲェな~」ですね。
音楽的には、西洋音楽で土台を作り、そこにインドのエッセンスがタップリ混ぜ込まれると言う、往年のニッポン歌謡曲とも共通する作り。基本が西洋音楽の上に成り立っている音楽ですから、普段、ニッポンのポップスや、英語圏のロックなどしか聴かない人でも、コレは全然問題なく理解可能。(好きになるかは別問題。)
インドならではのエッセンスとしてブチ込まれているのは、タブラ(インドのパーカッション)とか、非西洋的な音階とか、あとは、強烈なストリングスとか、そして、何よりも、ナショナルキッドの20倍の高さを揺るぎもせずに飛んで行く、高音ボーカル。うん、こういうのを聴きたかったんだな。
あくまでも、このCDで聴く限りですが、60年代モノまでは、割とアコースティックなサウンド。(アコースティック、と言っても、強烈ですが。)
70年代に入り、エレクトリック楽器が強力に入って来ます。打楽器も、インドならではのモノだけではなくなり、ドラム+コンガ、とか、割とフツーにファンキー。
しかし、そのファンキーなサウンドにプラスされる、エッセンスが凄い。
キメの強烈なパターンとか、電気マイルスから学んだかのようなキース的オルガンとか、凶暴なワウ系ギターとか、歪むほどに咆哮するブラスとか。
これらのエッセンスは、インド特有のイディオムばかりで演奏されている訳ではないんですが、その盛り加減が、コレでもかコノヤロー的な過剰さがあって、その過剰さが多分インド。
今のワタシには、ファンキーさと、このブッ飛びの過剰さがツボ。
ハッキリ申しまして、インドのポップ・ミュージックにはハマりそうです。
ちなみに、ワタシが買った盤は、UK盤とかではなく、正しくもインド盤ですが、当然の如く擦りキズだらけ。レーベルの印刷も少しハゲてるし、ジャケもシワが寄っておりました。
やはり未知の感覚がありますね。
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