岩崎宏美
『パンドラの小箱』(1978)
筒美京平ファンキー・ディスコ歌謡。
岩崎宏美サンの、「抜き」のセンスが抜群で、
ベロシティのコントロールが絶妙なヴォーカル。
この、天才的な才能が二つ相俟って、
スバラシイ仕上がりのアルバムっス。
基本、文句はありません。
でも、期待値が高過ぎたか。
個人的な好みの問題ですかね。
もう少し、あと2割程度、高音にメロディを、
タイトに集中させて頂ければ、最高だったと思います。
と、言っても、まぁ、やっぱり、最高の部類に違いはアリマセンなぁ。
高密度ベース、キメの揃ったストリングス、空気を震わすパーカッション。
その他、全部、アレンジも完璧。演奏も完璧。ヴォーカルも完璧。
アイドル歌謡ポップスがこのレベルの高さですよ。
今じゃ考えられないデスね。
やはり70年代後半は、歌謡ポップスの黄金時代だったと思います。
その中でも、岩崎宏美サンのアルバムは集めねばならない気がしてます。
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