Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

Cornell Dupree『Teasin'』(1974)

2007-07-02 22:19:14 | Jazz / Cross Over
ご存知、R&B~クロス・オーヴァーに於ける最高のギタリスト。
コーネル御大のソロ・アルバム。
今まで、気になって居たのですが、昨日、遂に買いました。

コーネル・デュプリー(Cornell Dupree)
『Teasin'』(1974)

ファンキー。
レイドバック。
アーシー。
アーバン。
タイト。
スピリチュアル。
ブルージー。

言う事ナシね。
最高。
ほし、いつっつデス。

曲は、ゆったり感のある16ビート系が3曲。
速めのブルース方向が2曲。
8分の6とか8分の12とかの遅いブルース方向が3曲。

最終的には遅めのブルース方向が効いて来るのかもしれません。

が、全部イイぞ。

サウンド的には、70年代然りとした、クラヴィ、しかもレスリー・スピーカ通してたりとか、イメージに相違して、エラくタイトなブラス・アンサンブルとか、あと、隙間だらけの、org + b + ds のアンサンブルとか、そういうトコロに、コーネル御大の、あの、空気を包み込んだような絶妙のギターのカッティングが乗る訳ですね。たまらんの~。

それにしても、一つ一つのフレーズが天才過ぎデスね。
テクニック的には、全く凄い事はやってないし、派手に耳を奪うようなトコロは、ほぼ、ナイ。
でも、逆に、耳を離せるトコロも全くナイですね。
全部、絶妙。

このプレイは、プレイヤーであれば、どんな楽器のヒトでも参考に、ってか、圧倒的なお手本になる筈。聴かせるプレイの真髄ですね。

ってコトは、聴く側にとっても真髄ってコトでサ。
とにかく聴くべぇ。
まぁ、ホント、効くから。

にほんブログ村 音楽ブログ PV・CDレビューへ ←クリックお願いします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする