Pa'Lante!(パランテ!)

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Marlena Shaw『Acting Up』(1978)

2007-05-12 09:43:37 | Soul / Funk / Dance
マリーナ・ショウ(Marlena Shaw)
『Acting Up』(1978)

アタクシ、デジタルな音楽も聴きますが、究極的に好きなのは、「熟達したスリリングな人力演奏の上に、強力にグルーヴする深いヴォーカルが乗る」と言ったタイプの音楽なんデス。ンな訳だから、ここらのアルバムは大好物だったりシマス。

ご存知、マリーナ・ショウ。
1975年の『Who Is This Bitch, Anyway?』のが、有名って言えば有名でしょうが、ンで、アルバム単位でみたら、アチラの方が質が高いってコトは確かだと思いますが、ひとつひとつの曲や、ヴォーカルのグルーヴって事で言えば、『Sweet Beginnings』(1977)とか、このアルバムとかも相当スバラシイ。
ま、強いてこのアルバムの弱点を言うならば、曲によってはアレンジが少々安い方向へ行く事がアル、と言う事でしょうが、その差を、ドラえもんに例えると、ライオン仮面とオシシ仮面くらいの差でしょうから、まぁ、気になさらずお聴き頂きたい。

特に好きなのが「Rhythm Of Love」という曲。
BPMが84くらいのゆったりとした16ビートに乗って、べースが刻む細かい音符とレガートで出来たグルーヴが何と言っても美味。このベースのパターンは、リズム人間は絶対に好きな筈。もう、コレだけで踊れる音楽になるコトが保証されているってな感じのグルーヴ。
そこに、隙間を埋め過ぎない絶妙な音数と厚みで、カウベル、コンガ、そんでチャカチャカ系のギター。
ホーンはバリトンなんかも活かしつつ分厚く、でも軽やかにカウンター入れてくれるし、そんで、更にベルベットなストリングスですよ。
結果としては、ゆったりとしながら、タイトで密でもある絶妙サウンドが出来上がる訳ですね。
ハッキリ言って無敵サウンドです。
当然、ヴォーカルのグルーヴも一級品なんで、無敵中の無敵な曲になってマス。

そんな訳で、「どうやら無敵がオレを呼んでるらしいぜ。」(ソレは、霧笛、デスが・・・)とか言いながらコノ曲を聴く時間は、至福の時間になるンですな。

他の曲も、中々にイケてますから、買っておいて損はしません。
見つけたら買っておくというコトで、どうぞヨロシク、一つ、ハイ。


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