Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

ダヴィッド・サンチェスにも吹き飛ばされる。

2006-03-09 08:00:53 | Latin Jazz
ダヴィッド・サンチェス(David Sanchez)
「Melaza」(2000)

この間、コレ聴いていたら、7曲目の「Puerto San Juan」に、カナリ吹き飛ばされましたん。

まぁ、1960年代のモード・ジャズやら新主流派みたいな感覚で聴けるアルバムですが、ラテン・ジャズだし、リズムは豊穣を通りこして、マサに洪水状況。
コレはかなり激流下りみたいでスリルだらけな一枚ですね。

まぁ、音楽に対峙して聴こうとすると、無理かもしれませんが、音楽の中に入って聴けば、この感覚は分かりますでしょう。ホントに激流下りです。

やはり、聴くときのポイントは、無我の境地で聴く事でしょうかね~。
というか、聴いている時に「我」が残っていたら、楽しめてねぇんだべなぁ、と思ったりもします。

最後の「Orbitanoo」も、イキナリのカッコよさ。
メカニカルというか、幾何学的なリフにからむ、打楽器の洪水!
そこに切り込んだり、漂ったりする、上モノ達!
後半のコンガ・ソロ!!!
ココは、ほんと凄いぞ!!!
コンガが、って言うより、このコンガ・ソロを含む空間全体の空気!!!
スンげ!!!

ホント、聴けば聴くほどに、気持ちよくって、スリル、マウンテンな一枚ですワ。

う~む。8時じゃねぇか。
予定外で、遅刻しそうだ。
コメント (2)
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「ジャズ構造改革」だそうデス。

2006-03-09 01:13:34 | Jazz / Cross Over
こんつわ。

およそ10年振りにジャズ本を買いました。
これですワ。

  ↓

後藤雅洋・中山康樹・村井康司「ジャズ構造改革」(彩流社、2006)

えぇ、鼎談集デスね。
あと、ココに岩浪洋三氏と寺島靖国氏が居れば、確実に収拾がツカナクなってもっとオモシロカッタだろうに、とか思いますが、まぁ、メンツを見て想像がツクように、数々の暴言が飛び交う、ナカナカにエグい本です。ジャズ関連のブログやらHPでも物議を醸すんでしょうね~。
読み物としてはかなりオモシロイです。

内容に関しては、ワタシとしても、100%は賛同しかねる発言も多々あるし、拍手したくなるような発言もあるし、とにかく刺激の多い鼎談集デス。

もう少しワタシとして消化したら、内容について触れるかもしれませんが、今のトコロは何とも・・・、です。
まぁ、ジャズ好きなら読んでみても良い本だとは思います。

あと、音楽に就いて文章を書く、という事に関するハナシも色々話されていて、実はそこらへんがワタシには面白かった。まぁ、どっちかというと、ジャズについてより、ジャズを取り巻く状況についての話の方が、な~るへそ(1970年代的表現)な本でありました。

ホンじゃ、また。
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