Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

オレの長年の疑問は戸越銀座で「なるヘソ」と言って氷解した。

2006-03-13 23:05:51 | Jazz / Cross Over
今日は中々にコーフンした一日となりました。

何でかって言うと、ようやく、モードってモノが「体感として」分かったのヨん!
めでたしメデタシなんでありますが、えぇ、またしても、コレに一役買ったのは、我がiPod3号(別名「V3」)であります。
偉いゾ、3号!V3!

えぇとですね。
ここ数日来、アタクシは菊地成孔氏の「東京大学のアルバート・アイラー」という本を読んでいたのでありますが、コレが中々に面白くってですね。
何の本かというと、簡単に言うとジャズ史なんでして、まぁ、奏法面での変化を歴史的に辿っていくという、簡単に言うと、そういう本なんでありますが、本日は第六章を読んでおりましてですね、そしたら、緑が丘を過ぎたあたりで、マイルズ・デイヴィスのカノ有名な「Kind Of Blue」(1959)に言及した箇所に一気に突入したんですが、そしたら、我がV3号も僅かに3秒おいて「So What」を掛け始めたんですワ。(「Kind Of Blue」の一曲目ね。)
いや~、ウマイ!
と、アタシャ言いましたよ。(ココロの中で)
そういう訳で、聴きつつ、読みつつ、立体学習ですよ。
したっけ、旗の台あたりで、5曲目の「Flamenco Sketches」について言及されていたんですが、ココが分かりやすかった!
という事で、言及されていた箇所をなぞりつつ、「Flamenco Sketches」を聴いたのよ。そしたら、やっと体感した!
そういうコトだったのかモード奏法!
オレの長年の疑問は戸越銀座で一気に氷解した!



と思ったら、我がV3号は次に、ウェザー・リポートの「Mysterious Traveller」(1974)から「Cucumber Slumber」をカケやがった。
なんとまぁ、理解した瞬間に試してきやがったのヨ、V3めが!
オレは、「くぅ~。」とか、言いましたよ。(ココロの中で)
な、な、な、なるヘソ!
これも、モードだったのか!
チキショー、そういうコトか!
とか思って聴くしか、もう、ないんですが、そうなってしまうと、コレがまたいいんですワ!
まぁ、コノ曲とか「Nubian Sundance」みたいな圧倒的なリズムの曲も、そんなコトで聴き方が一気に広がりまして、「更に倍!」なんですが、今まで、イマイチ楽しめてなかった曲も、コレカラはドンドン行けそうでアリマス。



ココらへんのアルバムも今まで、リズムと色彩でしか楽しんでなかったような気がするが、コレでもっと楽しみが増える!万歳!
ウン、早速明日から、モーダルと言われるジャズの掘り直しだな。

ちなみに、「東京大学のアルバート・アイラー」は続編(というか後期分)が、間もなく発売のようですね。
そッチも買うぞ。
チキショーめ。
コメント (6)
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