JAZZ SINGER REIKO OSHIBUCHI 押淵玲子オフィシャルブログ

福岡で活動しているSINGERです。乳がん闘病中(再発転移あり)の事や、音楽の事など。
そして、趣味の着物リメイクなど

When A Man Loves A Woman

2016-03-26 11:44:31 | 日記
私のライブでは、たった1回しか歌わないという
プレミア曲というのが多いのだが
何回も登場する曲ももちろんある。

その1曲が「When a man loves a woman」

その昔パーシー・スレッジがヒットさせた曲だ。

この曲を知ったきっかけは
ずっと私がそっくりだと言われているベット・ミドラー主演の
「The Rose」という映画。
ジャニス・ソプリンをモデルとした映画で
そのライブシーンが凄かった。
実際にベットがライブを行っての撮影だったというが
とにかく、クオリティの高さというか熱気というか
ライブシーンだけでも感動して涙が出るくらいだった。

その中で歌っていたのが「When a man loves a woman」

確か大学生の時だった。
そして、同時期にこれで「!」と来たのかどうかわからないが
サントリー角のCMで
ピアノバーで三宅一生が飲んでいる
黒人の女性が弾き語りでこの曲を歌っている、という。。。。
おお!!
しぶい!かっこいい!すてき!

という事で、即レパートリーに入れた記憶がある。

私は当時三宮からずっと上へあがったところにあるピアノバーで弾き語りしていたが
これを最初に歌った時に
オジサマたちから沢山チップを頂いた。
「おお~~~~~~!!!!!」と
それ以後、毎回というわけにいかないが
いつもこの曲のリクエストが来た。

その後、何となくこの曲を歌うような雰囲気の所で演奏する機会がなくて
(何しろ、小さい店だと私の声はでかすぎるから)
大きなラウンジや
ジャズクラブでの仕事をやるようになって
再度、この曲を演奏するようになった。

ジャズクラブやラウンジでも
私の顔を見ると「あの曲、お願い」と言われるくらい
私のレパートリーとして定着。
専門学校でこの曲をちらっと歌ったが
生徒たちは少し時間が余ると
「先生、あの曲歌って!」とリクエストするようになった。

今はルーチンワークの仕事をしていないが
ある程度の広さのあるお店でのライブには
結構、頻繁に登場する。
きっと内容も、曲調も
私の声とか、根本的に私が追及しているテーマに合っているのだろうと思う。

今回のライブのテーマは「嘘」

この曲の中でも
男をだます悪い女が居て
嘘だらけなのに、男は彼女の事を心底信じて
彼女の為なら全てをささげる
全てを捨てる
彼は純粋に彼女を愛している。
どんなに傷ついても、彼女を愛している。
何故なら、彼女が彼の全てだから
という
「騙された男」が登場する。

でも、嘘でも信じていれば彼にとっては真実なのだ。。。
(ん?フライヤー裏のベースの人の作文に似てきたな)

いつ聴いても感激していただける1曲だと思います。
どうぞ、楽しみにしていてください。


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