JAZZ SINGER REIKO OSHIBUCHI 押淵玲子オフィシャルブログ

福岡で活動しているSINGERです。乳がん闘病中(再発転移あり)の事や、音楽の事など。
そして、趣味の着物リメイクなど

曲の組み立て

2013-08-04 12:03:26 | 日記
ライブの場合
曲が決まって、楽譜が出来上がると8割がた作業は済みます。

大体の場合はですね。

企画ライブの場合は
その曲の決定というのに時間がかかります。
全体としてのストーリーに
曲の内容が付かず離れずでまっちしているのか。
曲全体の醸し出す空気があっているのか
という点でも考えねばならないし
リズムを変えてみたり
仕掛けを変えてみたり・・・。

自分の得意ナンバーで構成するライブでは
この曲の子のアレンジが一番良かったとか、歌いやすかったとか
お気に入りのナンバーがずらっと揃いますが

企画ライブの場合は
ちょっと苦手かもナンバーも入ります。
苦手意識でちゃんと練習していなかったり
全くの新曲をアレンジしたり
なんてのも色々あります。

もちろん、ANIME-JAZZは全曲アレンジものなので
そりゃあもうドキドキです。

今回は芝居の台本が出来上がってからの選曲になりました。
それまでは娘とだったので
一緒に同時に作り上げていく感じでしたが
「芝居」の一部としての音楽ということで
結構頭はフル回転でした。

1曲1曲にストーリーがある曲ですが
これが語り過ぎてもいけないわけで
でも、歌で盛り上がっておかないと、何だか平坦になるみたいなので。

大体の流れを崩さずに
色んな曲を取り入れて
色んなリズムも取り入れてみようか。
曲を選ぶのと同時に
どういうアレンジにするのかも考えます。

今回は「レコード」の中の音楽という設定なので
ライブ盤というものを研究しました。

イントロ、エンディング・・・
結構どれもシンプルなのですよ。
スタジオ録音されたものの方が凝っています。
それに、フェイドアウトが多い。
これは1曲終わると必ず数秒間の空白部分があり
それからMCがあったり、次の曲があったり
まあ、色々なのですが
段々遅くなって、フェルマータで伸ばしてジャーーーーンって終わるものが殆ど。
今回、色々短時間で聞いて
新しい発見でしたね。
そうだったんだ!

まあ、それだけではないけれど
こんかいは、そういうものも意識して
曲を構成しています。

演劇の方の進み具合は
ほぼ出来上がっているようです。
私はちょっとわかりませんが・・・・
何しろ、やっぱり世界観が違うので
ちらっと見ただけでは判らないわけです。
来週。通しがあるので、その時になるほど、と思うのだと思います。

さて、こんな具合です。
とうとう来週の11日ですよ。
皆さん、開けておいてくださいね。

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