フェソロデックス4回目

今日は私の治療日でした。
あ～～～今夜からお尻が痛くて眠れないんだろうなぁ。
眠れませんでしたよ、というと
え？そんなに痛い？って感じでしたが
先生は打たないもんね。

今日はずっと無駄だと思って聞かなかった質問をぶつけてみました。
「私は肺転移しても乳がんの転移なら10年は生きられるんじゃないか、と
そういう気持ちで色んな企画を立ててたのですが、甘いですか？」
「う～～～～・・・・・ん、僕は何とも答えられないんだけど」
「いや、それは判ってはいるんです。余命とか1年切ってきたらだいたい判るけどって話も。
でも、CDとか準備期間がいるものに関しては、どれくらいできるのかな？と。
肺がん騒ぎですっかり飛んでましたけど、乳がんが肺転移してからみんなどれくらい生きてるだろう？
調べたら結構短いんです。5年以内ですね。たまーに10年選手がいますが。
5年ならそういう気持ちで、ちょっと巻き気味で仕事を勧めないといけないかな？と」
「そうだね。まあ、気持ちはわかるんだけど。
運が良くて転移してから10年くらい生きてる人もいれば
あっという間に進行して天に召されていく人もいて判らない。
だけど、ホルモン治療が出来るってことは、まだ良い方だということ。
積極的な治療がまだ試せるってことだからね。
でも、僕は10年先を見て治療してるわけじゃないんだよね。」
「じゃ、やっぱり10年って甘いってことですか？」
「そうではないかもしれない。
前に使っていた薬も2年間効いていたわけだし
今度の薬も長く効くかもしれないし」
「え？2年って長いんですか？今の薬はどれくらい使用するんですか？」
「うん、2年は長いね。今の薬も効いていればエンドレスだよ」
「私は2～3年くらい効いてくれるんじゃないか、とか思ってたんですが？」
「あ～～～それなら本当にいいよね。
だけど、だいたいホルモン治療薬って1年くらいか1年ちょっとかな？」
「じゃあ、その後はどうなるんです？」
「まだ打てる手がないわけじゃなくて
別の抗がん剤をするとか、そういうことになってくる」
「そうかぁ、やっぱり私は考えが甘かったかなぁ？」
「でも、今は症状として悪い事は何もないし
一般状態も良いし、長期的な事だけじゃなくて
短中期的な計画も同時に立ててたらいいんじゃないかな？」
「本当に私はライブでも申しましたが、死んじゃうって気がしないんですね。
そんな風にも見えないし、何事もなければ10年くらい歌えると思ってるし
急にガクッとくるって感じなんですかね？
聞かれても困られると思いますけど・・・」
「貴方が変わらずに元気で、それまでいっぱいいっぱい歌おう、と
そう思う事が寿命を延ばすことかもしれないし
僕もそうやっていられるようにしてあげようと思ってるから・・」云々

やっぱり状況は思ったより厳しい。

生きられると信じているけれど
もしかしたらダメかも、と思う気持ちもあって

父と母が大変になる時期に
私も大変になるのかな？
どっちをとるんだろう？
私は最後まで歌えるものなら歌っていたいと思う。
（声が出なくなったら歌わない）

色々やりたいことだらけなのに。
残念だ。