ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

k-20

2009年01月14日 | 映画

新年はじめての夫婦割り2000円デートはK-20 怪人二十面相・伝だった。
(正確に言うと娘2号もついてきたので3800円コブ付きデートなんだけどね・笑)
年末に娘1号が観ていて
面白かったよ~!と言っていたので
新年一発目はこれにしよう!と決めていた。
映画館でチェゲバラのポスター観たら
カッコイイ~って心が揺れたけど
キューバの事とか何にも知らないし
最後まで寝ない自信がないし・・・
ここは最初の予定通りK-20にした。
でもチェゲバラのポスターカッコ良かった~。
銃を空に向けてるんだけど、ゲバラはうつむいているの・・
妙に惹かれるんだよね~(笑)

k-20は面白かった!
時代設定って言うか
日本が第2次世界大戦を回避した世界の話。
戦争を回避したのに、そこはあんまり良い世界じゃなかった。
昔から続く華族制度による格差社会で
貧富の差は激しく
働けども働けども貧乏から脱することはない世界。
サーカスの曲芸師・遠藤平吉と
名探偵・明智小五郎とその婚約者で富豪の令嬢・羽柴葉子が
怪人二十面相と対決する事になる。
あっ忘れてはならない人物
サーカスの仕掛け担当で機械いじりの源治
ある意味彼が・・裏主役。
とってもいい味を出している。
私が好きなシーンは平吉が修行をするところだ。
塀や家やビルや車をピョンピョンと飛び越え
ひたすら真っ直ぐ進んでいく修行は
観ていてとっても気持ちがいい。
気になった所は
金城武と仲村 トオルの滑舌が悪い事。
二人とも似た様な演技なのは
わざとなのかしら?
わざとだとしたらちょっと残念な演出だ。
松たか子の令嬢の姿は
カリオストロのクラリスのようで可愛かった。
2時間17分とちょっと長いけど
笑えるところもいっぱいあったし
飽きることなく楽しめた。