ぶらっとJAPAN

おもに大阪、ときどき京都。
足の向くまま、気の向くまま。プチ放浪の日々。

花より団子【京都・下鴨神社】

2016-03-13 23:22:13 | 京都

世界遺産です。

 

少し日にちが開いてしまいしたが、下鴨神社と糺の森の写真の残りをアップしたいと思います。世界遺産というので豪壮な境内を想像していたのですが、意外にこじんまりと、気さくな雰囲気の神社です。

朝はお勤めで忙しそうです。

こちらでさまざまな行事が行われる模様。

 何かの行事に使われたのでしょうか。巨大な鳥が忽然と・・・。

負傷中^^;

神武天皇を大和へ導いた八咫烏(やたがらす)は下鴨神社御祭神の「賀茂建角身命」の化身と言われているので、 おそらく八咫烏と思われますが、足は3本あったかどうか?? なぜこちらに鎮座ましますのか、詳細は不明です。この手作り感がかわいらしいですね^^

そして、境内に隣接している糺の森。

一時は荒廃した森を近年になって再生したとのことですが、こちらの木々は改めて植えられたものなのでしょうか。若い感じがします。

懐かしい感じがするのはなぜでしょう。

日本原生のものは小さくて丸いイメージです。

こちらは見るからに神々しい古木。

こんな場所が遊び場なんて羨ましい限りです。

お食事中のイカル。

先日タヌキの写真をアップしましたが、実は、地元の方に声をかけられるまでは、こちらの鳥・イカルを撮ってました。川べりに集団で群れていて、人が通るたびに尋常じゃない数が飛び立つのです。同じ種類の鳥を家の近所でも見かけたことがあって、この文鳥みたいな鳥は一体何なんだ!? と思っていました。冬になると越冬のために標高の高いところから降りてくるらしいです。なので冬は集団でみられるんだとか。嘴で木の実とかを砕いて食べるそうで、写真のイカルもお口が汚れていますね。確かに木の根元でちょんちょん飛び回っていました。もっといろいろ撮りたかったのでが、タヌキに夢中になっているうちにお腹が膨れたのか戻った時には、誰もいませんでした

ところで下鴨神社の「相生社」は縁結びとして有名だそうですね。女性参拝者を意識してか、縁結びのお守りがかわいいのです。

京都っぽくて素敵

花嫁さんもいました♪

 

が、こちらは花より団子派なので、お守りではなく団子へ一直線(笑)

いただくと御利益があるそうです。

締めくくりに、ほうじ茶と申餅をいただき、ご機嫌の下鴨神社&糺の森訪問でありました。

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梅づくし【京都・北野天満宮2】

2016-03-08 21:09:54 | 

無粋な筵もぐっとアーティスティックに。

 

北野天満宮には梅苑があります。こちらも見頃でやはりたくさんの人でにぎわっていました。

梅以外にみるものはなく、またみる必要もないので、ずらずらっと並べてみたいと思います。

枝がとても自由に伸びていて、全体的に繊細でみやびな感じの京都っぽい(笑)梅たちです。

しだれ梅。

こちらは白梅。

枝ぶりがたまりません。

梅苑は有料ですが、お茶とお菓子券がついています。右端の粉末茶をお湯で溶かしていただきます。

梅の香がやさしい昆布茶です。お菓子は炭酸せんべいでしょうか、ぱりっとさくっと軽いお味でした。

 

境内の奥には御土居(おどい)の梅苑もあります。まさに梅づくし。ちなみに、↑の梅苑は工事中で、数年後にはもう少し境内に近いところに移動するようです。今は梅だけですが、移動後は建物と一緒に鑑賞できる模様。楽しみですね

 

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飛梅伝説にあやかる 【京都・北野天満宮】

2016-03-07 22:46:28 | 

とても量感のある梅です。

 

京都の梅でぜひ見たかったのが、こちら北野天満宮。本当は道真公の命日2月25日に来たかったのですが果たせず。でも、3月の方が間違いなく花は楽しめますね。どこを見ても満開でした。

牛の頭上にも梅。

梅に劣らず人もぎっしり。

 

境内のいたるところに梅の木があるのですが、昨日ご紹介した糺の森の狸に夢中になりすぎて出遅れ

着いた時には人でいっぱい。修学旅行生らしき団体もいて、人を写さず景色だけというのがとても難しい。。。お参りも並びました。

うーん、これは許容範囲でしょうか。

というわけであまり写真ではご紹介できないのですが、とにかく境内がぱっと明るくなっていて、なんというか可愛らしかったです。

そして、天満宮といえば「飛梅伝説」です。

「飛梅」は九州・太宰府天満宮のご神木で、樹齢1000年を超えるという白梅の名前ですが、太宰府に左遷された道真公を慕って、飛んで会いにきたという伝説があります。今回改めて調べてみて知ったのですが、梅と一緒に松も飛んで行ったんですね。しかも、松は途中で力尽きて別のとこに根付いてしまったという・・・。知りませんでした。

その飛梅伝説と同じ種類といわれる梅の木がこちらです。1枚目も同じもの。3枚目の社殿の写真の左側にも写っています。こちらは白梅ではなくてピンクなんですね。花弁が八重なのでとても華やか。道真公を追いかけて命がけで飛ぶなんて艶っぽい話も、さもありなんと思わせる風情です。

白無垢の花嫁さんが旦那様となる人と一緒に梅の木の前で写真を撮っていました。毎年、毎年、二人の足がおぼつかなくなるくらいまで、この梅に会いに来る姿を想像しました。そういうの、良いですね

美しい未来の思い出まで手に入れたお二人が、ちょっとだけうらやましかったです。

 

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糺の森のたぬき【京都・下鴨神社】

2016-03-06 21:35:41 | 動物

見つめられてます・・・。

 

下鴨神社の境内にある糺(ただす)の森。紀元前3世紀ごろの日本の森林の景色を残すといわれ、流し雛や流鏑馬など日本古来の文化的行事も行われる場所です。

お散歩中の地元の方に声をかけられ、言われるがまま指さす方を眺めたら、なんと野生のタヌキが!

わかりにくいですが、右上に固まってます。

連れ立ってお食事中? 親子っぽい感じも・・・。

ちょっと距離があるので、私のしょぼい技術と望遠レンズではうまく捉えきれません^^;

苦肉の策で、カメラのデジタルテレコンを駆使し2倍にしてみました。

だいぶ大きくなりましたが、ピントの甘さは変わらず。うーん。

 

それでも粘って最後は1枚目のアップが撮れました

変な機械持ってずっと立っているのは向こうも気になるらしく、凝視してますね(笑)。威嚇されてるのかもしれません。

冷静に考えれば、動物園の方が画は全然きれいなのが撮れるでしょうが、自然な姿を見られたのが嬉しかったです。連れ立って歩く姿は激カワでした

 

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光琳の梅 【京都・下鴨神社】

2016-03-05 18:39:34 | アート

紅白梅図屏風

『紅白梅図屏風』(MOA美術館)

角度的にはこんな感じ?

 

やーーーっと京都に行けました! 先月から、体調なり天気なり予定なりが上手くかみ合わず、梅が終わっちゃう!と、かなり無理矢理なスケジュールで、本日決行です(笑)

まずは下鴨神社の「光琳の梅」。尾形光琳の国宝『紅白梅屏風』はこちらの梅と景色をモデルに描かれたと言われています。白梅は咲いていませんが(そもそも左の木が白梅なのかもわかりませんが)川のうねりはなるほどそれっぽいですね。

先月からあちこちの梅を見て回っていますが、確かに川のほとりの梅という構図はとても珍しい。さすが光琳さん、目のつけ所がスバラシイです

光琳の家は二条城の東ということですが、下鴨神社から二条城はバスで10~15分くらい。昔の人の足なら軽く移動できる距離でしょうか。

まさに花盛り。色っぽいです。

名前は「御手洗川(みたらしかわ)」

ちなみにこちらの川は祓の神事に使われるそうで、常には水がないのに土用が近づくとこんこんと湧き出てくる京の七不思議の一つなのだとか。

豪華だなあ・・・。

 もうしばらくは楽しめそうです 

コメント (2)
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