携帯に埋もれる写真シリーズをもう少し。
関東の名所めぐりを思い立ったことがあって、JRを乗り継いで行った千葉県・香取神宮。
張り切って早く行きすぎてバスがまだなくタクシーを飛ばしていきました(^^;)
「香取神宮ってあれでしょ? パワースポットなんだよね」
などとタクシーの運転手さんに話かけられ、朝早くから行く気満々の気持ちを見透かされる恥ずかしいヤツ
入り口はお休み処や土産物屋が並んでいて、ざっかけない雰囲気なのですが、山に入るにしたがってさすがの気持ちよさ。
関東の寺社は、地味目だけと、かっちりしてていいですね。
不思議なフォルム。
香取神宮には、茨城県の鹿島神宮にあるものと対をなす「要石」(かなめいし)というのがありまして、地震を起こす源である地中のナマズを押さえていると言われています。それにちなんで、要石をかたどったというぷっくりとかわいらしい形のお守りがあるんです。その形に惚れ込んで迷わず購入、機嫌良くつけて歩いていたのですが、東日本大震災のあと、しばらくして行方知れずになってしまいました。キーホルダーとかそういうのはけっこう気にして歩く性質(たち)なので、失くすなんてことはまずしないのですが、震災の後だけに、複雑な気持ちになりました。地震を防げなかったことをすまなく思ったのか、それとももしかして、東京で大した被害にもあわなかったのはお守りのおかげで、彼(彼女?)は役目を終えて去っていったのか・・・。
どんなに細心の注意を払っていてもすべての災厄を逃れることはできないのが自然の摂理。それでも祈らずにはいられないのが人間ですね。
これは鹿島神宮の木々。どちらの木もとても大きかったです。
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