防災士日誌

自然災害における防災活動、救助訓練などの参加レポート

東日本大震災 災害ボランティア報告 1

2011-05-11 19:17:50 | 災害ボランティア活動

こんばんは


久々の更新です。。。

GW明けから仕事も慌ただしくなり、また今月28日には市のボランティアフェスティバルの
準備等でバタバタです。

今回の災害ボランティアでは、技術系災害ボランティアネットワークのkurosawaさんを頼
り、災害ボランティアのお手伝いをさせてほしいと連絡していたので、このGWには各地か
らボランティアが一気に被災地に集結し、多すぎるので一部のボランティアセンターでは、
受け入れを止めていたところもありましたが、私たち奈良県から参加させていただいた4人
は無事に活動させていただきました。
しかし今回はいろいろな事を学び考えさせられ、また新たな災害ボランティア仲間との出会
いがあったりで、今日から数回に分けて宮城県石巻市での活動報告をしたいと思います。

また新たな災害ボランティア仲間の方は、仙台市から来られてボランティアの方で、私と同じ
消防団員でもある石橋さんと言われる方には、水害時の家屋の清掃において役立つ方法を
教えていただいたので、また後日にゆっくり紹介したいと思います。

さて、出発は5月2日の夜で、GW中という事もあり先ほども触れましたが、ボランティアの
方々が一気に被災地を目指すため、かなりの渋滞を覚悟していました。・・・が思っていた
以上に渋滞に巻き込まれる事も少なく(事務局長の機転のおかげです)、5月3日の朝には
宮城県入りができました。

石巻市に入ると内陸部では、一部建物の損壊はあるものの、一見普段の暮らしと変わらな
いような錯覚に陥りますが、ある線を境に海に近い地域は残酷な光景でした。








3日はすでにボランティアに行かれていたkurosawaさんと会うのが夕方以降になった為、
それまでは被災地を見させてもらい、津波の被害をしっかり見させていただきました。








正直、津波被害の大きかった場所を歩くと言葉を失います。
津波の破壊力を目の当たりにし、恐怖すら感じました。


その後、kurosawaさんと再会し、次の日のボランティアの場所と集合時間を確認し、宿に
向かいました。
久々に会ったkurosawaさんは震災のあった日からほとんど休むことなく活動されていた
せいか、かなりお痩せになられた感じで、本当に苦労されたんだと感じました。
再会は嬉しかったですが、もっといろいろと力になれる事はなかったかと悔やんでしまいま
したが、まだまだこれからいくらでも力になれる事はあると気持ちを切り替えました。

最後になりますが、今日で震災から2カ月経ちました。
まだまだ復興はこれからですが、私自身これからもできるかぎりの支援とボランティアをして
いきたいと思います。


今晩はここで終わりますが、次回は災害ボランティア活動について更新させていただきます。


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