防災士日誌

自然災害における防災活動、救助訓練などの参加レポート

自主防災研究会(DIG)

2012-01-30 17:40:02 | 防災士会活動

こんばんは


またまた久々の更新です。。。

ブログではありませんが、昨日は防災士会奈良県支部の活動も久々に参加してきました。

活動内容は、ある地域の10の自主防災会と行政相手にDIG(災害図上訓練)のファシリテ
ーターで、以前にも1度ファシリテーターとしてお手伝いさせていただきましたが、今回もいろ
いろと勉強させていただきました。

今回、10の自主防災会と行政の方が参加し、各テーブルに分かれてDIGをしていくのです
が、前回もそうでしたが各テーブルによって熱の入りが微妙に違い、DIGの課題に対しての
討論を聞いていて凄く考えさせられました。

この町内では過去に川の氾濫による洪水被害があり、今回は水害想定のDIGでしたので
参加者の皆さんも自分たちの住む地域の強みや弱みをしっかり考えられるのですが、どう
しても地域の中でも過去にも災害がほとんどないない所は想定するのも大変で講師の先生
の課題にもあまり時間がかからず答えがきまってしまう感じでした。
また答えに「私の地域は過去にも災害がなく比較的安全です。」という発表に正直不安を感
じました。

近年、局地的大雨(ゲリラ豪雨)も多発し、必ずしもどこにいても安全とは言い難く、私自身が
過去に兵庫県佐用町や昨年の紀伊半島豪雨災害での災害ボランティアの体験を2つの自
治会の方々に話をさせてもらい、自然災害において想定外ということがあってはならず、早
めの避難が大事だという事と逃げ遅れた場合は臨機応変の対応が大事だという事を少し伝
えれました。

今後も災害ボランティアで学んだ事を防災活動につなげていければと思います。

2月には、奈良県十津川村へ昨年の豪雨災害の復興ボランティアも考えています。


今晩はここで終わります。