防災士日誌

自然災害における防災活動、救助訓練などの参加レポート

帰宅歩行訓練

2009-02-16 21:07:59 | 防災・減災 知識

こんばんは。


久々のブログ更新です。 最近では世の中の不景気の影響がうちの会社にも例外なく襲ってきていて大変な状態です・・・
会社内でも皆不安一杯でピリピリした雰囲気で、ちょっとした事で衝突も増えてきたりしています。

少しでも悪い空気を換える意味でも飲み会を開くことにしましたが、これがなかなか功を奏したのか悪かった雰囲気も少し和らいだ感じです・・・がまだまだ試練は続きそうです


通勤ルート

さて今回の帰宅歩行訓練ですが、いつもは原付で通勤しているのですが飲み会という事もあり通常なら電車で行くところ、早朝の仕事も無かったので久々に歩いて会社まで行ってみようと実行しました。

会社までは10km無いくらいですが、電車だと徒歩と乗車時間合わせて約1時間かかりますが原付で行けば20分かからないくらいです・・・ちょっと複雑な土地です

今回、原付で通勤している道を歩きましたが、ただ歩くだけではなく地震や大雨などの災害時に起こりうる危険性を考えて歩きました。

以前にも歩いて会社まで行ったことはありましたが、今回のように災害時を想定して歩いた事がなかったので新たに気づいた事が多かったです。


帰宅困難

実際、歩いた時間は1時間20分ほどでした。

もし、私の住んでいる地域、もしくは勤務先の地域で地震や豪雨災害が発生した場合は容易には帰れないことに気づかされました。

まずアップダウンの激しい区間が多くあり、また山間部を通りますが、崖崩れなどの土砂災害の危険性のある場所などもあり、災害時にはかなり困難な事が予想できます。


実際に災害が起こった場合

まず地震なら自宅への電話は※輻輳などの問題もあり不可能になると思うので、災害用伝言ダイヤルを活用します。

もし家族の安否が確認でき、自宅地域の被害が少なければ慌てて帰らず、勤務地付近の被害を確認して自分にできる事に対応します。

帰宅ルートは何箇所かありますが、おそらく地震などの災害だと、帰宅は間違いなく困難なうえに危険が伴うと思います。

万が一にも家族が被災した場合は、正直何がなんでも家に帰る手段を考えますが・・・とにかく日ごろから家族会議を開き、実際に災害に襲われた時の対応を家族で話し合わないといけないです。
うちの家ではとりあえず家族が皆無事だという条件でどうするかは決めてはいますが、誰かが被災した場合はどうするかは決めていないので、あらゆる条件を想定して改めて家族会議で対応を考えていこうと思います。

※輻輳とは・・・  
  イベントや災害などの時などに発生する、電話のつながりにくい現象としての通  分野における用語。


皆さんは災害に見舞われた場合はどうされるでしょうか?
もし時間があり、災害時を想定して、健康の為にも歩いて会社まで行くなり、会社から自宅まで計画を立て歩いてみてはいかがでしょうか。

きっと歩いてみると新たな発見があり防災の為だけではなく自身のためにもなると思いますのでお勧めします。

ただ自宅から会社までが長距離で危険箇所が多い場合は事前に地図などでチェックし、入念に計画をたててからの行動をしていただければと思います。


それでは今晩はこのあたりで

おやすみなさい。