防災士日誌

自然災害における防災活動、救助訓練などの参加レポート

野島断層

2008-11-19 23:01:07 | 災害史・災害跡・防災施設を訪れて
こんばんは。

今日は2年前に訪れた北淡震災記念公園で、ご存知の方もあられると思いますが阪神・淡路大震災(兵庫南部地震)で唯一地表に現れた国指定天然記念物でもある野島断層を紹介させてもらいます。
あとここには断層を横切る民家を、メモリアルハウスとして保存され、敷地内を走る断層や地震において傾いた建物も公開されています。


【野島断層】

六甲断層系の活断層(右ずれ0.9~1m/1000年、東側隆起0.4~0.5m/1000年)。
江崎灯台から南西へ7Kmほど伸び、約2000年前にも活動している。
阪神・淡路大震災では江崎灯台付近から富島地区までの総延長10Kmにわたって活動した。
山側の岩盤が海側から見て右へずれており(右横ずれ)、山側が海側へのし上がった(逆断層)ようになっている。


《阪神・淡路大震災(兵庫南部地震)時の私は》

阪神・淡路大震災当時、私は実家のある大阪市西部に母と愛犬と暮らしていましたが、神戸よりというのもあり凄い揺れで棚の物がほとんど落ち、また震災の半年ほど前に父を亡くしているのもあり忘れれない地震でした。
当時はまだ20代半ばというのもあり、災害ボランティアという存在を知らなかったので募金といった事しかできなかったのが辛かったです。
今でもこうして震災の傷跡を見て回るのは、あの時の大惨事を忘れないためと最愛の人たちを守る覚悟を決めるためです。

これからも防災士として成長していくためにいろんな技術を身につけ、災害の知識を学び知恵をつけ、災害の傷跡を見て、いざ災害時に1人でも多くの命を守れるように頑張ろうと思います。

それでは今日はこの辺りで終ります。
一気に寒くなってきましたが、皆さんも風邪などひかないように気をつけてください。

おやすみなさい。