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ネジキ・4~開花

 長沼公園“栃本尾根”で咲き始めた「ネジキ(捩木)」。ツツジ科ネジキ属の落葉小高木で、小花の長さは8~9ミリ。ここに生育するのは、冬に訪れた時に果実を見つけて確認していた。樹皮は捩じれてひねくれ者だが、純白の花は行儀良く整然と並んで美しい。アセビと近縁種であり枝葉は有毒のようだ。ちなみにアセビの樹皮も捩じれる
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カキツバタ

 中山地区の田んぼ脇に咲いている「カキツバタ(杜若)」。アヤメ科アヤメ属の多年草で池や沼など湿地に生育する。同じ仲間のアヤメ(菖蒲)も花期は今頃だが、アヤメは乾いた場所に生育し、外花被片に白い斑紋(綾目)がある。また花期がもう少し遅いハナショウブ(花菖蒲)はカキツバタと同じく湿地に生育するが、ハナショウブの葉には盛り上がった筋があり、カキツバタの葉にはそれが見られない。ちなみにショウブ(菖蒲)は、ショウブ科の多年草で葉の様子は似ているが、花の姿は全く違う。
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