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ヒトツバタゴ・2~開花

 毎年楽しみにしている別所地区住宅地の「ヒトツバタゴ(一葉たご)」。ここでは30本以上の並木道になっており、この住宅地を開発時に植栽されたのだろう。開発を手掛けた人はなかなか良いセンスをしている。ヒトツバタゴはモクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉高木で「ナンジャモンジャ」と呼ばれることが多い。花は集散花序で花冠の先端は4深裂する。“タゴ”とはトネリコのことだが、トネリコが羽状複葉になるのに対して、こちらが単葉であることから“ヒトツバ”と呼ばれている。
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オオアマナ・1~清水入緑地

 清水入緑地北端に群生していた「オオアマナ(大甘菜)」。キジカクシ科(←ユリ科)オオアマナ属の多年草でヨーロッパや南西アジア原産。日本には明治時代末期に観賞用として渡来した。アマナに似ていて大型であることから名付けられたが、アマナはユリ科アマナ属で科も属も異なる。花後は蒴果が出来るが、まだその様子を確認できていない。
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コツボゴケ

 久兵衛坂公園の階段で見つけた「コツボゴケ(小壺苔)」。チョウチンゴケ科ツルチョウチンゴケ属の蘚苔類で雌雄異株。山地の日陰や人里の半日陰などで普通に見られる。地を這う茎の長さは背丈は7~8センチ。当初、これをタチクラマゴケと判断していたが、コメントでご指摘いただき改めて確認したところ、コツボゴケで間違いなさそうだ。シダやコケには面白そうなものが多いが、独学では同定は難しく珍しいものを見つけても見ない振りをして素通りしている。植物観察初期の頃はスミレがそうだったが、そろそろその世界を拡げても良い。いやその前に、イネ科やカヤツリグサ科もまだまだ勉強が足りていない。
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