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ヤブデマリ・3~長池公園

 長池公園“第2デッキ”で見られる「ヤブデマリ(藪手毬)」。ガマズミ科(←レンプクソウ科←スイカズラ科)ガマズミ属の落葉小高木で山地のやや湿った場所を好む。5月に直径10センチほどの散形花序を付けるが、花序の中心部は両性花が多数咲き、その周りを純白の装飾花が囲んでいる。コデマリやオオデマリも良いが、このヤブデマリは風情があってとても美しい。ちなみにオオデマリは同じガマズミ科ガマズミ属だが、コデマリはバラ科で違う仲間。
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マルバウツギ・3~栃本尾根

 長沼公園“栃本尾根”に咲いていた「マルバウツギ(丸葉空木)」。アジサイ科(←ユキノシタ科)ウツギ属の落葉低木で、ウツギよりも葉が丸いことから名付けられている。花径は1~1.5センチの5弁花で雄蕊は10本。花盤のオレンジ色の輪が良く目立つ。
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ムラサキコマノツメ

 上柚木公園の林縁に咲く紫色掛かったスミレ。これはニョイスミレ(ツボスミレ)の変種で花弁が淡紫色~紫色になる「ムラサキコマノツメ(紫駒の爪)」。この周りの花もすべて淡紫色で小さな群落になっていた。典型的なムラサキコマノツメはもっと紫色が濃く筋も多く入るようだが、写真のものは明らかに白いニョイスミレとは違っていたので、ムラサキコマノツメとした。
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