アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

IC-7000M マイクのPTTスイッチ修理

2012年03月31日 19時32分33秒 | アマチュア無線

このところ、ハンドマイクのPTTが変でした。

全く異常のない時もあれば、押しても送信にならない時もある。強く押さないとダメかというとそうでもない。

(゜~ ゜)うーん またタクトスイッチが壊れたか?

以前このPTT用のタクトスイッチ、タクト感が無くなり、送信にならないというトラブルを起こしたことがあります。

そこで代替えのタクトスイッチを少々加工して取り替えていました。

足を曲げてちょうどいい位置に合わせてハンダ付け、補強のために接着剤も流していたところです。

接着剤は瞬間タイプなので強めにバリッとスイッチごと剥がします。瞬間接着剤は脆いので何とか外せます。

さらにハンダを溶かしてスイッチを取り外しました。片方の足がパターンに残ってしまいました。

それをハンダ吸い取り器で吸い取って撤去完了。

外したタクトスイッチに異常は無い模様・・・。

気にせず新しいスイッチを、足を加工して取り付け。

無事に直りました。

終わってから思いました。あの変な接触不良、もしかして足が一本、すでに折れていたのでは。そう考えるとなるほど、そんな症状です。

力のかかる部分なのでPTTの度に足に負荷がかかり、折り曲げ歴のある足が疲労骨折してしまったようです。

オリジナルのマイクはタクトスイッチの後ろに金属板がついていて、それが基盤にハンダ付けされ、タクトスイッチを押さえていたので足にはそう負担はかからないのですが、自分で置き換えたスイッチは金属板が無いままなので無理もない話なのでしょう。

でもこれで数年は大丈夫かな。

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今日のモービル運用 石垣島から呼ばれました

2012年03月29日 21時37分09秒 | アマチュア無線

今日はIC7600の引き取りにお出かけしてきました。

ウキウキ気分でモービルからCQ出して帰りました。

21MHzで。

誰も呼んでこないだろうと思いつつ、しばしCQCQ。

立川市の学校のクラブ局の生徒さんからお声掛けいただきました。グランドウェーブですね。

57-57でした。

またしばらくCQを出していたら、JR6からお声掛けいただきました。石垣島からだそうです。

こちらには59、先方からは57をいただきました。やった~。

車を運転中に石垣島と交信しているなんて、周囲の人は誰も思うまい。羨ましがられることもないのだろうけど、一人にんまりです。

他のバンドもチェックしてみるとなにやら10MHzが国内交信で賑やか。

よし、大きな公園の駐車場に車を停めて、ちょっとCWやってみるか。

シフトノブの横にはパドルが貼り付けてあるので、実は運転しながらもCWは打てるのですが、CWは素人なのでまだまだそのような芸当は出来ません。安全のためにも駐車して。

アンテナの長さは1.8m程度しかないのですが、10MHzは聞こえればまず応答があります。さすがCW専門バンド。みなさん親切にへたくそCWを取ってくれました。公園に停めているわずかな時間3エリアと9エリアの局長さんと計4交信しました。

HFモービル(半固定も)はとっても楽しいですよ。みなさんもどでかいアンテナ立てて走りましょう。

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移動しない局 開局しようと思います

2012年03月28日 19時41分58秒 | アマチュア無線

もうじき、移動しない局を開局します。

なんとか設備を揃えることが出来そうです。

 リグはIC7600です。

これまではすべて50W以下なので移動する局のみでした。

移動しない局は初めて。開局申請もすごく久し振りです。

これで2局目(コールサインは同じ)になります。

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28MHz ツェップライクアンテナ(電圧給電アンテナ)が大活躍

2012年03月26日 00時55分14秒 | アマチュア無線

昨日の城山湖は強風で、皆さんたくさん集まっていたのですが各自のお店が広がっていませんでした。

椅子やテーブルが倒れるほどの風が吹いたからです。

当局は一時の暴風の後に到着したのですが、その後も風は強めで、昨日作ったデルタループは建てられそうにありません。

そこで、ビーチパラソル用のペグを打ち、そこに5.4mの釣竿を建てました。7MHzの軽量逆Vにも、VCHアンテナにも使ったあの竿です。

今回はこの竿に28MHz電圧給電アンテナ、ツェップライクアンテナを取り付けました。

バンドは折しもCQWWコンテストの真っ最中。28MHzも賑わっています。2年前ならなんにも聞こえませんでしたけど、今年は違いますね。

強風もしなやかに耐え、大活躍。FT-817を広げていた局長さんにアンテナを提供し、2.5Wでグアム、オーストラリア、マレーシア、中国、ロシア、東欧各局と交信に成功していました。

このアンテナを製作した時は28MHzは鳴かず飛ばずの時期でなぁんにも聞こえなかったのですが、しばらくは大活躍しそうです。

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城山湖の春はこんな感じです 4月中旬

2012年03月25日 23時39分15秒 | アマチュア無線

今年はまだ寒いですね・・・

もうすぐ城山湖の景色はこんな風になります。

 

 

城山湖は春が最も美しいです。

 

その2週間後は新緑が萌える季節です。

肩の力が抜ける暖かい季節はもうすぐですね。

 

 

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SD-330 ブラック仕様

2012年03月25日 21時53分32秒 | アマチュア無線

 144・430MHzのアンテナはコメットのSBB5、SBB7をよく使っています。

 黒いと精悍でしかも目立たないのがいいです。

 当局の車も黒ですからよく合います。

 SD-330も可変コイル部は大きなブラックの筒。その上のエレメントはステンレスが銀色に輝いています。

 そうだ、上部エレメントも黒くして、2本のアンテナ両方黒に揃えちゃおう。

 黒い塗料には導体であるカーボンが含まれているのでアンテナに与える影響もあるのかなと思いましたが・・・果たして・・・。

 塗料はしなやかなエレメントでも割れたり剥がれたりしない、「染めQ」を使いました。この塗料は塗装の粒がナノ粒子(普通の塗料より格段に小さい)ので、塗膜と言うより染めに近い仕上がりになるのが特徴だとか・・・。ホームセンターで売っています。

 http://www.somayq.com/top.html

 スプレーを数回ストロークしては数分休みを繰り返して、徐々に黒くしていきます。半端に塗ると地金の輝きが見えたブロンズっぽい仕上がりにもできますが、これを斑無く塗るのは至難の技か・・・。当初の目的通り真っ黒に仕上げました。

 SD-330の同調点、SWRには変化なし。飛びにも悪影響は無さそうです。

 ブラックバージョン出来ました。

 (延長エレメントでみの虫クリップが噛み付くところだけは剥がしておこうと思います)

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FTM350 ビーコンの受信が出来ない・・・

2012年03月25日 00時22分26秒 | アマチュア無線

今月の上旬からFTM350の様子がおかしい。

他局のAPRSのビーコンを受信すると、ピー音は出るが画面に何も出ない。

誰かが私にメッセージを送ったとしてもそれは全くわからない状態に・・・。

修理かな・・・。そうだ、以前メモリー管理ソフトでバックアップしてある動作時の情報をリグに書き込んでみよう。

試してみたら、治りました!!。

とりあえずこれで使ってみます・・・。メモリー管理ソフトは必携ですね。

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今日の城山湖

2012年03月24日 23時24分08秒 | アマチュア無線

天気予報を信じて家を出てみたら、あれ?天気が回復しているはずなのに、降りそうな天気。時折雨もパラパラ。まあこれから良くなるでしょうと出発。

しかし現地の天気も似たようなもの、車からテーブルとか椅子とか降ろしてお店を広げるような状況ではありません。

暖かくなるはずなのに寒いし!!

先に到着していた局長さんたちと立ち話と、ハンディ機での交信。

そうしているうちに、まともな雨が。なんかアラレっぽい。車へ退避!!

しばらく雨だったので車の中でご飯を食べて、28MHzデルタループの釣竿の加工をしていたら雨が止んで、霧がパァーッと晴れてきました。

その後はよく晴れて暖かく、デルタループの製作と調整をすることが出来ました。

出来上がった28MHzデルタループは大きいだけにとてもよく聞こえます。ZS6の信号も聞こえました。でもCQワールドワイドで呼び回りましたが、59のロシアの局にもなかなか届かず、苦労しました。初日は厳しいですね。

明日も城山湖に行こうかなと思います。

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デルタループの関節部改造

2012年03月24日 10時57分10秒 | アマチュア無線

21MHzデルタループは大きな竿からコンパクト(長さは同じ)な竿に、電線もACコードを裂いたものから極細ビニール線に変え、小型軽量化に成功したところですが、さらにイレクターのジョイントに竿を差し込む方式にして、これまでプラスチックのまな板に竿を縛り付けていたものから変更してみました。

常設用のアンテナには不向きですが、移動運用ではなんとか使えそうです。マストの押さえが甘いので風でアンテナが回ってしまいますが、この辺りは養生テープなどで押さえ込めればと思います、

釣竿にテープを巻いて径を合わせ、ジョイントにギュッと挿し込むことで固定する方式です。

ジョイントには穴をあけて釣竿の竿尻から出ている電線をバランにつなぐことが出来るようにしてあります。

つなぎ専用の短い電線も落ちないようにジョイント内に装備しました。

ここまで出来ると、21MHzのみならず、別の竿と電線で24とか28MHz、50MHzも作れます。

幸い3.9mの竿が2本あります。先端を抜いてしまうと3.5mくらい、これをブイに広げて中通しで電線を張れば10m以上。

ということで今日の城山湖で全周で約10mの28MHzデルタを作ってみようと思います。エレメントを作るだけだから30分くらいで出来ちゃう見込みです。

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こんな井戸を掘りました

2012年03月23日 22時20分32秒 | アマチュア無線

 この井戸は簡単な塩ビパイプで作った掘り器を突いては抜きを繰り返して泥を取り出して掘り進む、「打ち抜き井戸」です。

 素人でも簡単に掘ることが出来・・・ることになっていますが、この場所では最初の1mは建築残土、ガラ攻撃に見舞われ、ショベルで掘るはめに。

 一旦ローム層になって本来の泥にして抜き出すが出来たのもつかの間、2mのところで硬~い粘土層にぶつかりました。

 粘土層の上で水が出ればそれでおしまいなのですが、水は出ずに乾いた硬い粘土層でした。

 これは塩ビパイプでは掘り進められないので、鉄パイプを鋭角にしたものでガンガン突き、殆ど弾かれて諦めようとした時に突破。

 再びローム層なのですが、その次に砂混じりの粘土や、砂利が出てくるようになりました。砂礫層に当たるともう大変。泥を取り出す装置では、砂利や石は取れません。ペットボトルに切り込みを入れたり、様々なカットを施して少しずつ砂利を捕まえては取り出しを繰り返しました。

 そんなこんなで当初1日か2日で仕上がる予定の井戸掘り作業も相当な日数をかけて作業しましたが、砂礫層は掘っても深く出来なかったのでここで断念してとりあえず完成。

 深さ3.3m、水位は底から50センチ程度。底の砂利は結構取り出したのでそこそこ容量は確保したものの、朝バケツ二杯。その後は10分待ってバケツ一杯くらいの水量でとりあえず井戸になりました。

 浅井戸なので飲む用途には使えませんが、水撒き用には使えます。水道が止まっても水洗便所は流せますね。

 ちなみにこの場所は当局の自宅ではなく、ちょっと関連の、某管理地の中で、実験的にやったものです。

 いい経験が出来ました。

 自宅の庭でやってみたい方、いらっしゃいますか?。

 無線と全然関係なくてスミマセン。

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ヘックスビーム 城山湖にて

2012年03月21日 00時12分38秒 | アマチュア無線

ついにヘックスビームを城山湖で展開しました。

本日は中くらいの大きさ、21MHzで組み立ててみました。

何が出来るのかな~と思われつつ、こんな立派なアンテナになりました。

これがビームアンテナだと、集まった皆さんはすぐには理解してくれませんでした。

どうみても宇宙に向けたアンテナですね。

インドネシアのペディション局と奄美市野羊島の局長さんと交信出来ました。

今日の城山湖はずば抜けてDXが開けたわけではありませんが、50MHzでVKが強力に入感したりと、なかなかの一日でした。

今日は昼前から城山湖に居たので、21MHzデルタループの改造、50MHzのキュビカルクワッド、そしてこのアンテナと、3本組立、分解して、ずっと作業し続けた一日でした。

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リチウムポリマーバッテリーについて

2012年03月15日 18時51分16秒 | アマチュア無線

この写真のリチウムポリマーバッテリーは海外のサイトで見つけただけ。持ってはいませんがなかなか良さそうです。12.5Ah 9~12.6V 重さ1.5kg 電流は12.5A、ピークは25A だそうです。防水仕様。149.95ドルです。


最近リチウムポリマーバッテリーの質問を受けることが増えてきましたので、私が知る限りの知識ですが多少説明したいと思います。

決してこの記事だけで確信を持たないでください。使用にあたっては各個人できちんと調べて、自己責任での使用をお願いいたします。

 

まずこの電池、優れた特徴があって、移動運用にはイチオシなのですが、取り扱い注意の電池なので「絶対にバランス充電が出来るリチウムポリマー対応充電器が必要だ」ということを肝に銘じてください。手許の適当なもので充電すると大変なことになってしまう恐れがあります。我々無線技士なので充電なんて簡単だ、とちょいちょいっと簡単にやってしまいそうなのですが、決してやらないように。(財産、生命を失う恐れがあります。)

 

・絶対専用の充電器が必要です。

各セルの電圧が把握でき、各セルに別々に電気を送り込むことも出来る、バランス充電可能なリチウムポリマー対応充電器が必要です。(そんなに高いものではありませんのでケチらないように)

・可燃性の物質が使われているので、過充電、過放電で発熱、出火、爆発事故を起こす可能性があります。

・定格外の電圧からの復帰はありません。

電圧が0になったり、1セルあたり3Vを切ったり、逆に4.2Vを超えているものはもうだめです。中には放置しておくだけで危険な状態になるものもあります。膨らんできたら危ないです。

過放電でその電池の性能は失われます。ニッカド、ニッケル水素電池などで長期使用していなかった電池は充電すると復活したりすることもありますが、リチウムは回復しません。一定の電圧をきったら電源が落ちる製品で使わないと、過放電で電池を死なせてしまいますので気をつけて下さい。いけない例としては電球を灯すことです。どこまでも放電してしまいますので。

・もし一瞬ショートしてしまった時は、中でどんな反応が始まったかわかりませんから、15分間は安全な場所に置いて経過観察するように、と言われています。

・日頃の保管は耐火袋や壺の中にしまうのが安全です。

 

と注意点の一方で良いところは

・大容量

・超軽量

・パワフル(大電流OK)

・自己放電ほとんど無し

・超急速充電可能

・継ぎ足し充電可能

・価格が安い!

です。理想的なバッテリーです。

容量と重量の比率ではアバウトで鉛バッテリーの1/6、ニッケル水素の1/2です。抜群に軽く大容量です。荷物を軽く出来る、より長時間運用できます。

そして大電流が得意です。20Cとか30Cという定格が普通です。1Cは容量を1時間で使い切る電流のことなので、表示どおりの電流と同じ数字ですから、私がよく使う5000mAhのバッテリーの場合、1Cで5Aですから20Cだと100A。なんと100アンペア流せるよ、ということなんです。アルカリ電池でも1Aは無理、瞬発力のあるニッカド電池でもせいぜい1Cがいいところ。20Cとは驚異的です。なのでこの電池、小さくても大型バイクのセルくらいは楽に回せるそうです。とはいえ大電流時の電圧降下はあるようで、残容量の少ない状態でCWで50W出したらチャピってしまいましたけど。

というわけで50W運用にも対応できます。

自己放電は基本的にありません。使おうと思った時に容量が減っていた、ということは殆どありません。

継ぎ足し充電しても問題ありません。

超急速充電が可能です。リチウムポリマーは1C充電OKです。これ以上も出来ると言われていますが、ここが安全ラインと言われています。1Cということは5000mAhのバッテリーを5Aの電流で行うことが出来ます。多くは継ぎ足し充電なので城山湖で日曜の午後楽しんだ程度では数十分で充電が完了してしまいます。運用時間より短い時間で充電が出来る点は大変嬉しいですね。ニッケル水素だと1C充電はまず出来ません。中には強引な充電器もありましたけど。

ちなみにリチウムポリマーは1C充電では殆ど発熱しません。発熱したら結構やばいそうです。

 

その他特徴として

・電圧のバリエーションが少ない。

リチウムポリマーは1セルあたり3.6Vです。製品では2セル、3セル、4セルなど3.6V倍数の電圧で用意されることになります。

・満充電時と空に近い時との電圧差が大きい。

満充電時と残容量が少なくなった時の電圧差が大きく、電圧から残量が読み取れる点はとても便利なのですが使い始めと終わりの変動が大きいです。電圧は1セル3.6V、満充電時で4.2V、放電していくと徐々に下がって3Vくらいまで下がります。過放電に気をつけて、3.2Vを切ったら使用を止めるのが良いとしても、例えば3セルの10.8Vタイプだと、満充電時は12.6Vに上昇し、最後は10Vを切るくらいになります。FT817を5W運用するには11.8V必要なので、途中で2.5Wに落ちてしまうということが起きます。電流が多く流れた時に起きる電圧降下の影響で、変調のピークでパワーが下がるという困った現象も起きてしまいます。もっとも山頂で5Wも2.5Wも電波としては差は殆ど無いのでずっと2.5Wでもいいのですが、5W出し続けたいときは昇圧したり、もうワンランク上のリチウムポリマー(満充電で16.8Vが気になるが)を使うか、さらにそれに定電圧回路を加えてずっと12V以上を維持するか、という感じで、ちょっと半端な電圧なのが残念です。

当局は、満充電時16.8Vの電池をダイレクトにFT-100Mにぶち込んでいます。満充電の4.2Vは使用を始めるとしばらくして4Vくらいになりますから高い電圧は最初だけのことですし、大電流時は電圧も落ちていますから、今のところ壊れていません。おすすめはしませんけど。

FT-817には16.8Vを加えたくないので定電圧回路を通して12V強になるものを通しました。LM338Tという素子を使った秋月電子の安定化電源キットで、5Aまで対応できるスグレモノです。昨年の富士山頂でも使用しました。5Wにこだわらない時は3セルのリチウムポリマーをそのまま使っています。

・メモリー効果は無いが劣化あり

劣化は満充電保存時が最も進むと言われています。携帯電話を常に充電している人のほうが電池が早くだめになるのはこのためです。ニッケル水素電池では継ぎ足し充電によるメモリー効果が欠点でした。リチウムは継ぎ足し充電によるメモリー効果はありませんが、劣化が寿命に大きく影響します。ですからニッケル水素同様にある程度使うまでは充電しないことは寿命のためにはいいことです。むしろリチウムの場合は自己放電が殆ど無い利点を活かし、運用後に3~4割残っていたらそのまま保管し、次の運用直前に満タンにする、というのが劣化を防ぐ良い方法です。

災害に備えて満充電状態で待機していますが、他にも余裕分が有る場合はスクランブル発進用とは別に、容量を半分くらいにした電池を保管しておくのが良いと思います。専用充電器には各セルの電圧を綺麗に揃えて6割まで放電してくれる保存モードという機能があったりします。

・低温高温に強くない

 

こんなところですが、今のところ当局では主力バッテリーとして活躍しています。

危ないイメージがありますが、iPhone4はリチウムポリマーで、すでに大勢の人が常時持ち歩いている電池です。正しく利用するのがお得なのではないでしょうか。と言う訳でくれぐれも自己責任で、安全で楽しく活用してください。

今、リチウムフェライトというバッテリーが出始めています。これは不燃性の材料で出来ているらしくリポより安全性が高まっています。これからの主役になるかもです。まだ値段が高いのがツライところ。電圧の定格が異なるのですが逆に丁度いい感じなので、これが安くなれば移行が進むのではないでしょうか。

電気自動車、ハイブリッド車、携帯電話の普及で、電池の進歩は今後も期待できそうですね。

 

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久々に50MHzAMロールコールに参加

2012年03月13日 19時56分01秒 | アマチュア無線

毎週日曜日の夜に1エリア50MHzAMロールコールが行われています。

終了直前にローカル局からの情報で気付き、チェックインしました。

何年ぶり?もしかして二十数年ぶりかも。

先日の参加局は61局?だったようです。

50MHz、AMを愛する局はたくさんいらっしゃいますね。

 

AMモードは、AM専用機なら大変いい音で聞こえるし、いい変調の電波が出ますが、SSB機のおまけのAMモードではなかなかこうはいきません。変調方式、フィルターの帯域幅が、どうしてもSSBと共通の回路を使うためにこれぞAMという変調、再生音を響かせる無線機は少ないようです。

移動運用セットに使っているFT-100M、購入時にAMフィルター入れておいて良かったです。この無線機もAMフィルターを入れておくと、送受共にかなりの効果があるそうです。

とはいえ低電力変調では満足なAM波は出ないようで・・・

IC7400は受信は問題なし。送信もまあまあとのレポートでした。

1エリアAMコンテストは出るところが無いくらいびっしり賑わいますし、こういったイベント以外にも日ごろからAMモードを大切にしていきたいなと思います。

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3月11日7MHzでの非常通信の為のロールコールに参加

2012年03月11日 17時57分15秒 | アマチュア無線

 3月11日7MHzでの非常通信の為のロールコールがあると聞き、いつもの城山湖から参加しました。

 このロールコールは初の試みということで、災害時を想定し、バッテリー、発発(発動発電機)などを電源に使用した局、移動局が主役となっています。

 日頃のフィールド運用の成果を試す時。

 アンテナは5.4mの釣り竿に軽量の逆Vダイポールを取り付けて張りました。

 リグはFT-817、バッテリーはリチウムイオンポータブル電源、5W運用です。

 やはりフルサイズの逆Vダイポールの効果は大きく、5Wとは言え、大勢同時に呼ぶ中でも強力だったようで、意外と簡単に拾ってもらうことが出来ました。

 レポートにはリグやアンテナ、バッテリー、出力などの諸状況を加えます。

 商用電源が無い状態でどこまでできるかがよく分かるロールコールでした。

 城山湖では最近購入者続々のRHM8Bにカンターポイズを広げた、いつものスタイルでロールコールに臨んだ局が一緒に居ましたが、いいアンテナなのですが小型で小出力なためかなり苦戦。当局のアンテナのケーブルは15mあったので皆さんのリグのところまでケーブルを持っていてアンテナを貸しちゃいました。

 城山湖からはモービル半固定を加えて全部で6局かな、ロールコールに参加しました。

 飛びの手応えは十分ありました。ローカル各局の反応としては「自分も逆V常備しよう!」でした。

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FT-817 RHM8B 延長エレメント(ペットボトルコイル付き)で、3.5MHzの交信に成功

2012年03月11日 00時18分22秒 | アマチュア無線

 今日は(正確には昨日)は、コンディションが良かったですね。

 自宅からは朝からハイバンドでCQを出したら沢山の方に呼んでいただいて、8エリア、6エリア、3エリアの方と交信出来ました。ありがとうございました。

 午後からは相模原市緑区の神之川キャンプ場に行き、アウトドア料理を楽しみつつ、FT-817にRHM8Bをつなぎ、さらに釣竿を立ててエレメントを伸ばし、7MHzと3.5MHzに挑戦してみました。2.5Wダメ元です。

 アンテナを設置すると59オーバーの局が沢山聞こえ、アンテナの性能も上々のようです。

 7MHzはすでにRHM8B単体での実績があるので、延長エレメントの効果で以前よりよく飛んだようで、混雑した7MHzの中でもなんとか交信に成功しました。0エリアからレポートも59をいただきました。

 問題は3.5MHzです。波長が80mもある周波数ですから、全長5m以下でコイルがベースとセンターの2ヶ所に分散したアンテナでどこまで届くでしょうか・・・

 道の駅移動の方をコールしてみました。どなたかに呼ばれている間は全くダメでした。でも誰も競合相手が居ない時、ついに拾っていただけました。さすがに59はいただけませんでしたが・・・7エリアとの交信に成功!。もしかしてFT817での初3.5MHzかもしれません。

 やりました~。ワ━(゜∀゜)━イ!!

 先日作った、コイルの巻数を増やしたあのアンテナです。実際はまだ巻数が不足で、もう2巻きしましたが、さらにもう1巻きは必要そうです・・・。

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