アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

IC-7200Mが気になる・・・

2012年03月09日 00時05分01秒 | アマチュア無線

例のアタッシュケースにはFT-100Mが入っています。大きさも丁度いい。

このセットの欠点と言えば、FT-100Mの受信時の電流。

FT-817の何倍もの消費電流です。

その分いろいろ性能もいいのでしょうが、車用なので節電設計はされていません。

送信は50W出したいともなればそれなりを覚悟するのですが、受信に1A以上常時流れると長時間運用にはかなり厳しく、電池運用が出来る無線機としては大食いと言われているFT-817ですら、ものすごくエコ設計に見えてしまいます。

受信はFT817、送信はFT100なんてことをやれば重くなってしまうだけ。

FT-817にリニアアンプが最も消費電流を節約できる手段かもしれません。

ところがFT817対応のリニアアンプ、結構高いんですよね・・・。

50Wのこだわりは、聞こえても届かないストレスの解消、いつまでも呼び続けられない移動運用の事情によるものです。車の横に居ながら降りたらわざわざ弱くなるのも意味がありませんし。山頂移動なら1Wでもいいんです。割り切れますので。7MHzでも交信数を伸ばすなら50Wないと厳しいからです。CWなら5Wでもいけるんですが・・・。

 

消費電流を諦めて、消費電流が少なくて(と言ってもFT-100並)、比較的新しい、IF-DSP機能の入った無線機となると、IC7200が美味しい無線機に見えてきます。なんでも最近実売価格が値下がりしたとか・・・。144や430は出れませんし、FMモードが無いので知らずに買うとショックを受けますが承知で買うなら大丈夫。IF-DSP機がこの値段というのは驚異的なお買い得価格です。

ICOMのリグは、この機種からUSB端子にオーディオインターフェース機能がついています。高級機7700にはCI-Ⅴ機能(リグコントロール)までしか付いていませんでした。7200は最新の7600、7410、9100と同様、CI-Ⅴとオーディオインターフェースが使えます。

これは何を意味しているのかというと、パソコンとUSBケーブル一本つなぐだけでリグのコントロールと音声のやり取りが出来る、つまりデジタルモード各種の通信が出来るということなんです。もちろんリグコントロールソフトのみやハムログ連動、CQマシーン、CWのキーイングなども出来てしまいます。

これはすごく大きなメリット。

受信時の消費電流がこれまでと大差ないのなら城山湖運用はこのリグを主役に・・・ナローフィルターも要らないし。もしこのリグのAMの変調がステキだったら最高・・・

なんて思い始めてしまいました。もし手に入れたら移動運用専門で車に積みっぱなしかな・・・。妄想段階です。

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非常通信を考える

2012年03月07日 22時16分52秒 | アマチュア無線

非常通信について考えてみたいと思います。

非常通信は有線による通信が不可能な時に代わりに行う通信です。

本来有線で伝えるべき通信を、アマチュア無線で助けなさい、という主旨のものです。

ですからその内容はアマチュア業務を外れることもあり得ます。

簡単に言うと電話が不通になっているところで電話替わりになるということです。


その時、私達アマチュア無線家はいったい誰とどんな通信を行えばいいのでしょう。

誰かが誰かに伝えたい内容を、代わりに伝えるのが主な役割になることでしょう。

いつも自分が話したいことを話している私たちには全く慣れていない業務です。

 

これは一人では出来ません。必ず通信の相手方が必要です。

その通信は無線局同士で終わるのではなく、その情報を役に立つ誰かに伝えなければいけません。

通信のサポート、中継なら個人でも可能ですが、必ず誰かが居る場所で運用しないと情報を伝えることが出来ないのです。

ですから通常時から非常時にはこうする、という態勢づくり、準備、訓練が必要です。

 

行政機関を始めとする公共的団体の通信も電話を頼りにしている部分は麻痺している可能性がありますから、これも助ける必要が出るでしょう。

公共的団体はまさに「役に立つ誰か」の一つですから、そこに情報を届けなければなりません。

それらの拠点に誰かが機材一式持って出向く必要もあるでしょう。それをスムーズに受け入れる取り決めを定めておく必要もあります。

以前も書きましたが、すべての学校に無線部を作って発電機を含め機材を常設すべきと思います。

 

また、安否確認などの個人の通信を助けることも必要になるでしょう。

これには非被災地との連携が有効と思われます。非被災地はインフラがダウンしていませんからそこを中継点にして情報を飛ばせます。被災地と非被災地の中継点をつなぐのにアマチュア無線が役に立つと思われます。

東日本大地震の時は携帯電話のカメラで避難所の名簿の画像がネット上にアップされ、その名簿を非被災地の人たちが「パーソンファインダー」というネット上のシステムへ入力作業が行われました。全くのボランティア活動により行政では出来ない自治体の壁のない、大規模なデータベースが早期に構築されました。被災地ではたとえ近くでも隣の避難所に誰が居るか、自分で確かめに行かない限り知る手段が無いのです。この働きは大きかったと思います。

非被災地のアマチュア無線局はそれに近い役割を果たすことが出来ることでしょう。被災地局から非被災地局へ伝言を送り、その伝言を各種インフラを使って非被災地局がリレーする。24時間運営するとなるとなかなか個人では出来ないことですし、お金も必要です。社団局などの活躍が期待されます。

 

災害時、あなたの家のアンテナを見て、知らない誰かがやってきて、「電話が全く使えないんだ、この伝言をどこどこに伝えてくれ。」と言われるかも知れません。

それを突然言われても途方にくれずに済む災害時の運用方法、確立できるといいですね。

船舶無線のように「常時16chをワッチ」のような。「それ自分がやれます」という人がサブチャンネルで連絡をし、終わったらまた戻る、みたいな。

消防や警察無線のようにコントロールする局も必要になるでしょう。

余分な挨拶を抜いた簡潔な通信文も統一を図って。そんなシナリオの訓練もあってもいいかなと思います。

(挨拶が長いんです。私たちの日頃の通信(笑)。日頃はいいんですけどね。それが非常時の弊害になりかねない。)

JARLなどが主導で「アマチュア無線 災害時行動マニュアル」作るといいかなぁと思います。

50.5MHz、145.50MHz、433.50MHzは非常通信周波数の割り当てが、また短波帯にもありますが、ではここではその時どんな通信をするのかが明文化されていません。頭に「非常 非常 非常」をつけることや、非常通信をやったら報告しなければならない、みたいなことしか習っていません。この報告が嫌で誰もやりたがらないのも事実で、昨年の震災時には「非常通信に準じる通信」的な曖昧な扱いが生まれ、堅いこと言わないから積極的に無線を活用するように、と促されました(よね・・・)。もう全部それでいいのかも、とも思います。人命がかかったまさに公共の福祉ですから。

何れにしてもその時の通信のあり方、あなたはここでこれをしなさい、みたいな役割は、誰もが知っている常識レベルで確立しておくのが良いと思います。

アメリカでしたっけ、資格試験の中でも非常通信のウェイト大きいらしいです。大変良いことだと思います。

 

でもそれっていつ誰がやるの?みたいな話ばかりですみません。

結局自分は何も役に立っていませんが、みんなで知恵を出して、いいルール、態勢づくりが出来るといいなと思います。

これができたら「あのステッカー」を車に貼りたいですね。

とにもかくにも、日頃は遊び道具に過ぎないけれど「アタッシュケースの移動運用セット」は常にスタンバイしています。

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アタッシュケースの文字入れ完了!

2012年03月06日 00時01分50秒 | アマチュア無線

2行目を入れて一応完成。

1行目の時より塗料少な目。こちらのほうがいい感じです。

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アクティブアンテナの延長エレメント

2012年03月05日 20時19分34秒 | アマチュア無線

 いろいろ試して、今回はこんな奴が出来ました。

 青い部分は釣竿です。

 実際はペットボトルのほうを高く上げて、まっすぐ上に伸びるようにして使います。

 RHM-8Bでも3.5MHzにQRVできることが目標です。

 最初に作った状態ではコイルの巻数不足で3.5MHz同調せず・・・。

 コイルの巻数を増やして先日の城山湖で試してみましたが、まだ足らず、ギリギリ3.6MHzあたりが実用になるところまでしか下がりませんでした。

 現地では上下のエレメントをペットボトルに送り込んでコイル側に充てましたから、コイルを巻く度にエレメントが短くなってしまいます。

 コイル下のエレメントを巻いて行くと確実に同調周波数が下がるのですが、コイル上のエレメントを巻くと、なんと同調周波数が上がってしまいます。

 面白い現象。

 これはトップ寄りのローディングコイルはより巻数が要求されることや、コイル上のエレメントの長さが与える同調周波数への影響が大きいことが要因です。

 コイルのインダクタンスは確実に増えているのに、短縮効果は落ちてしまうわけですね。

 この現象に直面したため、現地では上のエレメントを伸ばしつつ、したのエレメントをコイルに巻き込むという作業を行いました。

 でも、あまりコイルが下の方に来てしまうと輻射効率が落ちてしまいますので、避けたいところ。コイル上は1m程度をキープしました。

 でも現地では3.6MHzが限度でした。というわけで自宅で下エレメントを追加してさらにコイルに巻き込みました。

 合計50巻となりました。結構追加で巻きましたから3.5MHzの運用はまず可能になったはずです。

 このエレメントを付けた状態では、3.5~10MHzまで運用可能です。

 SD-330に使うと、さてどうでしょう、1.9MHz運用出来るかどうか・・・近日中に試してみようと思います。

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アタッシュケース 屋外運用時はこんな感じに

2012年03月04日 23時35分27秒 | アマチュア無線

 コールサインを文字入れしたアタッシュケース、こんな感じになりました。

 かなり遠くからでもハッキリとコールサインが確認できます。

 切り抜いた紙をステンシルにしてスプレーする方法では、あらゆるものに文字入れできます。

 Tシャツ、ウィンドブレーカー、布製のバックなどなど。

 今回使用したフォントはフリーフォントの USAAF Stencil アメリカ空軍風の文字です。

 http://www.dafont.com/usaaf-stencil.font

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アタッシュケースにコールサインを入れました

2012年03月04日 00時01分00秒 | アマチュア無線

このアタッシュケースの中身は50W運用フルセット。これだけでアンテナもリグもバッテリーもすべて収まっています。

このケースの蓋に、ミリタリー調のステンシルフォントでコールサインを入れてみました。

プリンターで印刷した紙の文字をカッターで切り取って型紙にして、スプレーのりでケースに貼り付け、マスキングしてスプレー塗装をします。

波波の表面なので霧が若干回り込んでしまうのですが、それもまたいい味になっています。

ちょっと白を盛りすぎました・・・かすれてムラがある方が格好良かったかも。

手前の紙はこれから切り抜いて型紙にするつもりのものです。

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21MHzフルサイズデルタループ改良

2012年03月03日 21時46分15秒 | アマチュア無線

 今日は城山湖でアンテナを作りました。

 以前作った21MHzフルサイズデルタループの改造を行いました。

 5.4mグラスロッドのコンパクトタイプが2本手に入ったので、ぐっと細身に軽量にと、ビニール線も細いものにして作りなおしたました。

 まな板にロッドを縛る部分や約1:2のバランはそのまま流用するので作業はスイスイと完了しました。

 若干SWRが落ちきらないのですが、1.4はキープ。竿がしなやかになった分角度が広くなったようでそのせいでインピーダンスが高めになったのでしょう。角度はまだ変える手段があるのでもう少し詰めてみようと思います。

 写真は改良前と改良後です。

 

 

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3月3日は雛コンテスト

2012年03月01日 23時53分12秒 | アマチュア無線

3月3日はJLRS雛コンテストです。
開始時間は日付が変わる0時から。
ルールは JLRS のサイトでご確認ください。
このコンテストは男性同士でも1点、さらにマルチが稼げますのでとにかく一日中たくさん交信するのが良いでしょう。

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