道具は揃った。
後は実行のみ。
ドラッグストアの買い物待ち時間、モービル半固定でコンディションが悪く、どこも聞こえないけどノイズばかり高い10MHzでCQを出してみました。
何度かCQを出すと6エリアから呼んでいただきました。
けれど続きません。
ノイズの中から誰か呼んでいます。
Jで始まる、コールサインは6桁、と頭から思い込んでいるのでなかなかわかりません。
/0だというのはわかりました。
RW0LD/0 でした~。ウラジオストックの近くらしいですね。
いや~JCCコードを入れたCQだったので、国内からしか呼んでこないと思っていただけに慌ててしまいました。
それは昼の話ですが、今書いているこの時間、7MHzで盛大にCQを出されているのが聞こえたので再びQSOしました。
富士登山は五合目から6時間程度と言われている。でも自分は10時間以上かかる。誰も抜いたことが無い。みんなに抜かれる。
下山もたいてい途中で脚がおかしくなって急減速して、標準タイムの倍かかることもしばしば。
そんな自分が、白馬大雪渓経由の白馬岳、ちゃんと山小屋に午後3時までに着けるのだろうか。
車で行くわけではないので、スタート時間は電車、バスで固定されている。早めに出発というわけにもいかない。
富士登山が遅い原因は、体力、脚力、心肺能力。とにかくすぐゼーゼーハーハーする。他の人は涼しくおしゃべりしながら登っていても自分はマラソンランナーのような呼吸をして、誰よりも遅く歩いている。毎週登れば全然変わってくるのだろうか・・・。
そしてもしかして大きな原因の一つが荷物、特に無線機材の重さかもしれない。
山小屋の前で休憩して、ヨイショッと担ぐときに、「すごく重そう!、何が入っているのですか?」と聞かれるくらい重い。
重いと言っても、ハンディ機数台、KX3一台、少々のリチウムバッテリーにアンテナだから、+2~3kgくらい?。
これが急登登山には堪えてくるのかも知れない。
昨年の唐松岳日帰りは、やはり時間制限があったので荷物は軽くして行った。人より遅かったけどまあまあのペースで登れた。
ただ、唐松岳のルートはスタートの標高も十分高く、ルートも優しい方で速度が落ちるような難所はほぼ無い。
今回の白馬岳は、猿倉という登山口から山頂直下の小屋まで一気に登る。
猿倉は1250mだそうで、頂上は2932m。標高差は?うひゃ~、1680mもある。小屋までとしても1600m近い。
標高差400m(高尾山)でも勘弁して欲しいのに、大丈夫だろうか。
富士山だと吉田口が約2300m、山頂が3776m。標高差は1476m。空気の薄さが全然違うけど、こっちのほうが標高差は少ない。あんなに苦労して登る富士山よりも登るんだ。
とは言え富士山はいつも弾丸登山。白馬岳は山小屋一泊なので体は俄然楽なのだ。
登ってみたら・・・
猿倉から白馬尻小屋まで、実は楽な区間だけれどゆっくり歩いたので相当時間がかかった。
しかも白馬尻小屋でかなりゆっくりした。
白馬大雪渓は一列で登るが、全体のペースに遅れを取ることはなかった。
白馬大雪渓を終えるとかなり険しい区間。ここはもう、よく休んだ。高山植物の撮影もあったけど、きついきつい。
かなり上の方だけど途中の大岩の上で昼寝してしまった。
なんとか稜線にたどり着いて一休み。もう午後2時は回っていた。
最後のひと踏ん張りで、午後3時に白馬山荘着。
やはり普通の人より2時間は遅いなぁ。
けれど、この標高差を普段運動していない割にはよく登れたと思う。
荷物は軽くなるようかなり厳選した。
着替えは最低。防寒着は軽量でかつ高性能なもの。合羽だけは妥協しない。食べ物はメロンパンスティックやデニッシュなどの軽量かつハイカロリーのパン。無線機はハンディ機2台。(D☆とC4FMが一台で使える機種が無いので2台)
カメラはコンデジだけ。
水は十分持っていったので、これが一番重かったかな。
逆に楽だと思っていた下山に時間がかかった。
と言うのも、絶景が続くので、ついつい写真を撮ってしまうから。
スピードは出せるルートだとは思うけど、止まる止まる。(笑)
11時発の予定の白馬大池に11時に着いてしまう。1時間遅れだ。
ここで30分過ごしたから1時間半遅れている。
バスの時間になんとか間に合うかな?くらいなので、その先を急いだ。
乗鞍岳から急な下山、天狗原までは誰よりも速かったと思う。
後半無理すると危険なのだけど。ここで40分挽回した。
天狗原から栂池自然園までは頑張ったけど5分か10分くらいしか挽回できなかった。
脚はかなり辛い状態だった。
標高約1900mまで降りれば下山は終わり。1000m降りればいい。
とは言え富士山のように砂走りは無いので1000m降りるのは楽じゃない。
1000mで済んでよかった。これ以上、1600m降りろと言われたら途中で脚が・・・大ブレーキになったかもしれない。
今度来る時は電車の時間遅くして、早く降りられたら早く帰る、にしようと思う。
マイク関係のエフェクター、
マイクプリアンプ(+プロセッサー) ProVocal
デジタルイコライザー(コンプレッサー、リミッター) DEQ2496
サウンドプロセッサー(マルチバンドコンプレッサー) RFX-2200
と3連結しているわけですが、ProVocalも壊れて交代、
RFX-2200も壊れて交代、
そして今度はDEQ2496がダウンしました。(これは2度目かな・・・)リセットしてもダメです。
夏の暑い日にもつけっぱなし、というのがいけなかったのかな・・・。冷房切った部屋で。
DEQ2496では、様々なイコライザーをプリセットして切り替えて音を変えるのが楽しかったのと、コンプレッサーとリミッターで出力の均一化を図るのが便利でした。
その後に、RFX-2200を通すからリミッターの意味があまり無かったかもしれませんが・・・どんなにがなっても過変調にならない、というのは良かったです。
今、それをスルーしているわけで、イコライザーはRFX2200のマルチバンドコンプレッサーに担ってもらっています。
低音、中音、高音それぞれにコンプレッサーがかかり、そのレベルで音質を調整するわけです。
コンプレッサーのバランスなので、音圧のレベル調整と言う感じ。
非常に無線機との相性の良い機能です。(がこれを搭載している外付けエフェクターで安いものはほとんど見当たりません。)
これまで使ったことにない細かいパラメーターの調整を楽しんでいます。
是非、高山の清々しい空気を感じてください。
1日目 http://blog.goo.ne.jp/boompunch/e/347e8ba8edd4d208560f72a57ffccf83
2日目 http://blog.goo.ne.jp/boompunch/e/44def634aba2dfcdc5958c1d7f957eee
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実は高山植物を撮りまくっています。
次回辺り書こうと思います。
1日目、夕食後、夕日を見ようと山小屋の外で待機したが雲、霧は晴れず、残忍。
あとは部屋に戻るだけ。
すでに照明の落ちた相部屋では眠っている人も多く、自分ももう寝るしかない。
とはいえまだ夜の8時前。
自宅みたいにテレビでも見てれば簡単に落ちるのだろうが、寝ようとして目をつぶってもなかなか眠れない。普通の布団の半分の幅の中で、隣に気を使って、部屋中のいびき、寝息、歯ぎしりの大合唱の中、4時間以上眠れなかった。
胆石で入院した時、夜9時消灯でなかなか眠れなかった時を思い出した。(毎日の事になると眠れるようになる)
日付が変わった頃から朝3時までは記憶がないから一応眠れたのだろう。
朝4時頃からほとんどの人が起きて支度を始めている。
山頂近くの小屋だから日の出は見ないと大損である。自分も上着を着てカメラを持って山頂へ。
天気に恵まれていい景色が楽しめた。
これぞ、山の醍醐味。
朝日が山に徐々に当たっていく様をモルゲンロートと言う。
昨日登った白馬大雪渓を見下ろす。
山肌も朝日でくっきり。
一旦小屋に戻り、朝食、すぐに出発の準備をして、白馬大池を目指す。予定より少し早く出発できた。
登り返して再び白馬岳山頂。今回、3回目の山頂。FT2DにダイヤモンドのRH770を装着してCQ。神奈川県相模原市南区と交信し終わった誰にも呼ばれなかったので終了し、先を急ぐ。
先を急ぐとはいえ絶景と高山植物の連続で、写真を撮りまくるから全く速度がでない。
予定時間を大幅に遅れていく。
帰りの特急の時間は決まっている。
遅れはやばい。
ちなみに白馬岳から小蓮華山を通り、白馬大池までの稜線歩きは絶景ルートで、「坂の上の雲」と言うドラマのエンディング映像に使われた素晴らしいところ。
朝は日本海も周囲の山も楽しめたがだんだんと雲がわいて遠くが見えなくなってしまったのが残念だった。
白馬大池が見えた!
白馬大池手前では至近距離で雷鳥と出合い、写真を撮りまくる。これでまた遅れる。
白馬大池山荘ではしばらくくつろぐ予定だったが出発したい時間に到着。時間が無いが食べていきたい。エビピラフを頼んで元気回復。
そしてすぐに出発。
このあと栂池自然園までは楽な道ではなかったが、とにかく急いでトータル40分挽回。
難所
この湿原はオアシスだったが、後の下り坂は滑りやすくて辛かった。
なんとか予定の時間に間に合った。
この間撮影を封印して急いでいたので写真がほとんど無い。
ソフトクリームを食べてからロープウェイ、ゴンドラと乗り継ぎ、予定のバスには余裕で間に合った。
欲張って、リゾートビューふるさとに乗ろうと予定変更。バスだとギリギリ。
タクシーに乗ってしまおう!
最寄り駅は白馬大池駅だがリゾートビューふるさとは停まらない。南小谷駅だと発車時間に余裕がない。白馬駅なら余裕がある。白馬駅に向かった。
列車の指定席はスマホで確保。みどりの窓口できっぷを受け取り、無事リゾートビューふるさとに乗車。
車内販売もある。
豪華な座席と大きな窓から見える絶景を楽しみながら松本へ。
絶景ポイントでは徐行運転してくれる。大変ありがたい。
松本は「松本ほんぼん」と言う大きなお祭りで賑わっていた。行き交う人達も浴衣を着て楽しそうな顔している。
リゾートビューふるさとに乗ったので松本では一時間ほど余裕が出来た。
名物山賊焼を食べ、予定のスーパーあづさ32号で八王子へ。
あずさも車内販売があるが、混んでいたのか人気なのか、12号車には全くと言っていいほど姿を表さない。夜遅いあずさなら何度も来てうるさいくらいであるのに。上野原あたりでやっとワゴンがやってきた。きっと大忙しだったのだろう。信州りんごジュースをいただいた。
八王子であずさを見送る。
八王子からは路線バスで楽々帰宅を狙っていたのだが・・・なんと、ここもお祭り「八王子祭り」、松本も凄い賑わいだったが八王子も凄い!。祭りから帰る人でバスは満員、次のバスは20分後だが、待てば座れそうだったので待つことに。そのバスも出発時はパンパンで座っていても居心地は辛いものがあった。静かで快適な旅の最後を想定していたのだが・・・。
天気もまあまあ、無線も楽しめて概ね大成功な山行だった。
次に行くときは山小屋の個室を押さえて出入りしやすくし(相部屋はトイレ行くにも気を使う)夜間山頂運用とか星空観察とか楽しめたらいいな、と思った。
先週の木曜深夜から行ってきた白馬岳登山の記録です。
初日はわずか数分なのでカウントせず、とにかく出発から登頂までを一日目とします。
大量の写真をズラ~っと並べます。
先ずは恒例ムーンライト信州です。
青木湖
白馬駅
山が見えてます!!
猿倉行きのバスからの車窓
猿倉到着。ここから登山開始です。
林道と沢沿いの緩やかな登山道を歩くと白馬大雪渓の入口に到着。
豚汁をいただいていざ大雪渓。
見えてきました!
アイゼン装着! 今回は6本爪にしようかと思いましたが、以前ヤフオクか何かで手に入れたメーカー不明の安い10本爪のを試してみました。重さはブランド品の6本爪とほぼ同じ。前爪はつま先からほとんど飛び出ず、両サイドも飛び出し無しの軽アイゼンの強力バージョンです。装着も簡単、つま先も踵も滑らず、使い心地もバッチリで良かったです。
足下にはこんな石が巨大なものは軽自動車くらいから結構転がっています。これは小さいほう。音もなくかっ飛んで来る落石です。 上を向いて歩こう、が白馬大雪渓の原則です。 もしもに備え、ホイッスルを下げてました。
大雪渓を登り切り、水があちこちから吹き出しては流れる岩場を歩きます。この区間はかなり険しく、また危険なので立ち止まるな!と書いてあります。
雪渓登りの間に山は雲で覆われてしまいましたが、時折こんな感じで勇壮な姿を現します。
白馬岳頂上宿舎が近づいてきました。でもなかなかたどり着かない。この頃はかなり疲れてます。
少し手前の岩の上で一眠りしちゃった後です。
杓子岳方面から歩いてくる登山家が見えました。
あと一息。
到着してボーッと。今回靴にコールサインを書いてきました。山小屋で間違えられないように。
少し歩くとそこは憧れの北アルプス後立山連峰の稜線!!
この稜線が歩きたくてやってきたのです。
あの上の小屋が本日の目的地。
もうヘトヘトのヘロヘロでしたが、気分は爽快。ウキウキでした。
やったー、着きました。
遅れたけれど、午後3時ジャストに受付に着きました。
受付を済ませ、部屋に荷物を起き、上着を用意して、無線機とカメラを持って白馬岳山頂へ。
地図では15分とありますが、本日の疲れが足を引っ張り、30分以上かかったかな。(笑)
山頂で運用!午後5時頃
明日はあっちの方へ向かうんだ。時折霧が晴れると見える小蓮華山方面。
ブロッケン現象が見れたり、頂上に長く居ると刻々と様子が変わって楽しい。
夕食は午後6時。ジューシーなハンバーグ、天ぷらなど、とても豪華!。
登山中、ほぼ一緒だったグループと同席となり、どちらから来たの、とか、話が弾みました。
長い一本道は、抜きつ抜かれつ、ペースが同じ人とずっと一緒になるので、顔見知りが必ず出来ます。
食堂ではみ~んな楽しそうでした。そりゃそうです。登山好きな人が好きで登ってきて、来たかったところに来ているんだから。ディズニーランドみたいなもんでしょうか。
ハムフェアに集まっている無線家に近い?、それより明るい感じはしたなぁ。男女比も全然違うし。(笑)
食後は夕日を狙って待機。
上空が時折見えることがあっても、太陽は見えず。この写真がほんの一瞬のベストショット。
この後は閉店間近の外のレストランに行って売店でバッチやジュースを買って、身の回りのことを済ませて部屋に。
もう電気も消えてシーンと、みんな寝てます。
(゜~ ゜)うーん、スマホも明るくて迷惑だろうなぁ・・・。
自分も布団に入って目をつぶるか・・・。
う~ん 眠れんな~~。 つづく
先日の白馬岳山頂運用で相模原市南区とRS59で交信できた件、まずは直線上にどんな山があるかチェックしてみました。
3枚に切れてますが、相模原市から北西の方向だということがわかりました。
このような方向なんですね。なんか意外です。
奥多摩を越えて佐久平から千曲川に沿って平野部の上空を通過、その間大きな山にはぶつかりません。
難所は奥多摩越えですね。
これを山岳回折したとしたら、かなり安定した通信が可能です。
また、お互い富士山が見えるということで、富士山反射も考えました。
富士山まではどちらもよく飛びますが、反射の減衰は大きいでしょうから双方八木が必要かも。
他にもお互い見える山はいくつかあるので、幾つかのルートが重なって信号が強くなったとも考えられます。
しかし、当方がホイップということを考えても、信号に濁る音は全く無かったことからも、直線で山岳回折が有力かと思われます。
それにしても200km超、よく飛んでくれました。
ちなみに本当に居た証拠です。