C.E.70、ザフト軍と地球連合軍との戦端が開かれてから十一ヶ月――中立国オーブのコロニー・ヘリオポリスの少年キラ・ヤマトは、地球軍が開発した五機の新型MSを狙うザフトの奪取作戦に巻き込まれる。彼の前で次々と奪われゆくMS。残された最後の一機、X105ストライクガンダムにキラが乗り込んだとき、その運命は急加速を始める――大人気TVシリーズを完全小説化! 少年たちの悲しみを抱いて立ちあがれ、ガンダム!(声:マリュー・ラミアス大尉)
「21世紀ガンダムシリーズ」、その記念すべき1作目の小説版だよ。
たぐぁいのはぁねっのぉいーたみっかっんーじてっいっるぅー
C.E.70年、‶血のバレンタイン〟の悲劇によって、地球、‶プラント〟間の緊張は、一気に本格的な武力衝突へと発展した。(声:マリュー・ラミアス大尉)
誰もが疑わなかった、数で勝る地球軍の勝利。が、当初の予測は大きく裏切られ、戦局は疲弊したまま、すでに十一ヶ月という時が過ぎようとしていた――。
遺伝子調整を受けた人間『コーディネイター』(プラント=コロニー側)と、
普通の人間『ナチュラル』(地球連合軍側)の対立がSEED世界の戦争の形。
もう10年以上前なんだねぇ・・・・・・当時はwktkしたなぁ。
PHASE 01極端な話、「寝て起きたら戦場でした」ということもありえなくはない。
それでも彼らは、「戦争」なんて、自分たちと関係ないものと思っていた。コンピュータを閉じたら終わってしまう、画面上の単語にすぎないと――ことのときは、まだ。
ル「目が覚めたらベッドの周りで兵士が武装しているかもしれないのよ!」
ラ「ボクまたベッドに戻るまでさ!」
中立コロニー・ヘリオポリスでは、戦争なんてその程度の認識、
『自分たちと関係ないもの』、「外」の世界のお話しだったのですが――
――『大天使』の名にふさわしく、この艦はきっと現在の膠着状態を打破し、自分たちに救済をもたらしてくれるだろう・・・・・・。そこには地球連合軍の新型戦艦『大天使』(アークエンジェル)の姿が!
中立()
そいでまぁ、敵方であるザフトもおバカさんじゃない訳で。
「私の勘が告げている。ここで見過ごさば、その代価、いずれ我らの命で支払わねばならなくなるぞ」仮面の男ラウ・ル・クルーゼ率いるクルーゼ隊が、
『新型兵器』の情報を掴んでいたのです!
奪取作戦の実行部隊は、エースの証である「赤」を許された少年たち。
「・・・・・・あれだな」若さゆえの過信・・・・・・ではなく、
「やっぱり間抜けなもんだ。ナチュラルなんて」
中立コロニーでのお仕事だからって油断しすぎな地球連合軍。
クルーゼ隊の攻撃により、艦長以下アークエンジェルの正式な搭乗員は壊滅、
さらにあろうことか5機の『新型兵器』の内4機を奪われるという大失態。
次に中立地帯を隠れ蓑にする時はもう少し気を付けてネ。
ザフトの攻撃に民間人は慌てて避難。
そんな中、工業カレッジの学生であったキラ・ヤマトは、
避難誘導とは逆方向に駆ける少年を発見、『思わず追いかけた』――
「お・・・・・・おんな・・・・・・の子?」顔見てもまだ『少年』な気がすr
この時に彼、違った、彼女を追いかけたことがキラの今後を決定したと言える。
「地球連合軍の新型機動兵器・・・・・・やはり・・・・・・」男勝りなのに父親のことは『お父さま』・・・・・・ここなんだよ(力説)
キラの隣で少女が、がくりと膝をついた。キャットウォークの手すりを両手でかたく握りしめ、うめくように叫ぶ。
「――お父さまの・・・・・・うらぎりものッ・・・・・・!」
って、この辺まですでにザフトが!
銃弾が飛び交う中で膝ついてる場合じゃないぞ!シェルター避難はよ!
<・・・・・・もうここは一杯だ。左ブロックに37シェルターがあるが、そこまでは行けんか?>イケメンだけど、『なんとかなるかも』て、お前は元軍人か何かかと。
キラは振り返り、左ブロックを見た。そこまでは、銃撃戦のまっただ中を横断していくことになる。一人ならなんとかなるかもしれない。だが、この女の子を連れては――。
キラはインターフォンに向かって叫んだ。
「なら、一人だけでも! お願いします、女の子なんです!」
そしてマジで『横断』し始めたキラは、
ザフトに撃たれそうだった地球軍の女性兵士を思わず支援。
その兵士と話したところ、向かうべきシェルターが破壊されてしまったことを知る。
つまり\(^o^)/
「あうっ・・・・・・!」あわわわわわ・・・・・・
銃弾が彼女の肩に命中し、血が飛び散る。弾づまりでも起こしたのか、ザフト兵は手にしていた銃を捨て、ナイフを抜き取って彼女に迫る。キラは思わず駆け寄った。そのとき――
「キラ?」・・・・・・あ?
――きっとまた、会える・・・・・・。【衝撃】かつての親友がドンパチしている件
「・・・・・・・・・・・・アスラン?」
『ザフト兵』の隙をついた女性兵士は、キラもろともモビルスーツのコクピットへ。
――General「ガンダムという名前」に設定をこしらえたことはもう少し評価されてもいい。
Unilateral
Neuro-Link
Dispersive
Antonomic
Maneuver・・・・・・
とっさにキラの目は、赤く輝く頭文字を拾い上げていた。
「ガ・・・・・・ン・ダ・ム・・・・・・?」
起動した『新型兵器』X105ストライクを、ザフトのMSジンが狙う!
この世界における初のMS同士の戦闘!ストライク対ジン、ファイッ!
「‶ジン〟のサーベルなど、この‶ストライク〟には通用しない!」地球連合驚異のメカニズム、『フェイズシフト・システム』。
『あらゆる物理的攻撃を無効化』というトンデモシステム、
欠点は電力消費が激しいこと。
防御力は大したものだけど、ストライクの動きはあまりに鈍重。
コクピットに同乗したキラは理由を見抜いていました。
「・・・・・・無茶苦茶だ! こんなお粗末なOSでこれだけの機体、動かそうなんて!」2003年だからー・・・・・・XPをディスるのはやめてよぉ!
「ま、まだすべて終わってないのよ! しかたないでしょう!」
ここで初めての神業が披露される。
「――キャリブレーション取りつつゼロ・モーメント・ポイントおよびCPGを再設定・・・・・・ちっ! なら擬似皮質の分子イオンポンプに制御モジュール直結・・・・・・」(。´・ω・)?
あっ、ストライクの動きがよくなったよー
「こんなところで・・・・・・」ナイフを相手の首筋に、シューッ!
射線を縫うようにかいくぐり、一瞬にして‶ストライク〟は‶ジン〟に迫った。
「やめろおぉぉっ!」
超、エキサイティンッ!
その頃コロニー外では、ザフトの変態仮面クルーゼと
地球連合軍のエース『エンデュミオンの鷹』ムゥ・ラ・フラガ大尉が激しくバトル。
なかなか決着がつかないまま、クルーゼのMSシグーはコロニー内へ侵入。
ムゥもMAメビウス・ゼロで追いかけるも、とうとう被弾して行動不能に。
クルーゼの狙いはもちろん『最後の一機』!
ストライク、ピンチ!
「武器――これか!?」ストライクは ランチャーストライカーを 装備した!
ストライクは大型ビームぶっぱでシグーを追い払うことに成功。
防御面でEN消費が激しい機体に、EN消費の大きい武器ってどうなの。
ひとまず戦闘終了。
女性兵士改めマリュー・ラミアス大尉は、
キラと、ストライクの下に集まったキラの友人たちも「機密に触れた」と拘束宣言。
ブーたれる少年少女たちに、マリューは現実を突きつける。
「――これが、今のあなた方の現実です。・・・・・・戦争をしているのよ。あなた方の世界の外はね」(´・ω・)
とにかく、今は早いところアークエンジェルでここから脱出しよう(提案)
<またモビルスーツですっ!>しーかーもー
「い・・・・・・一機はX三○三――‶イージス〟です!」えええええ( ´゚д゚`)えええええ
実戦投入早すぎだろ!盗ってから1時間も経ってないんじゃ?
当然こちらはストライク出撃。
今度は『長剣を背負う』ソードストライカー。
1対多の戦闘でありながらキラは奮戦。
「うわあぁぁぁぁっ!」ミゲルゥゥゥゥゥゥゥ!!!!
声を上げながら、キラはソードを振り下ろし、その一撃は‶ジン〟の胴体を真っ二つに削いだ。機体が爆発する。
※アスランが叫ばないので代わりに叫んでおきました。
そして対峙するストライクとイージス。
イージスに乗っているのは・・・・・・
「アスラン?・・・・・・アスラン・ザラ!?」この日から、キラの地獄の日々が始まったのであります。
<やはりキラ? キラなのかっ?>
「SEED」全5巻・・・・・・毎回2-4回やるか、超カットが入るかは神の味噌汁。