今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

相棒 season6上 脚本・輿水泰弘ほか/ノベライズ・碇 卯人 2010年1月30日 朝日新聞出版

2016-06-11 09:09:23 | 相棒
裁判員制度を導入前にテーマとして扱い、その危うさを抉り出した名作「複眼の法廷」をはじめ、企業社会の欺瞞とジレンマをリアルに描いた「空中の楼閣」や「正義の翼」、そしてあの武藤弁護士が再登場する「編集された殺人」や「陣川警部補の災難」など劇場版への盛り上がりを見せる9篇!
<連続ドラマ第6シーズンの第1話~第9話を収録>
ミツ・・・ケタ・・・!(スケーィス!)
行方不明だった6上が見つかるとは、こいつぁ捜索前に幸先がいいぜ!



第一話「複眼の法廷」

「悪夢にうなされますか?」
 右京は静かに訪ねた。
「裁判官は、そんな夜との闘いです」
職業適性テストやると「裁判官」になるのよねー明らかに頭が足りないのに(。∀゜)


裁判員制度のテストケースとして始まった、とある殺人事件の裁判。
ところが、この裁判が原因で新たな事件が・・・・・・

「誠実? 違うね! ああいうのを堅物っていうんだよ!」
(´・∀・`)ヘー

ちなみに、いつもの辞典によると、
せい じつ0⃣【誠実】―な ―に 言動に うそ・偽りや ごまかしが無く、常に自分の良心の命ずるがままに行動する様子。「―な人柄/―に対応する」
かた ぶつ【堅物】㊀まわりから見て、やぼったいと思われるくらい生まじめな人。 ㊁堅実な生き方をモットーとする人。
―だそうです。
この違いは殺していい理由には全くならないですねぶちころすぞ(´・ω・`)


「法務省は裁判員制度の試験導入に際し、さまざまなシミュレーションを行ったつもりです。しかし今回はあまりに想定外の、最悪の事態です」常盤が呆れたようなため息を吐いた。
お役人は、いつもそう言うんダ。
ぜんっぜん話題にならなくなったけど、これ続いてるんだよね・・・・・・?

裁判官→素人の 余計な口出し 願い下げ
被告人→素人の 余計な口出し 願い下げ
裁判員→しゅひぎむなにそれこわい

誰も幸せにならないんですけどー?


「もうこのへんでいいんじゃないかしら?」
「真実の追及に、そのへんでいいということはないと思いますが」
1回曖昧を許すとキリが無い。





第二話「陣川警部補の災難」

 捜査を始めて間もなく、重要参考人が現れた。マンションの郵便受け付近で被害者と揉めていた男がいたというのだ。
ほうほう、どうやら簡単な事件ですね・・・・・・


 それが陣川公平だった。
ま た 陣 川 か 。


「感染したんだ」
「は?」
「特命係の悪~いなにかが陣川に取り憑いた。そのせいに決まっとる」
おめでとう! トクメイガカリは
『ウイルス』に しんかした!


「あんたはよくやる! えらい! テヘヘ~」
ギャグ扱いだけど、酒で変わるタイプはやらかす前に止めるべきだと思う(真面目)





第三話「蟷螂たちの幸福」

「あなた、お名前は?」
「警視庁特命係の杉下と申します」
「そう。覚えておくわ」
「恐縮です」
 ふたりのやりとりには、第三者の介入を許さない緊張が漲っていた。
一流は一流を知る?

射殺されたのは『ミステリ作家』蓬城静流の夫。
『ミステリ作家』がリアルにミステリをやらかしたのか・・・・・・?
「どこがというのではありませんが、推理をしていてなにか詰めが甘い。亀山くん、お暇しましょう」
『本格ミステリ』の真相は!?


「だから‶幸福〟ですか」
よそ様に口出しするもんじゃない。
ま、心理学的に問題ありなケースもある訳だけど。





第四話「TAXI」

「警察不信を払拭するどころか、被害者であるあなたを疑ってかかってしまった彼はいま、自己嫌悪に陥っています」
「なにも亀山さんが自己嫌悪に陥らなくても」
「もちろん、ぼくもそうです。しかし、彼はぼくと違って執念深い。ストーカーを捕まえるまでは引き下がらないでしょうねえ。うーん」
上司がしれっと部下をストーカーと同類扱いにする事案が発生した模様。


「ぼくとしたことが迂闊でした! どうしてもっと早く気がつかなかったのでしょう!」
「相棒」が完結したら、『ぼくとしたことが迂闊でした』のまとめサイトができるはず。
いや、もうあるかも!と思ってググったら、なぜかグゥレイト!ですよ。
ホント、グーグル先生のやることはわからない。


「あの親子を助けたかった。それは本心です。ただ、偶然が重なった。俺にも彼女にもメリットがあった」
『ドブネズミ』の屁理屈。
ストーカーを追い払って「ありがとうステキ!」な展開だってありえたのに。
堕ちるとこまで墜ちてこそ『ドブネズミ』か。





第五話「裸婦は語る」

 嘘がバレたことに気付いた立花は告白した。
「あの子とは、一ヵ月前に渋谷のバーで知り合ったんだ。見たときから彼女の絵を描きたいと思った。そして彼女にモデルを頼んで説得しているうち、酒が進み、気がつくと共にホテルにいた。だが、信じてほしい。私はモデルになってくれる女性を、単なるモデルだと思えなくなるんだ。だが現実問題として、私には妻がいる。長年連れ添った妻とは別れることはできやしない。だから悩んだ末にあの夜・・・・・・」
別れ話で揉めてたら女が階段から落ちた事故ですごめんなさい、だそうです。
うだうだ言ってるけど、これつまりポコチンオッキシタってことでしょう?
芸術家はコレだからなー(偏見)


で、我らが特命係は勿論、「そうでしたかー」では終わらない訳です。
二言目には『愛』がどうのとのたまうバカなオッサンのウソを暴け!
「いい加減に本当のことを言ったらどうですか! あなたはまだ彼女を暗闇の中に閉じ込めておくつもりですかっ!」
犯人としてのクズ度ランキング、上位間違い無し。





第六話「この胸の高鳴りを」

「よっ、どうだい? 事件のほうは」
 カウンターに座るなり、薫の背中をどんと叩いて言った。
「情報はやれませんよ~」薫が戯れる。
「あ、ひどいなぁ。せっかく耳寄りな情報を持ってきたんだけどね。もう知~らない」
はいはいかめかめ


殺されたのは人気ロックバンドのリーダーで、その恋人がすぐに自首。
なーんだ簡単な事件っスね。
ところが!
『スター』と恋人には、ただの恋人関係ではない因縁が・・・・・・
――そういうことじゃない! けど、このままじゃ前に進めないんだ。
「後悔」はどこまでもついてくる・・・・・・(´・ω・)





第七話「空中の楼閣」

「ありがとうございます。いやぁ、照れますなあ」
「俺も照れますなあ、夫として」
 横でシャンパングラスを掲げている薫に右京が言った。
「きみが照れることはないですよ」
【祝】カメ子、本の出版が決定

いやーめでたいですなーと思っていたら、
なんとその話を進めていた出版社の編集者・勝村が・・・・・・。

被害者と揉めていたらしい、『ちょいワル』な人気作家・庄司タケルが怪しい?
「私の仮説によりますと、訳ありの男性というのは女性の興味をそそる場合が多々あるようです。ある意味、神秘的に見えるんでしょうなあ」米沢が分析する。
でも、「イイ訳」が多いと見限られるんだな、これが。


ちなみに、その『ちょいワル』の作品、たまきさんには物足りないようで。
「あなたは案外、難解な小説を好みますからねえ」元夫が明かすと、たまきがやり返した。
「ええ。難解な人と暮らしてましたから」
( ・∀・)ニヤニヤ


庄司タケルの周辺を調べる中で―
「マジで?」と薫が応じた。
「マジマジ!」うさんくさいオッサンは、変なオッサンに格上げされた。
おめでとう! トクカメは
『変なオッサン』に しんかした!


「勝村さんは自分の仕事に信念を持っている人でした。でも、他人の仕事を見くだしてたんだ」
いくら仕事ができる人間だったとしても・・・・・・これはクズっすわ。
こうも「遅かれ早かれ」な気がする被害者も珍しい。


「やめるわ」
庄司タケルの新作マダー?





第八話「正義の翼」

――ダイヤを確認したら、爆弾の場所を教えてやる。
『二十億円相当のダイヤ』、「鳩」と共にお空の彼方へ。

敵の手を読んでいた右京さんは流石すぎる・・・・・・
過去にあった事件、その部分は実話なのね。
そっちの話では犯人が『間抜け』だったけど、こちらは隙無しで打つ手無し・・・・・・?

そんな訳で、「鳩」の専門家に相談することに。
「鳩にも血統とかあるんですか?」
本日の(´・∀・`)ヘー

そのうち人間もニックスとかインブリードとか考えるようになるのかな。
神父「お互いに愛することを誓いますか」
男女「「はい」」
神父「悪くない配合ですよ。なかなかの爆発力を秘めていそうです。」
・・・・・・うーん、ヤな世界だ。


「進むべき道を見極め、軌道修正する能力。それを持っているのは鳩だけではないと思いますよ」
過ちは正せる、はず。





第九話「編集された殺人」

「彼女は、美穂さんの無実を主張するために検察の聴取に応じたんだって、わたしにはっきり言いましたから。だって彼女はわたしたち弁護側の証人として出廷する予定だったんですよ」
 それを聞いた薫が首を捻った。
「えっ、それは変ですね。あのビデオを見る限りでは、彼女は被告人に不利な発言をしていましたよ」
とある殺人事件の法廷で、被告人(弁護士)側に味方していたはずの人間が、
検察の聞き取りでは被告人に不利な印象を与えることばかり話したビデオが流れ・・・・・・
そして、その証言者はなんと殺されてしまったのです。


「抜粋ですか。ものは言いようですねえ」
 右京の皮肉にむっとした鍋島は語気を強めた。
「あなたは編集編集と言いますが、取り調べのどこを撮影して、どこを提出するか、われわれ検事に任されているんですよ」
これはダメだろ・・・・・・
僕が殺したって証拠があるんですか!」
→「僕が殺した!
極端な話、こうできちゃうんだぜ・・・・・・?


「ありがとうございます」
 右京は深々と頭を下げた。
 内村にもこんな使い道があったのだ・・・・・・薫は内心で舌を出した。
くぉらトクカメ!
敬意を持って内村サンとお呼びしやがりなさい!


「証言の編集」がカギとなった事件の顛末は・・・・・・
「警察と検察が、それをわからなくしてしまった」薫が突きつける。
目的がズレてしまっていたが故に起きた歪んだ事件。



ここんとこ寝起きがイマイチなのは、冷房病かもしれないなぁ。
切る時間をもっと早くしようそうしよう。