徒然なるままに、一旅客の戯言(たわごと)
*** reminiscences ***
PAXのひとりごと
since 17 JAN 2005


(since 17 AUG 2005)

開港間近

中部国際空港(セントレア)の開港が間近に迫ってきました。

管制業務は既に1月20日から開始されており、進入・出発レーダ管制のコールサインは、それぞれ「CENTRAIR Approach(セントレア・アプローチ)」「CENTRAIR Departure(セントレア・ディパーチャ)」として運用されていますので、現名古屋空港に離着陸するパイロットの皆様は、一足お先に“セントレア”の名を口にして運航している訳ですが....。

来週には開港ですから、Jeppesenからも ぶ厚い Revision Packetが昨日届きました。この中に、中部国際空港関連のチャートが含まれています。
チャート類は、国土交通省航空局(JCAB)が既に開示しているので、それがAIP差替えとして配布され、随分前から手元にはあったのですが、こうして Jeppesen の差替えが届くと「いよいよかぁ」と改めて思いますね。



空港には(主として旅客ハンドリング側が用いる)3レターコードというものが割り当てられています。
これまで、名古屋のそれは空港コード=都市コードで、NGOだったのですが、そのコードは中部国際空港(セントレア)がそのまま引き継ぐことになります。NGO=都市コード:名古屋、空港コード:中部国際空港(セントレア)となり、セントレアが名実共に名古屋の空の玄関となる訳です。
※中部国際空港(セントレア)の地点コードは、気象通報式のときにご紹介したように、RJGG です。

今まで、名古屋の空の玄関として頑張ってきた現名古屋国際空港は、管理がJCABから愛知県に移管され、県営名古屋空港としてコミュータ機の運航(+自衛隊小牧基地)が中心となります。
3レターコードは、NKM、地点コードは、RJNA と変更になります。
※航空管制(管制塔・地上管制・管制承認)のコール・サインは NAGOYA のままです。


セントレアが出来上がってくる様は、羽田<->伊丹、福岡->羽田などのフライトで幾度となく上空から眺めてきました。
最初は輪郭だけだった空港島が、ついに開港し飛行機が離発着するようになるのですね。
こりゃぁ、歳をとるのも当り前です。
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