バケツの上にコンテナをかぶせ、その上からホースで水を落とし
水さらしを試みている・・・場面であります。
バケツの中に、金属ネットでできた籠に あく抜きの対象となるものが・・・。
それは、トチノキの実で、皮をむいた後に 荒割にしたものです。
トチノキの実は、考古博物館・埋文Cの構内に植栽された木が実らせたもので
縄文時代からその実を食していた歴史的状況があることから
その復元にチャレンジしているのでありました。
トチノキの実には、たいへん強い渋み(あく)があるので、
それを抜かないと食用にはなりません。縄文時代には、自然流水で水さらしし、
渋みを除去していたと考えられており、その方法の再現が課題となっているのでした。
これがなかなか難しいので、いろいろと手を変えながらあく抜きしているところです。
うまくできた暁には、埋文Cのイベントで、トチノキの実の入った何かが
試食できることになります。お楽しみに・・・。
(撮影:2015.10.16)
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