今日は、いつもの散策コースではなく、ひさしぶりに丘の上の方にあがりました。
そこからは、北側に、甲府盆地の北部の展望が開けています。
そして遠くのお山、左手に茅ヶ岳、右手に曲岳がよく見えていました。
こちらが、その茅ヶ岳(かやがたけ=1703.5m)です。
もっと北、長野県との県境にある八ヶ岳に似ているところから、
「偽八ツ(にせやつ)」とも呼ばれることがあり、そんなときには
ちょっとかわいそうな感じがするお山です。
そして曲岳(まがりだけ=1642.4m)です。
『角川日本地名大辞典19』では、「山容は巨人の鼻のような奇形を呈する」
と説明されていますが、そう、ちょっと独特な形のお山です。
さらに右手(東側)に目をふっていくと、金峰山が見えてきました。
山梨県と長野県の境にある、標高2595mのお山、金峰山(きんぷさん)。
古い歴史をもつ、信仰のお山でもあります。
山頂部に黒く突き出している、ちょっとお城の天守閣みたいに見えるのは、
五丈岩(ごじょういわ)と呼ばれる花崗岩の巨岩です。
以上、2月3日、節分の日に見た、遠くのお山の話題でした。
(撮影:2010.2.3)