Y's Diary

日々の日記です。日常の出来事を綴っていきたいと思っています。

フライトプラン

2006年05月24日 12時39分40秒 | Weblog
解説: 高度一万メートルの密室で繰り広げられる、
恐怖のサスペンス・アクション。
映画主演は3年ぶりとなるオスカー女優ジョディ・フォスターが、
突然娘を奪われた母親にふんし正体不明の敵に立ち向かう。
監督のロベルト・シュヴェンケは、
本作でハリウッドデビューを飾るドイツ期待の新星だ。
あまりに臨場感のあるリアルな設定に、
客室乗務員協会(AFA)が映画のボイコットを呼びかけたほど。
ジョディ・フォスターの鬼気迫る演技は必見。

最近借りたDVDの中でも、この映画は結構面白かった。
どんでん返しがあるのだろうと思い続けていたけど、
最後にはとんでもない陰謀が隠されていた。
何故か見始めた時には、アガサ・クリスティーの、
「オリエント急行の殺人」を思い出していました。
小説の内容は、凄いどんでん返しがあって、
実はオリエント急行に乗っていた皆が犯人だったと言う、
凄い内容でした。
それが頭に離れなくて、皆が犯人に見えてしまって、
推理に障害がありました。
でも最後は予想通りの結果でしたが、
期待を裏切らない作品じゃないでしょうか?

急死した夫の遺体を飛行機で運ぶカイル。
しかし、一緒に乗ったはずの娘が、機内で行方不明に…。
乗務員や他の客たちは、娘がいなかったと証言。
乗客リストにも名前が残っておらず、
娘の荷物も消えているという衝撃サスペンス。
ジョディ・フォスターが、自分の記憶を信じ、必死に娘を探すカイルを演じる。
映画の前半は「結末がどうなるのか?」という謎に翻弄されるドキドキの展開。
すべてはカイルの妄想かとも思わせるが、機内の怪しげな人物、
乗務員の不可解な言動、さらに正体を隠して乗り込んでいる捜査官の存在や、
ジョディの迫真演技で、謎は深まるばかり。
結末については、観る人によって意見が分かれるかもしれない。
ストーリーと同じくらい見どころなのは、
本作のためにデザインされた飛行機の内部。
2階にも広がるエコノミークラスのスペースや、ゴージャスなバー・カウンター、
迷路のような隠しスペースなど、そのユニークな構造は一見の価値アリだ。
(斉藤博昭)