リンク: ビクター、「スタジオチューニング」のHDDプレーヤー(AV Watch).
先週のニュースで、しかもiPodなMacユーザーには関係ないからどうしようか迷ったんだけど、「高音質」ってのが気になってるんで書いておく。
ビクターが「K2テクノロジー」を採用したHDDプレーヤー「アルネオ」(XA-HD500)を11/1から発売するらしい。この「K2テクノロジー」はCDのレコーディングやマスタリングなんかでも使われてる高音質技術。ビクターがCCCDを出した時にもこれを同時に採用してて、多分「CCCD=音が悪い」ってイメージを払拭しようとしてたんだろうけど、音質を上げて最後にCCCDで壊してたんじゃ意味ないだろうと思ったもんだ。
それはともかく、そのK2テクノロジーを圧縮音源に対応させた「CCコンバータ」ってのが使われてるらしくて、K2テクノロジー採用圧縮音源を再生すると、マスター音源に近い音になるんだとか。付属のイヤホンは珍しく耳に突っ込むインイヤータイプで、本体はiPod miniとほぼ同サイズ。見た目も悪くない。ただ、HDD 6GBで45,000円って、どんなユーザーをターゲットにしてるんだろう。高音質を謳ってるくせにロスレスに対応してないってのも、この値段じゃ納得行かないかな。
高音質HDDプレーヤーでもう一つ気になるのは、デジタルアンプを搭載したケンウッドの「HD20GA7」。こっちも45,000円程度だけど20GBなんで、ビクターのよりは割高感は抑えられるか。これは今でも気になる存在で、音も聴いてみたいんだけど、この機種もロスレス非対応なんだな。「高音質」だって言われたら、やっぱり手持ちのCDと同等の音源で聴いてみたいってのは自然なことだと思うんだけど。下手な安物ミニコンポなりPCなりでCDかけるよりいい音がするはずなんだし。あと、転送ソフトのインターフェイスが評判悪いんで、その辺りもとっとと改良して欲しいところ。まぁ、転送しちゃえば後は関係ないって話もあるけど。
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