Rioが9月末で販売終了

リンク: MP3プレイヤーのRioが9月末で販売終了、サポートは継続 - CNET Japan.

Rioって確か、MP3がグレーな状況で使われてた90年代後半に登場して、Rio 600辺りの登場からいわゆるシリコンオーディオプレーヤーのメジャー街道を突っ走って、CD-Rタイプのプレーヤー辺りまでは順調だったと思う。そう、昔はCD-Rに焼いて「CD何枚分が詰め込める」なんて言ってたっけ。当時のライバルといえば、CreativeのNOMADかネットワークウォークマンかってところだったと思う。
Rioブランドがその頃より落ちてきたのは、いつ頃からだったろう。HDDタイプのRio Riotだか何だかを出した辺りからだったかな。その後、iPodのWindows版が売れ始めてから、結構地味な位置づけになったような気がする。いつの間にか会社も変わってたし。
で、9月いっぱいでRioがなくなるってことだけど、正直言って今のメモリタイプのプレーヤーってどこの会社のを買っても大差ないように思えるから、これといった大きな特徴が出せないまま市場競争につきあわされて自滅しちゃったのかなって気がする。せっかくデノンとかマランツとかを持ってる会社なんだから、ミニコンポとの連携とかで、PCを使わないようなユーザーを取り込む方法だってあっただろうに。とはいってもミニコンポ自体売れないご時世だから、やっぱりそういう時代の流れなのかもしれない。