夏後半以降の読書記録。
■7月■
⑤「狂犬」 矢月秀作
■8月■
①「幽霊人命救助隊」 高野和明
②「東京結合人間」 白井智之 「2016年 本格ミステリベスト10」、「2016年 このミステリーがすごい」受賞作
③「僕と彼女の首なし死体」 白石かおる 「第29回横溝正史ミステリ大賞」優秀賞受賞作
④「さあ、地獄へ墜ちよう」 菅原和也 「第32回横溝正史ミステリ大賞」大賞受賞作
⑤「棺の中の狂騒」 菅原和也
⑥「三谷幸喜のありふれた生活14~いくさ上手」 三谷幸喜
■9月■
①「どこの家にも怖いものはいる」 三津田信三
②「デッドマン」 河合莞爾 「第32回横溝正史ミステリ大賞」大賞受賞作
③「ネコと昼寝」 群ようこ
④「中空」 鳥飼否宇 「第21回横溝正史ミステリ大賞」優秀賞受賞作
⑤「ドラゴンフライ」 河合莞爾
三谷幸喜の日々の随筆を一年に一度、一冊にまとめて発刊する「ありふれた生活」は、ようやく大河「真田丸」に触れた所にきた!
真田丸に対する考えやプロット、裏話なども紹介されていて相変わらず面白い。
今年は年頭の目標通り横溝正史ミステリ大賞受賞作を選んで読んでいる。
中でも河合莞爾(かわいかんじ)さんには「ドはまり」した。
ある日、頭部だけがない死体が発見され、続いて片腕だけや片足のみが切り取られた死体が次々と見つかる。
遺体は6体にのぼり、切り取り持ち去られたそれら6つのパーツを合わせるとちょうど一人分の身体となるという彼のデビュー作、鏑木特捜班シリーズの「デッドマン」に一気に惹き込まれ、同シリーズの「ドラゴンフライ」を完読。
ドラゴンフライとはトンボの英名。
「おっきなトンボが飛んでる姿が見える」と言った先天的に目が不自由な少女と、彼女の手となり足になろうと幼心に誓う二人の少年。
三人がかつて暮らしていた群馬県の深い山間の長閑な村は、今はダムの湖の底に沈んでいる。
田舎から離れた二子多摩川河川敷で発見された、喉から腹までを縦一直線に裂かれ、内臓が持ち去られた焼死体。
遺体は誰なのか。
目が見えないはずの少女は本当に空を舞うトンボを見たのか。
大人になった彼ら三人の、悲しくも切ない友情と恋。残酷さ。
終盤は胸が締め付けられるようで泣きながら読んだ。
現在はシリーズ3作目となる「ダンデライオン」を読んでいる最中。
頁を開くたび、まるで夢の中にいるような、妙にフワフワと現実感が薄いような感覚なのは、タイトル「ダンデライオン」=たんぽぽの白い綿毛を無意識に連想しているからなのか。
恐ろしそうな本ばかりで
Weさん大丈夫?って思ったら
今年の目標かぁ!!!
ホッとした!ふふふ
あ、前に言ってた東野さんの「手紙」読みましたよ^^
借りてきて、これ、映画2回観た って思い出しました
ほんと、すぐに忘れてヤだわ^^;
お陰で寝苦しい、いやぁ~な夏の夜を過ごしました^^;
東野圭吾さんの「手紙」、映画、2回もご覧になったのね。
なのに忘れてるという・・・(笑)
今まで山ほど映画を観ているので、私もあれとコレとそれとが一緒くたになってるよ。
誰が出ていて監督の名前も日本公開年も、勿論ストーリーも分かっているのにどーーーしてもタイトルが出てこない!
先日も「あれ、良かったよね~!あの、ホラ、何だっけ?史上最強の大寒波でニューヨークが一瞬で凍りつく、アレ!!(><)」って、ローランド・エメリッヒ監督の「デイ・アフター・トゥモロー」がしばらく出てこんかった(--;
タイトルだけ見ていると、こういう本ばかり読んでいる人って
「どういう人種なの??」 って感じですが・・・
でもミステリー好きは、頭の回転が速い人です。
登場人物は多いし話は込み入っているし、私なんか展開についていけません。
本当、なんだかいやぁ~なタイトルばかりですね(笑)
怖がりなのにホラーやスプラッター、好きな方です。
ミステリー小説は作者によってなんとなく犯人やオチが予測出来てしまうものもあります。
余程の事が無ければ一応最後まで読みますが、そんな時は本当にガッカリくる。「時間、返せー」って感じで^^;
最近は毎晩30~40頁くらいずつ読んでいるのですが、毎回少し戻って登場人物像を再確認し直さないと話が進みません(爆)