えー僕は、今でも・・・今より・・・う~ん・・・
3回生のときはめちゃくちゃ学校に行ってなくて、
みんな「3回生が一番大変だ!」とか言ってたのに、「えっ?」
て感じでミラージュで走ったり32でドリフトしたりしてました。
しかし・・・そんな中にも必修の授業があって、
それにはちゃんとマジメに全部出席しました。
「機械製作実習」という授業でした。
そこで、半期かけて↓の物体を作りました。
これは・・・一応エンジンです。
燃料を必要としないエンジンで、スターリングエンジンと言います。
これを、すべて自分で加工、旋盤、ねじ切り、とかして作りました。
特に重要なのはピストン部分で、公差が・・・10ミクロンだったかな?
20ミクロンだったかもしれないかな?
とりあえず、手作業でそれだけの精度を出すのに苦労しました。
びっみょ~なタッチで旋盤の目盛りを操作したと思います。
エンジンが回る原理は・・・僕も完全にはわかっていませんが(笑)
簡単に言うと、
高温側ピストンと低温側ピストンがあり、
高温側ピストンを熱し続けると中の気体が膨張し、
膨張した気体が今度は低温側ピストンに移動し冷やされ圧縮されると。
そんな感じで膨張→圧縮が繰り替えされ、エンジンが回るらしいです。
回っている画像が↓コレ。
しょーもないデジカメなので、コレを撮るのに苦労しました。
でも、なかなか勇ましく撮れました~!
そして面白いのは、いろんな要素が絡み合って、個体差が出るところです。
成績のいいやつが作ったエンジンが良く回るかといえば・・・そうじゃないと。
ということで、授業の最終週に、
「回転数ナンバーワンコンテスト」が開かれました。
同じガスバーナでエンジンを回して、その回転数を計測して勝負!
上位4名は、授業後に開かれる工場内での宴会に参加できる上、
成績にも影響が・・・とのこと。
もう・・・本気でチューニングを頑張りました(笑)
結果・・・学年2位!!
一位の人が1800rpm。僕は1750rpmでした。
1750rpmは・・・アイドリングよりもちょっと高いくらいですね。
いや~でもめちゃくちゃ嬉しかった~!!
宴会でのビールも旨かった~!!!
それから2年以上たちますが、それでもまだ錆びずに回ってます。
多分・・・1500rpmくらいで回っていると思います。
スターリングエンジンえらい!
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