もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

フカセ釣り 鯛 ~ 小浜 2018.10.19

2018年10月20日 | 釣り

今日は、朝から雨が降ってます。

お天気も悪いが、身体もシャンとせず、気分的にもドンヨリ気味。

さて、その原因となるのが昨日の釣りであります。

6月以来となる小浜のフカセ釣り 鯛に行ってきました。

もちろん数日前からやる気、釣る気マンマンでありました。

前日には釣具屋さんで仕掛けなどのレクチャーを受け、もう気分は大鯛、いやヒラマサ、それとも良型イサキ・・・。

という妄想で頭の中はいっぱい。

その期待のまま6:30 瓦職人H君が迎えに来てくれて出発。

途中、これまた釣る気マンマンのK氏を乗せて、一路小浜へ。

車中でも、どれだけ釣るんや、というような話で盛り上がってます。

「釣りに行く前が、一番おもろいな。」

そんなことも言っていたような気がします。

あ~、今思えば、もう一度あの車中に時間に戻ればなぁ~。

と、後悔しきり。

それでは、小浜旧港に到着。

いつもの「わかさⅡ」です。

上野船長は、船の給油に行かれていて不在。

しばし、待ちます。

そして、来られました。

すると、これまた上野船長、忘れ物が発覚。

家まで取りに帰られている間、またまたしばし待ちます。

ほんと今思えばあの待っている間の時刻に戻ればなぁ~。

なにをくどくどと悔やんでいるかと言えば、実は酔い止めを飲むのを忘れてました。

このところ、まったく船酔いをしていない私。

昨年の6月に行ったときなんかは、どエライうねりでしたが、なんのその。

そんな自信もありましたが、元来よく酔ってました。

そのため、必ず乗船前には、錠剤とアンプルの酔い止めを服用。

これでOK。

しかし、今回は待っている時間も長ったので、その間に服用しておけばバッチリだったのに・・・。

気づいたときは、出港してうねる波を見ながらK氏が、「大丈夫か? 酔わへんか?」と声をかけられた時。

しまったぁ~、酔い止めを飲んでいなかったなぁ~。

ちなみに酔い止めは乗船30分前に服用が必要で、すでに遅し。

しかし、最近は酔っていなかったし、大丈夫だろう、と言い聞かせます。

そして、ポイントに到着。

すぐに酔い止めを服用しますが、すでに船は荒れた海で揺れまくってます。

そんな中、準備をして、大鯛よ来い!と期待を込めて仕掛けを投入。

オキアミをパラパラと撒き、仕掛けを流していきます。

しばらくするとH君の仕掛けと私の仕掛けが絡んだ模様。

H君が回収し、ほどきます。

その様子を眺めていると、どうも様子がおかしくなってきた。

ウッ・・・。

突然です。

アカン。

急きょ場所を移動して、オェーーーーーッ。

涙を流しながら、オェーーーーーーッ。

こうなったら、もうあきまへん。

船室に倒れ込み、バタンキュー。

まだ時刻は9時半過ぎだったかな。

1投目を流している途中のできごとでした。

もうそれから、地獄の時間が・・・。

船酔いというのは、とにかくゲロッて全部出すこと。

そして、あとは寝転んでいること。

これしかありません。

しばらくしてから、こちらは意識が朦朧状態の中、外の二人は歓声が・・・。

どうやらヒラマサが廻ってきたようです。

H君2本、K氏1本をあげられた模様。

それから、夢の中か現実かわからない状態の私は、遠くから聞こえる二人の声も幻聴のようにも思えて。

時折、ぐじ鯛が釣れたとか、イサキが来たとか・・・。

時折、耳に入ってきて羨ましい限り。

私は、うつろな視線で、船内から見える空を眺め、そして、波の揺れに耐えてます。

時折、フッと気分がよくなり、ヨォーーーシ、いっちょ釣ったろかーーー、と思い体を起こしますが、すぐにオェッ。

あきまへん。

起き上がると、酔いが襲ってきます。

辛い、悲しい、むなしい、情けない。

1匹も釣っていないどころか、仕掛けを流すのも途中でした。

大きなため息しか出ません。

そこで、そんな中、上野船長は救いの手を差し伸べてくださいました。

二人の世話をしながらも、私の代わりに竿を出してくださりました。

かすかに聞こえてくる「鯛が釣れたでぇ―。」という声。

ちらっと見ると50㎝真鯛。

しかし、H君は74㎝の大鯛を釣ってました。

なんと羨ましい。

私も復活したい。

海はずっと波が高い。

ちょっと様子を見ていると、また酔いが・・・。

終盤、フカセ釣りから天秤仕掛けに変更。

H君は俄然天秤仕掛けがうまくいったようで、アタリを連発。

反面、K氏は苦戦されてます。

そんな中、船長がスゴイ引きのアタリが・・・。

なんと上がってきたのは、鰤。

こりゃ、スゴイ。

途中で変わろう、と言ってくださいましたが、すぐにダウン。

とにかく、何もできず、船内の狭い椅子の上で苦しんでました。

そんな中、私も釣れたのが・・・。

狭い中で、足が吊っちゃいました。

痛い、痛い、と船酔いと足の吊りの二重苦に襲われる私。

最悪です。

ということで、納竿の17時まで、結局寝たままでした。

アァーーーーー、情けない。

あの時、どうでも良い話をしている間に酔い止めを飲んどけば良かった。

後悔先に立たず。

それでも私のクーボックスの中は、こんな状態。

ひょっとして、私が竿を出していたより釣れていたかも・・・。

船酔いというのは、不思議です。

納竿して港へ帰るべく船が走り出したら、治まってきました。

そして、着眼して陸に上がると、もう大丈夫。

少し、ボーッとした感じはあるものの、吐き気などは全くなし。

とにかく一日中、飲まず食わずでいた私。

帰り王将でがっつり食っちゃいました。

今回は、酔い止めを飲まなかったことが一番の失点で、その上に低気圧の接近で海が荒れていたことが重なりました。

辛いつらい釣行でした。

もうしばらくは、船釣りはこりごりかな。

H君、K氏、そして船長、お世話になりました。

また、来年。

その時は、大鯛を釣り上げ、念願の魚拓を。

 

釣果

H君 大鯛 1 鯛 4 アマダイ 1 ワラサ 1 ヒラマサ 2

K氏 鯛 6 イサキ 2 サワラ 1 ヒラマサ 1

私のクーラーボックスの中 鰤 1 鯛 3 50㎝鯛 1 連呼鯛 2

 

 

 

 

コメント (2)
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