今日もいいお天気。
朝晩の冷え込みと日中の気温差に注意が必要ですが、実に過ごしやすいこと。
こんな時期がもっと続けばいいのに・・・。
さて、今日の職場の会議で皆さんにお知らせしたことです。
ちょっと自分を見つめ直してみましょう。
ということで、比叡山 延暦寺 天台宗 開祖 伝教大師 最澄さんの教えからです。
ちなみに私は、親鸞聖人の浄土真宗 東本願寺、いわゆる門徒です。
宗派はともかく、いい言葉イイとして、紹介しました。
「忘己利他」と書いて、もうこりた と読みます。
これは、最澄さんが記された「山家学生式 さんげがくしょうしき」の中の教えです。
「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」と説かれていまして、
自分本位の考えはやめて、人に尽くすことが生きていくうえで最も大切ということです。
なるほど、こんな世の中だからこそ、しっかりと噛みしめたい戒めです。
それと、最澄さんとは関係ないですが、こんな言葉も噛みしめてます。
我が我がの「我」を捨てて、おかげおかげの「下」で生きよ 。
こちらも、なるほど。
最近の私は、こんな言葉をありがたく肝に銘じておる次第。
ただ、言動が伴わず、我が捨てられず、自分が一番、この生きる姿勢が困ったもの。
幾つになれば、もっと人間として成長するのやら。
ただし、孫の前では、何をさておいても「孫」が一番のじぃじですが・・・。