先日初めて訪れたカーブの撮影ポイント。
大体午前11時位までなら前面から編成側面まで陽が当たります。
恐らく大阪発『しまかぜ』が通過する時間帯はあまり陽の当たり具合は
良くないだろうと思いつつまたやって来ました。
K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
TAvモード f8 1/800sec ISO400 (210mm)
やはり前面は順光とはいきませんでしたがダイナミックに走る『しまかぜ』を捉える事が出来ました。
これからどんどんと太陽光線の向きは悪くなりますので撤収しようかと思いましたが
空を見上げると大きな雲の塊が幾つも流れています。
「ひょっとしたら雲が掛かれば撮れない事もないか?」
そう思い次の獲物を待ちました。
6連の急行がおよそ20分間隔でやって来ますので編成の位置を確かめながら
先程撮った『しまかぜ』よりもう少し詰めて撮影に挑みます。
K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
TAvモード f8 1/640sec ISO800 (210mm)
汎用特急車の最新鋭となる22600系。
そのスタイル、カラーリングから“スズメバチ”のニックネームを持ちます。
内外装ともレベルは高く、一度これに乗った後だと12XXX系列特急車に
同じ特急料金を払うのがもったいない気がします(笑)
Exifのレンズ焦点距離は変わっていませんが先程より僅かにテレ域にズーム。
また立ち位置も少し前進して撮影しています。
シングルアームパンタとスカートの位置を見ながら3カット連写した内の1枚です。
K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
TAvモード f7.1 1/640sec ISO250 (210mm)
続いては21000系アーバンライナーplus。
『しまかぜ』が観光特急の旗艦ならこちらはビジネス特急の雄です。
1988年(昭和63年)登場なのでもう26年経っているのですが
その優美かつスピーディなスタイルは古さを感じさせませんね。
側面に陽が当たらなくなってきましたので絞りを半絞り開けました。
少しでもボケを大きくしてお顔を強調する為です。
『しまかぜ』から2時間粘った甲斐が有りました。
K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
TAvモード f8 1/640sec ISO320 +0.3EV (210mm)
21020系アーバンライナーnext。
個人的には近鉄特急車の中で一番オーラを感じる車両です。
こうしてまともに撮ったのは久しぶりなのでファインダーの中にそのブラックフェイスが
現れた時にはニンマリしてしまいました。
これらの写真、決して理想的な光線下で撮影した訳じゃ有りませんが
看板車両の6両編成達が綺麗に納まり、個人的には満足です。
おまけは・・・
K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
TAvモード f7.1 1/640sec ISO320 +0.3EV (300mm)
2013系『つどい』。
実はこの撮影場所へ向かう途中、西大寺検車区の車庫で『つどい』を見かけたのですが
どうやら昨夜は大阪上本町~京都間の“ビール列車”運行日だったようです。
明日からの本来の仕事である伊勢志摩での観光列車の為の回送です。
今日は少し秋の気配を感じつつ近鉄の看板車両達を楽しく撮影出来ました。