TASTING CUBE

Wine by your side…我が家は毎晩がワインサロン。最近のマイブームはBOX WINEです。

お料理教室 春 前半

2006-04-19 18:35:40 | 世界の料理スクール
お料理を習いに行ったことはありますか?

私もお料理は大好き。いままであちこち参加してきた。近年は、お料理教室に行くのに条件がある。①デモンストーレーションだけででなく実践できること。②料理のレシピは教えるヒトが作ったものであること。③時間は夜、ワインがついていること。
この三つを満たしていると、一様ではないが、他に参加するヒトも同じようなヒトが集まる。

久しぶりに参加したのは、フレンチレストランで開催されるお料理教室。シェフがじきじきにレクチャーして下さる。今回は自分での実践はなかったが、以前から食べに行きたいと思っていたお店でもあったのでこだわりは譲ることに・・。譲ってもあり余る素敵な会となった。

テーマは、「春の魚介とお野菜」。
まずはこのプレート。この旬のお野菜の見物から。春しめじ、きぬがさ茸(国産&欧産)、行者にんにく、ふきのとう、カタクリの花。シェフが直々に採取してきたモノだそう。


このきぬがさ茸は大きさもまちまち、香りも国産、欧産としっかりと違いがある。そして、わかりますか?手前の大きいのは春しめじ、直径10cmはある。このベルベットのような美しいかさの照り。思わず見とれてしまう逸品。



アミューズは、「海老と行者にんにくのジュレ」。
ジュレはお野菜の出汁に行者にんにくを漬けたもの。行者にんにくは生の方がよいエキスが出るんだそう。さき程の巨大な春しめじのBABYがちょこんと乗ってかわいらしい。


合わせるワインはなんと、独はリースリングのゼクト。3年瓶熟で、シャンパーニュと同じ製法で作られている。酸味と果実味のバランスが爽やか、飲み口がさっぱりしているのがなかなかオイシイ。ジュレとぴったり♪



前菜は、「赤貝と独活のサラダ、エストラゴンのソース」。
この赤貝のピンクとエストラゴンのグリーンが美しいこと。ビジュアルだけでなく、隠し味のオレンジが赤貝の臭みを消し、エストラゴンのすがすがしいソースと、独活のさっぱり感が絶妙なマッチング。エストラゴンは細かくして卵黄などとまぜてソースに。木の芽で代用もOKとのこと。まさに日本料理の「木の芽あえ」。ほーぉ、本当にレシピも同じだもの。


合わせるワインは、同じく独のバーデンは、ピノ・グリージョ。なかなか飲む機会のない一本。さらさらっとして、飲みやすい、爽やかな酸味とすっきりした後味。お食事を引き立てる演出ワインという印象。



続きは後編にて♪

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