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Wine by your side…我が家は毎晩がワインサロン。最近のマイブームはBOX WINEです。

メキシカン クッキング

2007-12-18 12:53:01 | ワインのまわり
メキシコ人のマダムがメキシコ料理を教えてくれる料理教室に参加。会場ではスペイン語と日本語を話すイケメンなキッズが通訳+ヘルプ♪女性をさりげなくサポートする血がこんなに小さいころからどくどくと流れているらしい、グレート♪

さて、紹介される食材にはサボテンの葉肉、白いコーン、ドライハイビスカス・・・・。本場の食材を取り寄せてくれたとのこと。ファヒータやサラダを連想していた私が甘かった・・何が出来るのか、ワクワク。

レシピは2種類。「CACTUS SALAD」=サボテンのサラダと「POZOLE」=ポゾレ、豚肉の煮込み料理。

以前メキシコ料理に興味があって購入したコチラの本のページをめくってみると・・・。


あるある、POZOLE。

あちらの家庭料理のようだ。ニンニクとタマネギを大きなお鍋で煮立て、ローリエとともに豚のヒレ肉のぶつ切りを煮込む。火が通ったらお肉を取り出して小さく裂く。お野菜とお肉のだしが出たスープのみを使い、白いコーンとお肉を戻しいれて出来上がり。レタスやみじん切りにしたタマネギ、スライスしたラディッシュをお好みで盛って、オレガノやChile Piquin(チリ・ピキン)をかけて、揚げたトルティ-ヤとともに頂く。チリ・ピキンとは、チリパウダーにもう少しスパイスを合わせたもの。写真にあるとおり小瓶で、よくお肉やお魚にかけて頂くそう。辛いというより、風味が増して美味しい。で、白いとうもろこしっていうのはアレアレ。ビールのおつまみによく出るジャイアントコーンのこと。揚げてないそれは、白くてモコっとしておもしろい。そして、ヒレ肉の美味しいこと♪調味もなく、煮込み時間は少ないのに、お野菜のエキスが染み込んでいてびっくり。

サボテンのサラダは、サボテンの缶詰を利用。食用サボテンってゆーのがあるんだって。種類はうちわの形の似た「ウチワサボテン」。サボテンを塩茹でして缶詰めにして売っているこのこと。それにタマネギとトマトのみじん切りを合わせ、オリーブオイル+ビネガー+塩+胡椒+コリアンダーで味を整える。サルサソースのような仕上がり。

自宅では、サーモンとお豆腐にこのサラダをたっぷり載せて最後まで堪能。相性のよいこと♪キリっと冷やした白ワインにも合う。サボテンってすぐれモノらしい。整腸作用があり、血圧の安定、コレステロール値の低下作用、免疫力の向上などに効果があるとのこと。


最後にマダムが作ってくれたのが「ハイビスカスドリンク」。乾燥したハイビスカスをたっぷりのお湯で煮出してくみ上げ、お砂糖を加えてできるもの。レシピといい、色、味もまるで日本の紫蘇ドリンクのよう、おいしい。

メキシコ人は古くからハイビスカスを食用ハーブとして使ってきたんだって。今日頂いたのはメキシコの庶民的飲み物で「Agua de jamaica(アグア デ ハマイカ)」。ハイビスカスってJAMAICAと書くのね、びっくり。


自分が食べて育った家庭料理を、本場の材料で用意してくれたマダム。ほっとしてハッとするレッスンをありがとう。





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