オカリナと水泳日記、あ、うつ病と拡張型心筋症なども

病気は「ついで」かい!というようなタイトルですが(苦笑)。
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消費者物価指数について考える。

2006年12月27日 | 時事ネタ(独善的見解)
いやあPCについて書いていたら、「そーいえばPCの価格が消費者物価指数に与える影響」なんて記事だかコラムだかを読んだことがあったな、と思った次第。

消費者物価指数については、ココをクリックしてもらえばいいんだけど、PCのように技術革新が早い商品の場合、どのように計算しているのか、なんです。

これには、「ヘドニック法」なる計算式が使われているそうです。
具体的には、同じ価格のまま、性能が向上すれば、その分価格が下がったということでしょ。という考え方。

先の記事のびっきぃの古いPCと今のPCを比べると(CPUのみ)、購入価格はほぼ同じ(10万円)でした。

ならば10年前は100MhzのCPUを積んだPCが10万円でした。
で現在(厳密には3年前だけど)、実質1700MhzのCPUを積んだPCが10万円なんですね。

ということは、この10年で消費者物価指数は、1700/100=17 同価格で17倍の能力になった、ということで、消費者物価指数上では1/17=0.059%まで価格が下がった、ということになるんです。

で、何が言いたいかというと、技術革新の早い情報系の商品のお陰で、消費者物価指数が相当押し下げられているのではないでしょうか?ってこと。

消費者物価指数の対象になっている商品数は17年度で584品目。
このうちどれぐらいが「情報系」の商品なのかは知りませんが、影響はどうなんでしょうね。

びっきぃが危惧するのは、「情報系品目の影響」が大きすぎて、消費者物価指数が正しく表されていないのでは(低くなっているのでは)、ということなんです。

これで政策(金利とかマネーサプライとか)をエライ人が考えているならちょっと怖い。
まあ、もちろん他の指数も参考にして政策を決めているんでしょうけどね。

「消費者物価指数はもっと高いぞ(高くなってきているぞ、デフレも終わり!)」なんてことを主張したいわけじゃありません。

だってローンを抱えた身にとっては、あまり景気よくなって金利上がっても嫌だし(苦笑)。


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