オカリナと水泳日記、あ、うつ病と拡張型心筋症なども

病気は「ついで」かい!というようなタイトルですが(苦笑)。
古い記事はうつ病との闘いの記録?や花作りがメインです。

今年マスターズ水泳に出場しました。

2019年12月28日 | 徒然雑草(水泳のこと)
えー、6年ぶりの投稿でございます(汗)

拡張型心筋症発症から13年、ありがたいことに予後はかなり良好です。
疲労感に悩まされたβ遮断薬も服用量はかなり少なくなりました。

そんなわけで、今年マスターズ水泳大会に25年ぶりに復帰しました。
大会の一日くらい、というか1レースの30秒くらい無理しても大丈夫やろ、と(笑)

100mは負荷が大きいので(練習もしてないし)50m自由形に絞って4月から5大会参加しました。
結果ベストタイムは9月の長水路(50mプール)での30秒55でした。

ふだん土日に運動不足対策でチャプチャプ泳いでるだけにしてはまあ良いタイムだったかと自画自賛(笑)

でも来年は29いや28秒台!という色気?がでてきて、現在スポーツクラブのスタッフに見てもらってフォーム改良中。

それにしても、まさかこのブログで大会出場のことを書けるようになるとは夢にも思ってませんでした。
過去マスターズ云々書いたこともありますけど、実際には全く期待してなかったわけで。

神様仏様、そして周りの人たちへの感謝を忘れないよう生きて行こうと思う令和元年の年末なのでした。

とりあえず40秒。

2009年03月11日 | 徒然雑草(水泳のこと)
前々回の記事で病気と水泳とのことをうだうだと書きましたが。

今日はお休みだったので泳ぎに行ってました。
まあ疲れ気味ではあるし、合計500mで上がったんですけど。

50m1本だけ、少しだけマジで泳ぎました。

というのは、前々回で書いたように、とりあえず2ビート(キック)及び2-1ブレス(息継ぎ)でどれくらいのタイムで泳げるのかなあ、との確認。現状でね。

「少しだけマジ」というのがヘンな言い方なんですけど。
説明しますと、2ビートクロールも2-1ブレスもまだちゃんとマスターできていない。

なので、あくまでも泳ぎが乱れない程度、つまりしっかり2ビート、しっかり2-1ブレス、カラダの軸(二軸とは別の意味)の安定…、といった基本的なところが乱れないレベルで最高速を出してみた、という感じです。

んで結果は約40秒。プールサイドの秒時計です。
まあまあ安定した泳ぎができたかなという感想です。
到着時の息切れもなし(この”息切れ状態”を繰り返すと医師に怒られる、つーかまた入院しかねない)。

課題は…なんだろ。

ピッチ(手足の回転スピード)の高回転化。
入水→キャッチ→プルの動きを効率よく、かつ推進力の向上。
ブレス(息継ぎ)の安定とスピードアップ。
キックしていない側の脚の動き(これ全くわからん。現状では抵抗にしかなってない)。

で、トータルとして上記の課題を安定した姿勢で行えるようになること。

今思い浮かぶのはこんなところですね。
ただ、いずれ35秒は十分狙えると感じました。

いいよ2ビートも。新しい泳ぎを覚える楽しさがあります(笑)。意外な発見でした。

水泳の”道”

2009年03月07日 | 徒然雑草(水泳のこと)
最近水泳に対してちょっと悩んでいた時がありました。
ってそんな深刻な話じゃないですけどね。

普段は、不治の病気と向かい合って「生きる意味とは、死とは。」って哲学的なこと考えたり(答えが無いことはわかってる。でも学んで考えることには意味がある、と思ってる)、社会復帰に向けてすべきことを考えたりしてるわけで。

それに比べればどうでもいい話ともいえるんですが。

拡張型心筋症で、マトモな練習が出来なくなった状態で泳ぐことがバカバカしくなっちゃったんです。リハビリという目的は別として。
簡単に言うと、びっきぃの持っている数少ない(それが問題)楽しみが、楽しみで無くなりかけた、と。

まあ結論を言うと、元水泳部員の「水泳は速く泳いでナンボ」の価値観に閉じ込められた感情だったんですけどね。

***

拡張型心筋症の関係で無理は絶対にできない。ってのが大前提。
というか、本来なら水泳自体NG。前にも書きましたが。

患者がしていい運動は、あくまでも”軽い”有酸素運動。つまりはゆっくりウォーキング程度だそうです。ハアハアいっちゃダメ。
ただびっきぃの場合は、まだ年齢も若いし水泳に慣れている(カラダへの負荷をコントロールできる)ので、「一応OK」という程度なんですね。

そんな状態で、マスターズ出場を目指すこと自体が無茶なのかなあ。やっぱり。
いや、出るのは誰でも出れるイベントなんですけどね。登録さえすれば。

でもねー。年末のクラブの記録会出てみて25mが14秒、50mは空回りして遅かったので書かない(笑)。あ、自由形ね。

これがびっきぃにとっては非常に中途半端なタイム。
もっと遅くなってると思ってたし、といって「おお~っ」というほど速いわけでもない。

「ヘンな希望」を持ってしまうタイムなので困った(?)んです。

つまり、ちゃんとスプリントの練習すればまだ速くなれるなあ、と。
スプリントの練習なんて全くしてないからね。

せめてまともな安定した6ビートで泳げればそれだけでも相当速くなると、無茶な希望(いや欲望か)を持ってしまう。

といって、すごく心臓に負担のかかる6ビートキックの練習なんてほとんどできないし。
実際、普段の練習?は2ビートかプルブイ(脚に挟む浮き)つけるかだからね。

”無理なものは無理!”とあきらめないと仕方ないね。やっぱり。
拡張型心筋症になってるのに泳げる、というだけでも相当恵まれているのも事実だし。

自分が望んでいるのは、マスターズ出場ではなくて、「納得できる練習をして全力で泳ぐこと」ってことなんだよなぁ。結局。

不治の病気なんだからしかたがないじゃん。というあたりまえのことを認めないとね。
ありのままを受け容れること。治る病気じゃないんだし。

満たされない(満たしようの無い)「欲望」を持つから苦しむことになる。
お釈迦様の教えの変形(笑)。

なら、意識変えて、マスターズだって出れる種目に無理なく出ればいいじゃん。
スプリントを2ビートで泳いだって誰が文句を言うわけじゃなし。

むしろ2ビートで無理せずどこまで記録伸ばせるか、とか、そういう方向を考えてみるかな。
自分独自の楽しみ方を見つけないとね。

「足るを知り」ますか。ちょっと意味が違うような気もしますが(苦笑)。

もっと言えばマスターズにこだわる必要すらないでしょ、ともいえるんだけど、それは「熱い血」を抑えきれない(笑)。大会にチームで参加して仲間を応援するのも楽しいものだし。

まあ、水泳だって所詮趣味の話。
のんびりやってりゃそのうち”新しい道”が見えてくるでしょう。
全力で速く泳ぐことだけが水泳の道じゃないってね。

とりあえず今は”泳げること”に感謝するだけですよね。

久しぶりのプール。

2009年02月25日 | 徒然雑草(水泳のこと)
ホントに久しぶりにプールへ行ってきました。

前回行ったのは2/11。ほぼ2週間ぶりですね。
なんで正確に覚えているかというと、スポーツクラブにある血圧計で測定した値を日付と一緒にメモしていっているから。
これを循環器(心臓)の診察のとき医師に報告すると。

ただ行くのは結構悩みました。
というのは、やっぱりかなり疲れている(アタマもカラダも)感じだから。
でも、泳ぎたい!っていう「意欲」が勝ちました。

いつも、疲労感・憂鬱感・意欲減退という3点セットは同時に襲ってくるんだけど、今回はそうじゃなかったなあ。良い兆候かもね。

ただ、泳いで疲れてまたダウン、では意味が無いので、あくまでも軽く水遊びの感覚で泳いできました。ちゃぷちゃぷ。

それと先日本屋で立ち読みした「アクティブ・レスト」なる疲労回復方法を試してみたと。
これは、単に休めるのではなく、少し動くことで疲労回復が早まる、という理論(?)。

立ち読みの流し読みなので、詳しいことは一切わかってないんですが(苦笑)。

まあ、ちょっと動いて血流をよくすればいいんじゃない?って勝手に思ってその程度だけ泳いできました。

結果は…、明日にならんとわからんなあ(笑)。

それはともかく、久しぶりに泳いで気分は結構リフレッシュできました。
なによりです。

それとなんだかわからないんだけど、2-1の息継ぎがスムーズにできるようになってました(笑)。なんでだ?

気負わずリラックスして泳げば、難しいこと考えなくても上手くできる、ってことかなぁ。

それは生き方にもつながるよね。
考える時は一生懸命考えればいいけど、行動するときは気負わずリラックス。

うん。その基本方針でリワークセンターへ通いましょう。

腰が引き締まってきた?

2009年01月29日 | 徒然雑草(水泳のこと)
最近、「重力下における体力向上(笑)」を目的としたリハビリをメインに行っているんですが。

以前の記事の通り、ずっとプールをメインにリハビリやってきたんですが、どうも「街歩き」が異常に疲れる。メンタル的な面も大きいと思うんですが、それ以上に根本的に下半身の筋力(いや、筋持久力)が衰えたままの為だと思うんです。

で、プールから陸トレへ。それとウォーキングの時間を半分に減らし、その時間をエアロバイクに使っています。脚を踏み込むという筋肉運動で、脚全体及び腰部の背筋を鍛えるのが目的です。

といってもあくまでも筋持久力の向上が狙い。なので負荷は非常に低いです。
心臓への影響も有るし。

前の記事では、エアロバイクで”腰痛めちゃった”と書きましたが、いろいろと考えてみた結果、姿勢が悪かったとの結論になりました。
つまり、昔120Wくらいでガンガンやってた時のように、ハンドルを前に倒して前傾姿勢で漕いでたんです。

負荷が重いと腕で上体を引っ張って、それを軸に下肢の踏み込みを強くするんですが(自転車競技・及びびっきぃのこどもの頃からの経験上)、今の負荷じゃそんな必要ないですわなあ。

むしろ弱っている背筋にヘンな負担が掛かってしまい痛んだと考えられるんです。

で、あれ以降は上体は垂直。背筋伸ばして自然に腰ウラの背筋に負荷が伝わるよう意識しています。
それからは問題なし。自然な筋疲労感だけが残るようになりました。

そんな陸トレをメインにし、プールは泳ぎを忘れないよう週一回程度に変更。

で、昨日久しぶりにプールで泳いだんですが(ようやく本題。前置き長いっちゅうの…)。
例の保温水着。要するに薄手のウエットスーツですが、妙に腰ウラの背筋辺りに水が溜まる。水着の上から触るとポニョポニョ。「まんまるおなかの女の子」とは関係ありませんが(もう古いか)。

腰周りが引き締まってきた?

うーん、時間というか期間的に脂肪が燃えたとは思えないんだけど…。
あるとしたら、緩みきっていた腰の筋肉に張りが戻って来て、表面的に引き締まったようになっているのかなあ、と。

ま、理由はともかく良い傾向ではありますな。ポニョポニョ(もういいって)。

4日間休んじゃった。

2009年01月19日 | 徒然雑草(水泳のこと)
スポーツクラブへの通勤(?)のことです。

4日間続けて休みました。
一日目はもともと休養日の予定だったんだけど、その前日にしたエアロバイクで発生した筋肉痛がなかなかとれなかったので、無理せず休養しておりました。
トレーニング中は「楽~♪」な状態だったのに…。

しかしなあ、エアロバイクで筋肉痛って…(苦笑)。
予想通り、足腰の筋肉はあまりリハビリされてなかった、ってことですね。
街歩きすると異常に疲れるのも納得。

痛んだのは腰。ただ腰椎ではなくその両側の背筋。結構キツかったっす。

といって、エアロバイクで無理な負荷かけたわけじゃないですよ。
知ってる人にしか判らないだろうけど、負荷は55~60W。脚の一分間当たりの回転数(ケイデンスといいます)は60回転、時間は30分。
これで筋肉痛になるかよ、おい。60回転ならほとんどペダルの重さは感じないんだけどねぇ。

昔(といっても心臓を悪くする前なので3年ほど前)、元気なころは、120~130Wでケイデンス90回転、時間は1時間、それから筋トレなんてメニューを平気(でもないか)でやってたのが信じられん。

もうすぐリワーク(復職支援)センターへの通勤(?)も始まるし、当面は陸トレメインでやりますかね。

しかし今日はクラブ行くの億劫だったなあ。ホントに。
オカリナの公園も。

両方とも趣味でしょ。と言われればそれまでだけど、びっきぃにとってはそれぞれの場所に毎日(クラブは休養日入れてるけど)通うことは、通勤の感覚と生活のリズムを作るためのトレーニングでもあるんです(むしろそっちがメインの目的)。

基本的にはまだまだ出かけるのが億劫。
「行けば気分がスッキリするから!」って毎日自分に言い聞かせて出かけているんです。公園もクラブも。

まあ、以前に比べれば随分と腰は軽くなったけどね。

ただ4日間空いちゃうとねえ。今日はクラブへ出かけるの本当に辛かった。
でも行けました。700mしか泳いでないけど(爆笑)。

ぼちぼちと頑張りますわ。

久しぶりに1000m。

2009年01月11日 | 徒然雑草(水泳のこと)
今日も午後スポーツクラブのプールに行ってました。

ホントは今日はジムで陸トレ(ウォーキングマシン&ゴムチューブ等のゆるゆる筋トレ)の予定にしてたんですが。

しかも、少し太もも&ふくらはぎの筋肉に刺激(もちろんゆるいの)与えてみようと、久しぶりにエアロバイク使ってみようと思っていたんです。

でも、ボーとしながら用意してクラブ行っていざ荷物見たら、あら?カバンの中は水着にゴーグル、キャップ…(@_@;)。

ははは、間違えちゃった。まあいいや。
でプールへ。

で、1000mがどうしたの?ということですが。
この距離、マスターズクラス以上のスイマーには非常に中途半端な距離。
つまり、練習の総距離にしては短いし、一気に泳ぐ距離にしてはえらく長い。
何の距離やね~ん!?と言う声が聞こえそうですが。

ハイ、練習の総距離です。なんせカラダと相談しながら泳いでいるものですから。
それが今日は久しぶりに1000m泳げたと。もちろん無理せずにね。
掛かった時間はちょうど1時間。

まあそれだけのことなんですが、1000を超えたのは多分半年ぶりくらい。
ここのところは500~700くらいで「オシマイ!」してましたからね。
なので、ちょっとウレシイ。

水着のおかげもあると思います。
今のスーツタイプの保温水着にしてまだ1ヶ月経ってないんですが、この水着なんか泳ぐのがラクなんですよ。
いいんだか悪いんだか、ドクターはその方がイイって言ってますけど(当然)。

想像するに、冷えない分(というか暖かい分)脂肪がエネルギーに変換し易いのと、スーツタイプで少しカラダを締め付けているため、姿勢を維持する筋肉のサポートを水着がしてくれているから、それと水着が結構浮力持ってるからじゃないかな、と。水の抵抗はかなり大きいと思うんですけどね。

ま、そんな理屈はどうでもいいんですけどね。
今日は体調も良かった、ということなんでしょう。

練習内容は前半基礎練(腕足他の動きを確認しながら泳ぎのブラッシュアップ)、後半は以前の記事の通り、長距離狙いの2ストローク1ブレスの息継ぎの練習。

いやぁ、慣れん息継ぎするとよく水飲んじゃいます(笑)。
カップ1杯分は十分飲みましたな、今日は。気管に入ってむせることはなかったけど。
ということで、2ストローク1ブレスの課題は、「息を吐くタイミング(リズム)」と「水を飲まない(苦笑)」ことの2つに増えました。
あ、根本的な体力の向上は当然。で、3つか。

…って、でもまだまだ課題は増えるんだろうなあ。息継ぎに限らず、ね。長距離は未知の世界だから。
でも、出来ない事が出来る様になるのはやっぱりうれしいもの。
無理せず楽しみながら練習しまーす。

2ストローク 1ブレス。

2009年01月09日 | 徒然雑草(水泳のこと)
一応マスターズを目指す上で、びっきぃとしては長距離種目がターゲットになるだろうなと思っています。
というか、スプリントは無理だからね。
だって事実上無酸素運動だもの、スプリントは。

レースの日だけちょっと無理するのならともかく、ターゲットにするとしたら普段からスプリントの練習をしなくちゃいかんからね。それはさすがに具合が悪い。

ということで長距離。

有酸素運動状態でどこまで速く泳げるか。さらにはバテない全身持久力と筋持久力をいかに鍛えるか。心臓に負担を掛けずにという条件のもとで。

とまあ、目標はそうなんですが。まだまだの状態です。

根本的にまだまだ体力(持久力)が全然足りない。まあこれは焦らずゆっくり養成するしかないけど。

体力づくりと平行して、長距離の技術もマスターして行こうと思ってるんですが、これがどうもよくワカラナイ。
基本的にはいつもの”のんびりクロール”をブラッシュアップしていけばいいと思うんですけどね…。

ということで、タイトルの話。

”いつもののんびりクロール”は、息継ぎ3-1(3ストローク1ブレス)でやってるんですよ(この場合の”ストローク”は片手1回転を1回と数えています)。
頚椎が少し歪んでいるびっきぃとしては、左右同様に首を動かしたいもんで。

でも長距離でレースとなれば2-1での息継ぎ。酸素補給の為にね。
で、ここのところ、やってみているんですが。

どーも上手くいかない。

当然いつもの3-1よりも楽になるはずだけど、むしろ苦しい(苦笑)。
問題は、息の吐き方にあるように思います。
びっきぃの息の吐き方は、大昔のメソッドのまま。つまり口で吸って鼻で吐く。
3-1ならこれでもいいんですよ。

でも2-1だと、いかに”のんびりクロール”とはいえ鼻では吐ききれない(時間的に)。吐ききらないとしっかり吸えない。で苦しい。と。

よって口で吸って口で吐く。しかも「バフッ」と一気に短時間で吐く。これが上手くできないんです…。
「バフッ」をどのタイミングに持ってくれば、直後の吸いが自然かつ楽にできるかが掴めない。

まあ、2~3日の練習で掴めるわけもないけどね。

ということで、当面は「バフッ」との格闘です(笑)。

あ、ちなみに2-1の練習時は25mプールの行きは左呼吸、帰りは右呼吸でやってます。
首への影響と、どちらが自分に合っているかもまだわからないからね。

しかし、長距離といえばびっきぃ世代の水泳選手のアイドル、ジャネット・エバンス選手(米)。小柄で本当に可愛らしい選手でした。
びっきぃとは1歳違い、俺の方が一つ年上。
って、そんなことまで知ってるぐらい好きでしたね~。

ってただかわいいだけじゃないっすよ。
アメリカ、いや世界が生んだ天才長距離選手です。
その証拠に、彼女が1989年に記録した女子800m自由形の世界記録は未だに破られていません。
世界最古(笑)の世界記録保持者。

外見に似合わない豪快なストレートアーム(片腕だけ)の泳ぎ。
当時は水中映像なんてほとんど無かったから、どんなストロークをしているのかはわからなかったけど。

ああ彼女は今何やってるんだろう?
きっと誰かと結婚してママになって、スイミングコーチなんかもしてるんだろうなあ。
…って、初恋の人を思い出してるみたい(恥…)。

年末、記録会に出てしまいました。

2009年01月04日 | 徒然雑草(水泳のこと)
実は(何が?)、昨年12月上旬のこと。
通っているスポーツクラブ内での記録会(水泳ね)がありました。

…出ちゃいました。もちろんドクターには内緒(苦笑)。

まあ心臓の状況はとりあえず大丈夫なんです。
今は薬で正常に戻って、それを維持(薬で)している状態なので、今何も知らない医師が診察すれば”健康な心臓ですね”という診断になるという状況。
ただ、無理を続けるとまたおかしくなりますよ、と。

ということで、一日くらい、というか25mと50mを1本ずつくらい、たまには全力出しても大丈夫だろーと。翌日は体を休めるつもりでね。

で、エントリーしちゃいました。
身内(クラブ内)の記録会なのでお気楽だしね。
種目は25m、及び50mの自由形。

で、困ったことが一つ。
というのは、一年前に入会してから、心臓のこと考えて”のんびりクロール”しかやってなかったんですよ。

具体的には2ビートキック(左右の腕を1回ずつ回す間に2回キックを打つ。長距離泳法ですな。)、かつ指先(手)も入水からキャッチに入るまでゆ~っくり、もちろんストロークのピッチ(腕の回転スピード)もめっちゃゆっくり。

んで、エントリー後。困ったことが発覚しました。

「え~っと。クロールでスピード出すのってどうすればいいんだっけ…。。。(笑)」

とりあえずキックは6ビート、ピッチも速く。でも単に速くするだけじゃ水をつかめない(水を壊す、とか、カラかき、と言います)。

なので練習。といっても心臓の問題があるので、スプリントの練習をそんなに繰り返しできないからねえ。

とにかく、入水からキャッチをすばやく、でも丁寧にできるよう練習。
それと、ゆっくりペースでの6ビートの練習。
これなら心臓に負担はかからないな、と。

んで記録会当日。
はた、と気づきました。
よく考えたらストップウォッチでタイムとるのって、14~15年ぶりやん。
会社入って、2年目くらいにマスターズに出たのが最後。

スタートの飛び込みちゃんとできるかなあ…(普段は飛び込み禁止ですからね)。

とかいううちに集合~!
あれよあれよという間に終わってしまいました。

飛び込み(スタート)は思ったより上手くいきました。
少しふとももを水面にぶつけたくらい。これはスタート台なしで、水面の高さから飛び込んだので仕方がない(か?)。水中ドルフィンから浮き上がりも、自分では「おぉ~上手いもんじゃん。M.フェルプスのようだ(爆笑)。」と自画自賛(しすぎ)。

で、ようやく肝心の記録です。
25m自由形 14.0秒
50m自由形 31.1秒

まあ、思ってたよりは良い記録です。25mなんて15秒切れるかなあ、なんて思ってたくらいだから…。

だって、1年近く寝たきり生活送って、その後1年リハビリ程度に体動かしてただけだからねー。
あ、でも頭は使った。めっちゃ泳ぎを研究しました。
体力の低下を技術でまかなうというマスターズスイマーの正しい姿ですな(笑)。

それより50mが…。25mが14秒で、なんで50mで31秒かかる?
最後までバテずに泳げたんだけどなあ…。ちょっと空回り(カラかき)したかなあ。

ま、それはともかくスタッフがビデオを撮ってくれていて、アドバイスも頂きました。

びっきぃ「よくわからないんですけど、何かヘンですよね…」
スタッフ(元日本選手権かインカレかのファイナりスト!)「上体(肩)のローリングにつられて腰も回ってしまってますね。キックが安定すれば腰も安定しますよ」とのこと。

ということで、課題は腰の安定。ただキックで腰を安定させるには素早い6ビートが必要になってくると思うので、それは心臓への負担も大きいので却下。
2ビートでもしっかり支えられる骨盤および背骨沿いのインナーマッスルを鍛えましょう。
この辺の筋肉は小さいから、軽い運動で強化できるみたいだし。

年齢と病気。やっぱり”頭”で勝負だ(笑)。

水泳のこと

2008年12月26日 | 徒然雑草(水泳のこと)
昨年、心臓病とともに”うつ”がぶり返し何にもできない状況で実家に帰ったびっきぃ(びっきぃのお世話になっている病院では精神科では入院できないからね)。

’07年8月半ばに退院したものの、家ではほとんど寝たきり状態。
憂鬱感、疲労感、意欲減退…、とあらゆる?うつの症状が続いてまして、「なんかしたい、でも何もする気が起きない、寝てよ。」で毎日一日中過ごしておりました。自己嫌悪の塊りでね(苦笑)。ま、本は時々読んでたけど…。

で、そのまま12月。ようやく「何とかしないとダメだ。」と思えるようになってきて、近所のスポーツジムに入会しました。

とりあえず体力を回復しないとね。8ヶ月以上寝たきりだったわけだから。

で、なんでわざわざジムに入会したかというと、「会費とられていれば、嫌でも通うだろう。」と、自分にプレッシャーをかけるためです。

それとプールの存在ね(ようやく本題に入ってきた)。

びっきぃは子供のころスイミングスクールに通っていて、高校では(弱小)水泳部でバタフライおよび自由形(リレー要員)の選手でした。
なので泳ぐのが大好きなんですわ。

医師(循環器)からは、「運動はウォーキング程度までね。ハアハアいうような運動は絶対ダメよ。」と指導を受けていたんです。つまりは軽度の有酸素運動ならOK。パワー系筋トレなど無酸素運動はNG、ということ。

で、水泳に関して。
医師は、「ちゃんと負荷をコントロールすること」を条件に一応OK(黙認?)をもらいました。

で、それからもう一年経つんだね~。

最初は心臓への負荷以前に上腕の三頭筋(力こぶのウラ側)が50mもたない(苦笑)。もちろんクロールでですよ。
つまりはプッシュ重視の伝統的泳法で泳いでいたわけで(当時は最近のいわゆる二軸泳法なんか知らんかった)、寝たきり生活&日常生活ではほとんど使わない上腕三頭筋をいきなり使ったもんだから、あっという間に筋肉が悲鳴をあげて退散。

でも、どうこう言いつつ1年ジム&プール通いできました。
体力もそれなりについてきたかと。

うつ的にも、軽い運動は気分がスッキリするしね。

正直ジムに行くのが億劫で仕方が無い時、休んだときも多かったけど、「行けば気分が良くなる。」と自分に言い聞かせて続けることができました。

ま、そんなこんなで水泳を再開したと。
しかし、「心臓に負担をかけずに”マスターズ水泳への道”」って…。

「マスターズ水泳”選手のコーチ”への道」になるのかもね(笑)。

今日はここまで。
一年間試行錯誤した二軸泳法のこととか、また書きますね。

50mバタフライ。

2006年10月17日 | 徒然雑草(水泳のこと)
日曜日は新装開店なった(もう1ヶ月以上経つけど)王寺イトマンスイミングスクールへ、娘に同行して行って来ました。

キレイな施設に駐車場も完備(前はホントちょっとしか停められなかったからね~)。
まあ、娘はスクールバスで通うので関係ないんだけどね。

ただ、車で通えるならびっきぃも成人コース通ってみたいな~、なんてちょっと思ってます。
というのはびっきぃはもともと高校水泳部出身。とはいえコーチもいない弱小チームでしたからね。
子どもの時のスイミングスクール以外にちゃんとコーチしてもらったことないんです。

ま、それはともかくとしてロビーに入ると、「校内記録会ランキング」なる張り紙が。
種目ごとに順位と名前、タイムが書いてあります(小学生だけでしたけど)。

天下のイトマン、どれだけレベル高いのかなと思い、個人的に馴染みのある50mバタフライの記録を見ると、1位のタイム47秒後半。

へ!?

びっきぃが小4の時、スクールの2級の試験(50mバタフライ)で出したタイムが確か45秒台で、その後しばらく校内記録になってたはず。

何よ、イトマンたいしたことないじゃん。と思ったのもつかの間、振り返ればJOCジュニアオリンピックに出場した小6の子の記録がでかでかと張り出してあります。

タイム:100mバタフライ1分10秒…。

えーびっきぃが高校の時何秒だったかは、恥ずかしいので伏せます。
いや、1分10秒よりは速かったよ、たぶん(汗)。

やっぱり天下のイトマンなのでした。娘に期待しましょ。


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