オカリナと水泳日記、あ、うつ病と拡張型心筋症なども

病気は「ついで」かい!というようなタイトルですが(苦笑)。
古い記事はうつ病との闘いの記録?や花作りがメインです。

水泳の”道”

2009年03月07日 | 徒然雑草(水泳のこと)
最近水泳に対してちょっと悩んでいた時がありました。
ってそんな深刻な話じゃないですけどね。

普段は、不治の病気と向かい合って「生きる意味とは、死とは。」って哲学的なこと考えたり(答えが無いことはわかってる。でも学んで考えることには意味がある、と思ってる)、社会復帰に向けてすべきことを考えたりしてるわけで。

それに比べればどうでもいい話ともいえるんですが。

拡張型心筋症で、マトモな練習が出来なくなった状態で泳ぐことがバカバカしくなっちゃったんです。リハビリという目的は別として。
簡単に言うと、びっきぃの持っている数少ない(それが問題)楽しみが、楽しみで無くなりかけた、と。

まあ結論を言うと、元水泳部員の「水泳は速く泳いでナンボ」の価値観に閉じ込められた感情だったんですけどね。

***

拡張型心筋症の関係で無理は絶対にできない。ってのが大前提。
というか、本来なら水泳自体NG。前にも書きましたが。

患者がしていい運動は、あくまでも”軽い”有酸素運動。つまりはゆっくりウォーキング程度だそうです。ハアハアいっちゃダメ。
ただびっきぃの場合は、まだ年齢も若いし水泳に慣れている(カラダへの負荷をコントロールできる)ので、「一応OK」という程度なんですね。

そんな状態で、マスターズ出場を目指すこと自体が無茶なのかなあ。やっぱり。
いや、出るのは誰でも出れるイベントなんですけどね。登録さえすれば。

でもねー。年末のクラブの記録会出てみて25mが14秒、50mは空回りして遅かったので書かない(笑)。あ、自由形ね。

これがびっきぃにとっては非常に中途半端なタイム。
もっと遅くなってると思ってたし、といって「おお~っ」というほど速いわけでもない。

「ヘンな希望」を持ってしまうタイムなので困った(?)んです。

つまり、ちゃんとスプリントの練習すればまだ速くなれるなあ、と。
スプリントの練習なんて全くしてないからね。

せめてまともな安定した6ビートで泳げればそれだけでも相当速くなると、無茶な希望(いや欲望か)を持ってしまう。

といって、すごく心臓に負担のかかる6ビートキックの練習なんてほとんどできないし。
実際、普段の練習?は2ビートかプルブイ(脚に挟む浮き)つけるかだからね。

”無理なものは無理!”とあきらめないと仕方ないね。やっぱり。
拡張型心筋症になってるのに泳げる、というだけでも相当恵まれているのも事実だし。

自分が望んでいるのは、マスターズ出場ではなくて、「納得できる練習をして全力で泳ぐこと」ってことなんだよなぁ。結局。

不治の病気なんだからしかたがないじゃん。というあたりまえのことを認めないとね。
ありのままを受け容れること。治る病気じゃないんだし。

満たされない(満たしようの無い)「欲望」を持つから苦しむことになる。
お釈迦様の教えの変形(笑)。

なら、意識変えて、マスターズだって出れる種目に無理なく出ればいいじゃん。
スプリントを2ビートで泳いだって誰が文句を言うわけじゃなし。

むしろ2ビートで無理せずどこまで記録伸ばせるか、とか、そういう方向を考えてみるかな。
自分独自の楽しみ方を見つけないとね。

「足るを知り」ますか。ちょっと意味が違うような気もしますが(苦笑)。

もっと言えばマスターズにこだわる必要すらないでしょ、ともいえるんだけど、それは「熱い血」を抑えきれない(笑)。大会にチームで参加して仲間を応援するのも楽しいものだし。

まあ、水泳だって所詮趣味の話。
のんびりやってりゃそのうち”新しい道”が見えてくるでしょう。
全力で速く泳ぐことだけが水泳の道じゃないってね。

とりあえず今は”泳げること”に感謝するだけですよね。

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1 コメント

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Unknown (messenger)
2009-03-10 17:55:46
幸せは歩いてこない。だから歩いてゆくんだよ。
幸せの扉はせまい。だからしゃがんで通るのね。
幸せの隣にいても、わからない日もあるんだね。
一日一歩、三日で三歩。三歩進んで二歩さがる。
人生はワンツーパンチ。汗かきべそかき歩こうよ。
あなたのつけた足あとにゃ、きれいな花が咲くでしょう。 
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