こんにちは。
新年お休みの間に、学士会の会報で読んだ、京都大学の山極総長の言葉が印象的でした。
ニホンザルのボス社会と
ゴリラのリーダーシップ社会は全く違うとのこと。
ゴリラと人間の違いは、
ゴリラとニホンザルの差よりも小さいそうです。
ニホンザルの社会は優劣の社会。
パワーシステムなんですって。
一方のゴリラは下のものから立てられてそのポジションにいるそうです。
そして。チンパンジーの方が人間よりも生物学的に進んでいるらしい・・・
ゴリラの研究の大家、
おっしゃることがとてもユニークで面白く、
笑顔が素敵な、ちょっと研究者っぽくない(?)先生でした。
そして、
大学は次の社会を築く人間を育てるのだから、社会から少し離れたくらいでちょうどいい、
という総長としてのコメントも心に響きました。
研究と教育の場である大学に身を置いてもうじき5年。
今年は、少し野心を抱いて、より一層のチャレンジをしたいと思っています。
英語では、 ”resolution” 、新年の想いを込めて。
まだまだこれからのつぼみ、でも着実に歩みをとめない植物の生長を愛でつつ。
写真のシンビジウムの花が咲くのは、まだ、2か月くらい先になるでしょうか。
寒い季節、十分な準備と共に。地中の成長を確かなものにしたいです。