ココロのストレッチしませんか?

あなたらしさを見つけ、はぐくみ、楽しむために

ココロのストレッチ-中島敦と井上陽水

2013-03-25 23:17:40 | 日記

こんにちは。

すっかり桜も咲きこぼれ、今日は大学の修了式でガウン姿がちらほら。

生憎の天気に、少し残念でしたが、着物姿の女性も見かけたりで、艶やかでした。

 

さて、今日のタイトルは・・・?

大学サークルでご一緒だった、中央大学の山下真史教授、

先週の日曜日に、仲間内で講演会を開催、

ご自身の「親友」とおっしゃるお二人の作品について講義をいただきました。

 

「中島敦『李陵・司馬遷』」

中島敦は、草稿を完成させる段階で急逝されたそう。

じっくりと原本を読み込み、

本人になりかわって最終校正をする作業。

1年間の研究休暇(といいつつ、しっかり仕事ですよね!)をつぎ込んで、

草稿に書き加えられた50カ所超の加筆訂正の記載を

“書き癖”や文意を考慮して徹底校正。

 

本人の気持ちがだんだんと分かるようになる、まさに「親友」との発言に

作品を徹底的に読み込んだ専門家の自信も感じられました。

 

一方の井上陽水の解説も、奥深かった。。

ぱっと聴いて、支離滅裂に思える歌詞にも

実はふか~い意味があって。

 こちらも、「親友」だからこその解説。

 今年も、3回はコンサートの予定がはいっているんですって。

 

懐かしい駒場の片隅ルヴェゾンベールの個室、

井上陽水の歌をききつつ、解説に魅了されたひとときでした。

 企画してくださった先輩、講師の山下先生に感謝!!

 

名古屋から、齋藤君も強引に引っ張り出してしまいました。

(君扱いしてるけど、彼も名古屋大学の教授だし。みんな、スゴイ肩書きになって・・)

 

とても大事な私の同志のみなさんです。

 大学時代も、「私の場所」だと思っていたっけ。。

 個性派ぞろいの、点字サークル、点友会のメンバーでした。

 

今日の写真は、やっぱり桜でしょ!

 という訳で、大学の伊藤国際学術センター前の景色。ピンクがきれい。