きょうを生きて living in a moment アドラムの洞窟

できることに集中すると美しさが生まれる。

その美しさを感じて息を吸おう。

はじめて街路証言した日

2013-02-23 08:34:52 | 日記
高校卒業したのだけど
勘当されて
ほかの街にやってきて

何故か卒業したのに
学生服を着て生活してました。

何ヶ月も。


駅に降りたとき

大勢の階段を降りてくる大群を
見てどうすれば、この人たちにどうしたらすべてに伝道できるか考えてました。

長崎の大浦天主堂で神父さんが

街路伝道で自分たちの本を配布している経験を、おもいだしました。

また、ドナルドハズレット兄弟が
図他袋に雑誌を入れて伝道している写真をおもいだし

そうだ、ぼくも街路伝道しようと

もう34年前のことです。

十代の自分は、遠くの奉仕から帰り

暗くなった駅の横に自転車を停め

しばらく祈り力をくださいと求めました。

それから、駅にいる何人かにはなしかけました。

なぜか神が自分のひとしれない努力を

みてくれている気がしました。

結果は、惨憺たるもので

誰も聞いてくれませんでした。

肩を落として自転車をついて歩き

マーケットのよこにとめ

閉店間際のマーケットに

何故か業者出口から入り

肩を落としてあるいている姿を

魚屋のおばちゃんが


にいちゃんこれもってき

と魚をただでくれたり

惣菜のおばちゃんが惣菜くれたり


気がついたら籠が贈り物でいっぱいに

なってました。

たったひとりのはじめての街路伝道だ

けど、


その努力は、誰かがみてくれてたんだ

とあの空間と時間を今でも思い出します。