山の田んぼでも、お米の収穫時期。
これは、私の住んでいる山形県寒河江市の山の田んぼです。
ありがたいことに、今年も、こうしてお米が「熟成」されています。
なぜ「熟成」って言うの?
これは私の勝手な表現です。
刈り取られた稲が、こうして杭に掛けられ、山の秋の日射しと風と雨、そして朝晩の冷え冷えとした空気にさらされておいしくなっていくように思うのです。
普通は、刈り取ったら、稲は乾燥機にかけて乾燥させます。
自然乾燥などと、まどっろこしいことはやっていられないのでしょう。
素人の私が思うには、そんなに急に乾燥させられたら、お米に細かなヒビが入ってしまうのではないでしょうか? それでは、お米の粘りがなくなってしまうのでは?
何年か前から、わが家では、山の田んぼで、このようにしてお米をつくっているAさんにお米を頼んでいます。
ありがたいことに、Aさんは毎年、お米を分けてくれます。
何も農作業を手伝っていないので、後ろめたい気もありますが、今年もAさんの好意に甘えることにしました。おかげさまで、東京の子どもや孫たちも喜んで食べることができます。
みんな、お米が大好きです。