井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

マジックナンバー3・5・7

2017-10-15 09:33:00 | 日記・エッセイ・コラム
昔から言われていることでもあるが。

何か説明する時にまず「要点は三つあります」と言うと、とても頭が良い印象を与えることができる、とその昔、「頭の体操」で有名になった多湖輝先生の本に書いてあった。

人間は三つのポイントなら理解しやすい。なので、どんな話でも三つにまとめてしまう。そうすると相手に伝わりやすいからだ。

また、ヒトが一度に認識できる対象は3、5、7のいずれかだと、昔のテレビ番組で紹介されていた。4とか6をいっぺんに把握するのは難しいのだそうだ。これを称して「マジックナンバー」という。

そんなことを思い出したのは、ヴァイオリンを練習するのを観察していた時。
よく「10回繰り返して」とか、深い考え無しに言ってしまったりする。一流の人々も10回、20回の繰り返しは当たり前だから、単なる一つの目安でそう言ったりするのだが、つぶさに観察すると5回め、あるいは7回めでできることが多いようなのだ。

なので、最初から7回繰り返すつもりで練習して、それでできなければ一旦やめた方が効率的かもしれない、と思った。