ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

米国に対抗、シナとロシア連合訓練~米国に対抗した中‐露の連合訓練 (韓国ハンギョレ新聞より)

2012年04月28日 | 政治

米国に対抗した中‐露の連合訓練
露日戦争 顔負けの韓半島情勢 韓半島周辺水域が100余年前の露-日戦争時に戻った。 韓国と中国の内海である西海は今や列強の攻勢的軍事力が配置される‘熱戦水域’に変わった。

 1904年2月8日、東郷平八郎提督が率いる日本帝国海軍の連合艦隊は中国遼東半島内のロシア租借港である旅順(現、大連)港に駐留したロシア極東艦隊に奇襲攻撃をかけた。 露-日戦争の始まりだ。 封鎖されたロシア艦隊は6ヶ月後の8月10日、母港であるウラジオストックから脱出しようとしたが、西海公海上で待ちうけた東郷の艦隊に再び一敗塗地した。 黄海海戦だ。

 極東艦隊を支援するために派遣されたバルチック艦隊は大西洋~インド洋~南中国海を経る3万3千kmの一年におよぶ航海の途中、旅順港陥落の消息を聞いて、ウラジオストックへ向かった。 1905年5月27日大韓海峡の東側の対馬海域を通過したバルチック艦隊は東郷の艦隊に捉えられ38隻の艦隊中35隻が壊滅し、3隻だけが回生した。対馬海戦(訳注:日本では日本海海戦と言う)だ。

 去る22日から27日まで中国、山東半島、青島南側の公海上で中国とロシアは初の公式連合海上訓練を行った。‘海上協力2012’と命名された両国連合訓練で、露-日戦争の時に日本により壊滅したロシア極東艦隊の後えいであるロシア太平洋艦隊は西海に進入して軍事力を誇示した。

 中国大陸と韓半島の間に挟まれた西海は地政学的に韓国と中国の内海だ。 それで西海が国際戦の舞台になったことはあまりない。 新羅の三国統一の時、唐が高句麗と百済征伐のために軍事力を西海に展開して韓半島に上陸させた程度だ。 統一新羅時代には張保皐(チャン・ボゴ)が制海権を握って、羅唐交易を統制した。 壬辰倭乱の時にも李舜臣の海軍は珍島をマジノ線として倭軍を防ぎ西海を防御した。

 このような西海に列強の軍事力が展開するならば、それは韓半島だけでなく東アジアの覇権区分に重大な変化が起きているという話だ。 露-日戦争が代表的例だ。 露-日戦争で韓半島と東アジアはまるごと日本の覇権に渡った。 日本の背後には当時の覇権国家である英国がいた。 英国は自身のユーラシア大陸覇権を脅かした最後の勢力であるロシアを牽制するために日本を後援した。

 このような西海に100年ぶりにロシアが帰ってきた。ソ連を牽制するために米国と和解した中国が、今度は米国と対抗するためにロシアを西海まで呼び入れたのだ。 両国は1996年上海協力機構結成以後6回の連合軍事訓練を行ったが、全て小規模で非公式だった。 2005年に両国連合訓練が西海で行われたが非公式だった。 今回の訓練は両国あわせて20隻の戦艦に1万人が参加した最初で最大規模の公式訓練だ。
 2年前の天安(チョナン)艦事件の時、米国は空母ジョージ・ワシントン号を西海に派遣し、大規模韓-米連合軍事訓練を発表した。 当時、中国外交部は「決然と反対する」という異例的強硬声明を出した。 米軍がチームスピリット訓練等を通じて西海に進入したことは茶飯事だったが、空母が西海に深々と進入したことは事実上これが初めてだ。 当時の作戦海域は海上境界線から韓半島の南側まで、中国の立場では山東半島から上海海域までだ。

 中国としては南中国海から沖縄海域まで近隣国家との領有権紛争に続き、内海である西海までが米国の軍事力威嚇を受けていると考えるだろう。 南中国海領有権紛争に東南アジア国家がの手を挙げて介入した米国は、中‐露連合軍事訓練に合わせてフィリピンとの連合海上訓練を行ったし、カムラン湾ではベトナムとも連合海上訓練を行った。

 昨年、アジア太平洋への帰還を宣言した米国、これに対抗してロシアまでを西海に呼び入れた中国。 中‐露合同訓練期間に李明博大統領は‘通米封南’でなく‘通中封北’と言って北韓の衛星発射費用があれば北韓住民を養うことができるという激烈な対北韓非難を行った。 北韓も李大統領を動物に比喩するという荒っぽい悪口を言いながら‘革命武力特別活動’を宣言した。 韓半島内外情勢は露-日戦争も顔負けな状況に突き進んでいる。

チョン・ウイギル国際部先任記者 Egil@hani.co.kr

原文: http://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/530297.html 訳J.S

☆ シナはなりふり構わずロシアを引きいれたのか、やはり2重3重の顔をもつシナである。
  中国共産党もロシアの介入を受けてやがて対立、ややこしい歴史も繰り返すのか。
  沖縄もはやく危険なことを知るべきである。人民解放軍とロシア兵に蹂躙されたらたまらない。
  大前研一は確か「自衛隊を5分の一に減らして安くロシア兵を傭兵として雇ってはどうか」と国籍不明のことを言っていた。
  お花畑どころではない、大前は売国奴だ。大前をバックにつけた橋下も!
  それにしても東郷平八郎の名前が出てくるとは、・・・ハンギョレ新聞、驚きましたよ。気が気でない「四面楚歌」!!
  日本もなんでこんな時、「民主党」や「ハシシタ」なんでしょう!!!
東郷元帥は日本の誇りです。  (ベッラ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コレッリ、プッチーニ「ボエーム」~冷たい手を

2012年04月27日 | オペラ
Franco Corelli "Che gelida manina" (Incomplete Recording)


若く貧しい詩人ロドルフォが、ミミと名乗るお針子の少女に身の上話をする。
プッチーニの数あるオペラの中でも白眉の名曲。

では、途中まで歌詞和訳を(この動画の歌も途中からです)

私の楽しい貧乏の中で、愛と詩と歌を、王侯のように
惜しみなく費やしていきます。
夢と空想と空に描くお城のおかげで
私は百万長者の魂を持っているのです。

(ここからあとはお針子のミミに身の上話をして下さいと言います)

☆ 貧しい詩人ロドルフォを歌うにはコレッリの声は立派すぎるのですが、心をうちます。
  コレッリのこの歌を聴いて、涙を浮かべる人がたくさんいたそうです。(ベッラ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北朝鮮、資金難を外国への労働者一万人を追加派遣して、給料の8~9割を搾取予定。

2012年04月27日 | 政治

「亡命者出ても構わない」 金正恩氏、労働者の海外派遣増指示か 資金難で
2012.4.27 11:23 [金正恩氏]
 韓国紙、朝鮮日報は27日、北朝鮮の金正恩第1書記が最近、資金難を打開するため、労働者の海外派遣を増やすよう指示したと報じた。北朝鮮は現在、世界約40カ国に3万人以上を派遣しているとみられるが、今年中に約1万人を追加派遣する計画を立てたという。

 韓国政府消息筋の話としている。正恩氏は、海外派遣中に他国へ亡命する労働者が「1人や2人出ても構わない」として、できる限り多く送ることを命じたという。

 同紙によると、北朝鮮では、金正日総書記時代から統治のための秘密資金を管理してきた朝鮮労働党39号室が海外で働く労働者の賃金の80~90%を「忠誠資金」や「税金」などとして徴収。こうした外貨は年間1億ドル(約81億円)を超えるとみられるという。(共同)

☆ これはほとんどの給料をまきあげるのですね。
  では国外に出て行かされる労働者は残りの一割のおカネしか残らない。
  恐ろしい国だ。
  しかも20代後半の世間知らずの金正恩氏は多分「労働者は外国で死んでもいい」とおもっているのだ。
  狂気であり国家マフィアだ。
  各国とも受け入れてはならない。

  時々マスコミは「外国」を「海外」と書いている。
  たとえばヨーロッパの国でもヨーロッパ人が同じヨーロッパ内に行くのも「海外」と言っているのには驚いた。
  日本は周りが海だから「外国」を「海外」というが、地続きの場合は「海外」というかなあ、って思う。  (ベッラ)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<小沢元代表無罪>指定弁護士「ほとんど有罪」 ・西田昌司動画

2012年04月27日 | 政治

<小沢元代表無罪>指定弁護士「ほとんど有罪」
毎日新聞 4月27日(金)1時18分配信

 政界の実力者に下された無罪判決。「完全な無罪」と評価する小沢一郎・民主党元代表の弁護団に対し、検察官役の指定弁護士は「ほとんど有罪」と悔しさをにじませた。「市民感覚」を反映した検察審査会の判断に結果的に「ノー」を突き付けた東京地裁の判決は、関係者に大きな波紋を広げた。【伊藤一郎、鈴木一生、山本将克】

【虚偽記載事件】小沢一郎元代表に無罪判決…東京地裁

 ●笑顔の元代表 「そうか、そうか。ありがとう」。判決言い渡し後の104号法廷別室。判決内容を詳しく説明する弁護団の弘中惇一郎弁護士の言葉に、元代表は緊張が解けた様子で笑顔を浮かべた。公判を毎回傍聴し、同席した民主党の辻恵衆院議員が「おめでとうございます」と声をかけると、「ありがとう」と右手を差し出し強い握手を交わした。

 これから記者会見に臨むことを告げる弁護団。元代表はコメントだけで対応する意向を示し、関係者が運転する黒いワンボックスカーに乗り込み、東京地裁を後にした。その後、「裁判所の良識と公正さを示していただいたことに敬意を表する」とのコメントを出し、自宅に閉じこもった。

 ●弁護団けん制 弁護団の会見。弘中弁護士は「完全な無罪と受け止めている」と断じた。元代表が「政治的抹殺が目的」とまで批判した検察の捜査手法にほとんど触れない判決内容には「物足りなさが残る」と不満を見せたが、すぐに笑みを浮かべ、「要は結論」と言い切った。

 秘書らとの間に虚偽記載の「報告・了承」があったと認定した上での無罪判決だが、喜田村洋一弁護士は「一昔前なら『可能性』があれば有罪だった。(今回の判決は)『可能性』があっても故意や共謀を認定できないという刑事裁判の本道に立ち戻った判断だ」と強調した。

 判決が批判した、元東京地検特捜部の田代政弘検事の捜査報告書問題については「(検察が)きちんと起訴して、裁判所の判断を仰ぐ方向でやっていただきたい」と注文。指定弁護士に対しては「控訴は思いとどまるという結論をしていただくことを強く期待する」と、けん制した。

 ●控訴明言避け 弁護側に続いて会見した指定弁護士の大室俊三弁護士は「結論として主張が受け入れられなかったが、私どもが指摘した個々の点はほとんど否定されていない」と無罪判決に疑問を呈した。山本健一弁護士も「争点は、ほぼ我々の主張が認められているが、結論は逆方向」と不満をあらわにした。

 弁護士同士が相対する異例の裁判に、指定弁護士には疲労の色もうかがえた。村本道夫弁護士は「無罪でも有罪でも(指定弁護士としての任務は)今日で終わりかなと思っていた。控訴については3人で話さなければならないが、これからとなると、ちょっとつらい」と明かした。

 裁判では捜査報告書問題で強制起訴の有効性が争点になり、指定弁護士を苦しめた。それでも大室弁護士は「判決を聞く限り、検察審が起訴すべきだとした議決は、不合理な決断ではなかった」と、公訴棄却という最悪の判断が示されなかったことを評価した。

 焦点の控訴について、山本弁護士は「無罪理由を検討し、納得できなければ、控訴する」と説明。大室弁護士は「(控訴しても、しなくても)政治的影響はある。そうした影響を考えて判断したくはないので、司法の問題として考える」と述べるにとどめ、明言を避けた。

 ●関係者の困惑 検察審の補助役を務めた吉田繁実弁護士は「ほぼ事実関係を認め、重要な争点だった秘書の報告、了承を認めながら、無罪としたのは、全く予想外。ここまで詳細な認識が要求されるのなら、政治家本人が政治資金規正法違反で有罪になることはない」と非難するコメントを出した。

 今回の判決で自身の違法行為を再び認定された元秘書の石川知裕衆院議員は、複雑な表情を浮かべた。今年2月の結婚披露宴で「私のことで大きな荷物を背負わせてしまった」とスピーチしてくれた元代表。その無罪判決には「ほっとした」と素直に喜んだ。一方、「2度目の有罪判決」を受けたことについては「罪を犯そうと思ってやったわけじゃないが、結果として小沢さんが無罪になったことで、判決は良しとしなければ」と言い聞かせるように話した。

 ◇控訴、指定弁護士側「これから検討」

 控訴について、指定弁護士側は「これから検討したい」とし、通常の刑事裁判と同様に2週間以内に控訴できる。初の強制起訴裁判となった那覇地裁の無罪判決(3月)でも指定弁護士が控訴した。ただ、検察審査会法は指定弁護士の職務について「公訴を提起し、公訴の維持をするため検察官の職務を行う」と定めるだけで、控訴審の指定弁護士の人選などについて規定はない。制度づくりに関わった法務省幹部も「明確には言えない」という。

 一方、指定弁護士の報酬は政令が「審級ごとに19万~120万円」と定めており、1審、2審、上告審でそれぞれ120万円を上限に支払われる。【坂本高志】

【西田昌司】小沢一郎裁判、「無罪」判決は「無実」に非ず[桜H24/4/26]



☆ もう民主党に用はない!! 小沢は引退せよ。もうたくさんだ!!!  (ベッラ)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伝説の名演、ベッリーニ「ノルマ」三重唱~1955 Scala Callas Simionato Del Monaco

2012年04月27日 | オペラ
Norma 1955 Scala Callas Simionato Del Monaco: P醇Prfido! or Basti ESTEREO PERFECT SOUND


1955年、スカラ座でのベッリーニ「ノルマ」、伝説的な名演である。
尼僧でありながらローマ将軍のポリオーネの子を産み、秘かに育てているノルマ、一方ポリオーネは若く美しいアダルジーザに心を寄せ、ノルマへの愛は冷めている。アダルジーザはポリオーネがノルマを苦しめていることを知り、ポリオーネをあきらめ、拒否する。ポリオーネに激しい怒りを爆発させるノルマ・・・。

もちろんノルマを歌うのはマリア・カラス、この独特の音色、そして激しい気性をあらわす歌唱は魅力のかたまりである。
ポリオーネはマリオ・デル・モナコ、
そしてアダルジーザはメッツオの女王、ジュリエッタ・シミオナートである。

この炎のような見事な三重唱に聴衆は圧倒され狂喜の拍手と歓声で応える。

これも強烈な音楽なので、ティータイムには向かないけれど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする